Re: このごろな本たち 4

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12806. Re: このごろな本たち 4

お名前: オシツオサレツ
投稿日: 2004/7/9(00:18)

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みちるさん、こんばんは。

暑いですねって、言いたくないけど、暑いですね。
あいかわらずのご快読の様子拝見しにきました〜。
なんかあらたまってしまいましたが、実は、未読本消化月間中、禁アマゾン中につき
ついうっかり「おもしろそ、、」なんて思わないように、苦労しながら読みました。
でも、やっぱりおもしろそうなのがあるのよね。。。そしてつぼを心得てらっしゃるし、、。

〉☆☆☆絵本☆☆☆
〉Arnold Lobel「Grasshopper on the Road」★★★★
〉ごーいんぐまいうぇいなキリギリス君がかっこいい。

うん、かっこいいのね。

〉Brian Wildsmith「What the Moon Saw」★★★★
〉太陽が月に見せる世界。色鮮やかなのだけど、どこかさびしい絵本。

おもしろそう、、。

〉Chalotte Zoltow+Hilary Knight「When I have a Little Girl」★★★★
〉お母さんが、女の子に話すお話。小さい頃はどんなだった?

〉Chris Van Allsburg「The Polar Express」★★★★★
〉クリスマスには是非読みたいクリスマス絵本。

これ、村上春樹の訳ででてますね。
そして映画になりますね、アニメで。たしか声の出演トム・ハンクス。

〉Cynthia Benjamin+Jacqueline Rogers「Footprints in the Snow」★★★★
〉冬が舞台なのだけど、なんとなくあったかい物語。

こころひかれるタイトル。

〉David Shannon「No, David!」★★★★★!!
〉男の子が、お母さんに怒られてばかりなんだけど。これはたまりません!特に最後。

ぜひぜひ3作ともお読みください。どれも面白かったよ。

〉Dr. Seuss「Yertle the Turtle and other stories」★★★☆
〉Dr. Seuss「Thidwick the Big-Headed Moose」★★★☆
〉上のは、カメの王様、鳥のしっぽの数、うさぎのみみ・くまのはな・むしのめの三話。
〉下のはつのを奪われた?ムースの話。ちょっと怖いかも。

Dr. Seuss、なんだか絵がへんてこだけど、おもしろいね。

〉Else Holmelund?Minarik+Maurice Sendak「A Kiss for Little Bear」★★★★★
〉Else Holmelund?Minarik+Maurice Sendak「Little Bear's Visit」★★★★☆
〉Else Holmelund?Minarik+Maurice Sendak「Little Bear」★★★★☆
〉リトルベアを主人公としたシリーズ。どれもいいんだけど、一番上のおばあちゃんからの
〉キスのリレーの話が特によかった。

そうそう。これ上から二つ目のもってないわ。
Father Bear Comes Homeも面白かったような記憶が、、。

〉Gene Zior+Margaret Bloy Graham「Harry by the Sea」★★★★★
〉Gene Zior+Margaret Bloy Graham「Harry the Dirty Dog」★★★★★
〉Gene Zior+Margaret Bloy Graham「No Roses for Harry」★★★★★
〉犬のハリーの物語。単純なんだけど、お茶目な感じがとっても素敵。

Harry the Dirty Dogの最後のハリーが寝ているところがかわいかったような記憶が、、。
読み直そっと。

〉Kate Greenway「A Apple Pie」★★★★★
〉ABCの絵本。Kate Greenwayの絵がきれいで素敵〜。クラシカルで繊細な絵。

Kate Greenwayの絵は私も好き。集めたくなりそうで、危険。。

〉Kwong Kuen Shan「The Cat and The Tao」★★★★
〉絵本というよりは画文集。中国の名言ことわざと水墨画からなっている。
〉じっくりと読むと結構心にしみてくるね。

気になっている本。

〉Leah Komaiko+Laura Cornell「Earl's Too Cool for Me」★★★★☆
〉かっくいー男の子と、普通の男の子の話かと思ったら、最後には・・・。

ん、なんかこれも気になるね。

〉M. Sasek「This is New York」★★★★☆
〉これがニュー・ヨーク!という絵本。見ているだけでニュー・ヨーク気分になってくるからすごい。

いろんな都市がシリーズになっている絵本だよね。

〉Marcia Brown「Stone Soup」★★★★☆
〉スープが作れないときは・・・? 実は詐欺なのかもしれないけど、気持ちはいいものだよね。

これね、前から気になっているの。

〉Maurice Senduck「Outside over There」★★★★☆
〉ゴブリンたちが妹をさらっていってしまった・・・。センダックのしっかりとした重い絵で描かれた作品。
〉がんばるお姉ちゃんの物語かな。

これ、怖いよね〜。お母さんが一番こわいかもしれない。

〉Nancy Smiler Levinson+Carolyn Croll「Clara and the Bookwagon」★★★★
〉本が読みたい女の子の話。なんとなく、たくさんの本を持っているのが申し訳ないような
〉気がしたりして・・・。

そうそう、この子、本を読むのをお父さんに禁止されてるのよね。

〉Nick Bantock「Griffin & Sabine An Extraordinary Correspondence」★★★★★!!
〉絵はがきと封筒に入った手紙からなる不思議な書簡集。封筒から出して読めたりするのは、自分が
〉もらった手紙のようで、ちょっとドキドキします。かわいさとグロテスクさが入り交じったような絵はがき
〉が魅力的。(オシツさんには、かなりおすすめなのだけど・・・。あわない人はあわないかな?)
〉続編もあります。

ははは、みちるさんに好みバレバレ。いつもありがとうね〜。
(Julieさん、こんな所読んでるかな、ほったらかしでごめんね。
例の鼻はAmazon解禁次第読みますよ〜)
これは邦訳が河出書房新社から出てました。3部作なんすよ。
持っていたのですが、たしか売っちゃったと思う。。。
最後不思議な終わり方で。絵は繊細でシュールな感じで。
英語は結構難しいのでは?

これと同じように、手紙からなる絵本もありましたよね、
郵便屋さんがいろんなところに手紙を届けるんだけど。
Postmanなんとか、っていうの。
(せっかく友達に教えてもらったのにおぼえてないとは、、、)

〉Rieko Nakagawa+Yuriko Yamawaki「Guri and Gura's Playtime Book of Seasons」★★★★☆
〉ぐりとぐらの絵本の翻訳なのだけど、ぜんぜん翻訳という感じがしないんだよね。
〉とても自然な感じの英語のようで、気持ちよく読める。

なんか、最初から英語ででてたような感じなんだよね。

〉Ruth Krauss+Marc Mimont「The Happy Day」★★★★★
〉春の訪れの一日を描いた本。寒い寒い冬の日に読んだらほっこりしそうかな。

絵はNate the Greatの挿絵の人だね。
彼のはThe Stray Dog がおすすめです。
野良犬がある一家に拾われる、簡単にいうとそれだけの話ですが、子どもと犬がかわいくって!

〉☆☆☆児童書☆☆☆
〉Geronimo Stilton「Lost Treasure of The Emerald Eye」★★★☆
〉ネズミのGeronimoの冒険シリーズの一冊。字体なども色々使われているし、フルカラーの挿絵も
〉あって、遊び心たっぷりの作品。(でも、それがうるさいと思う人もいるかも・・・。)

このシリーズ、何冊も出てるみたいだね。イタリアでも出版されているので、
イタリア語の勉強を再開するときに買おうかな〜っと思ってます。

〉Jasmine Jones「Lizzie McGuire : Picture This」★★★☆
〉テレビシリーズのノベライズ。基本的にはティーンの女の子ものなのだけど、テレビ場面でそうなって
〉いるからか、弟の場面が交互に挟まっていて、ちょっと場面があわただしいかも。
〉女の子だけ、男の子だけの物語だったらよかったのになぁ・・・。

これは、確かケーブルテレビのディズニーチャンネルで放映されていて、
一度見たことがあります。うん、たしかに慌ただしかった。
ビデオにとっておいて見たら英語の勉強になるな〜とは思ったんだけど、
あんまり興味わかなくってなー。

〉Jean Van Leeuwen「Hannah of Fairfield」★★★★
〉アメリカ独立戦争の頃の女の子の物語。割とシリアスなものになっているのだけど、当時の様子が
〉伝わってくるのがいいなと思う作品。

なんかよさげ、、。

〉Judy Katschke「The New Adventures of Mary-Kate & Ashley : The Case of The Summer Camp Caper」★★★★
〉オルソン姉妹出演のドラマのノベライズ。双子の探偵ものになっているのだけど、これは
〉易しめの探偵ものとしてもっと読まれてもいいんじゃないかなと思うくらい面白かった。。

Full Houseのミッシェルをやっていた子でしたっけ。

〉K. H. McMullan「Dragon Slayers' Academy1」★★★★
〉ドラゴン退治の学校を舞台としたシリーズものの一冊目。三、四巻は読んだことがあったのだけど、
〉やっぱり、始まりは読んでおくべきだね。これは面白かった。

やっと二巻が手に入りました。続きはおっぽってますが、また読みます。

〉Marjorie Weinman Sharmat+Mitchell Sharmat「Nate The Great San Francisco Detective」★★★★
〉Nateシリーズの一冊。これを読んでしまったら、もう未読本はないはず・・・。ちょっぴりさびしいかな。
〉Nateって、名探偵だけど、女性にはちょっと弱い??

シリーズ終わってしまったの?
今、ゆっくり2回目を楽しんでいるところなの。
気に入ると急いで読むのが、もったいないって思ってしまうのよ。

〉Richaed Peck「A Year Down Yonder」★★★★★!!
〉女の子が、おばあちゃんちにいく話なのだけど、このおばあちゃんがすごいというか
〉かっこいいというか。とても、印象に残る話。

え〜っとこの前作を持っていたのですが、この前本棚を整理した時に後ろ側にまわしちゃって、
書名が見えない。。

〉Valerie Tripp「The American Girls Collection : Felicity Learns A Lesson」★★★★★
〉アメリカ独立戦争の少し前の時代。一人の少女を描いたシリーズ三作目。お茶目で凛としたフェリシティ。
〉イギリス婦人から、マナーを学びながらも、父の行為を見たフェリシティは・・・。
〉この女の子、ほんと魅力的なので、シリーズ全作読みたいなと思う。

気になっているシリーズです。

〉☆☆☆Comic☆☆☆
〉Charles M. Schulz「The Complete PEANUTS 1950-1952」★★★★★
〉12年間買い続けるの??とも思いつつ、それでもやっぱり買ってしまいますよね。
〉スヌーピーのコンプリ本。初期の頃、絵が全然違うのだけど、こっちの方が好みかも。
〉電車の中では読めませんが、大満足なボリューム。かわいさ。次も買うぞー!
〉毎日、ちょっとずつ読むのが楽しいです。

おお、いいな〜。どっちかというと、軽い本が好きだから、どうしようかとおもっているんだけど、やっぱり欲しくなるな〜。Tin Tinとどちらを先にしようか。
その前に未読を片付けないとね。

〉☆☆☆一般書☆☆☆
〉Anthony Horowitz「A Diamond Brothers Story : The French Confection」★★★★☆
〉フランス旅行が当たったと思ったら・・・。ちょっと間抜けな探偵ものなのかな? ポップでとても楽しい
〉のりで面白かった。シリーズものみたいなので他のも読んでみたいかな。
〉(一般書として読んでいたのだけど、児童書扱いのよう。。でも、児童書が苦手でコメディタッチの
〉どたばた探偵ものがお好きという方にはいいんじゃないかなーと思います。)

児童書が苦手で、コメディタッチのどたばた探偵ものが好き、、。
私その人物像にかなり近いです。
Anthony Horowitzは少年スパイアレックスの人だね。
これもメモメモ、、。

ということで、ここまでいつものように、かなり記憶喪失、鳥頭満開な感想をつけてしまい、
反省しつつ、みちるさんがすきそうかなと思う本があるので、ちょっと紹介。
お詫びになるかどうか。
Daniel Pennac の Better than Life ってんですが、
この本の中に The Reader's Bill of Rights というのがあって、10条あるんだけど、
1.The Right to Not Read
2.The Right to Skip Pages
3.The Right to Not Finish a Book
4.The Right to Re-read
5.The Right to Read Anything
6.The Right to Escapism
7.The Right to Read Anywhere
8.The Right to Browse
9.The Right to Read Out Loud
10.The Right to Not Defend Your Tastes
(「このとおりにしろ」とかいうのではなく、これは面白いので書いてみただけ。
邦訳を読んだんですが、例によって売ってしまったので手元になくて、
どうも品切れなようなので買えなくってしょうがないので英訳を買ってみたの、
で読めてないの)

実はこの本の邦題がふるっておりまして、
それをこの間やっとおもいだしたのだった。これを言いたかった。
『奔放な読書』。
うまいタイトルだな〜っと思って。
みちるさんもひきつづき、奔放な読書を!


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▼返答


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