[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 14976 // 時刻: 2024/12/24(12:39)]
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お名前: ako
投稿日: 2004/7/2(03:05)
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杏樹さん、こんにちは。
お会いすることない予定だった広場で、akoです。
〉ちょっと話が広がりすぎたかもしれませんね。
〉でも日本どころか海外でまで多読している人がいるんですから、それぞれ環境が違って当然です。
それだけ、SSSが大きくなった、認知されてきた、ということかもしれないですね。
それは、実にいいことだと思います。
〉三原順の「はみだしっ子」シリーズの「奴らが消えた夜」
〉「『君にはわからない』…そう言われても、親を殺すわけには行かないよね」
あの作品は、本当に一世を風靡しましたよね〜
今、聞いても、リアルなセリフ。すごいですね。
しか〜〜し、三原順もすごいけど、このセリフ、この場面を思い出したという杏樹さんの、的確さのほうが、akoには瞠目。
現実の出来事に、ぴたっと思い当たる場面を思い出して、冷静に考えることができる人って素晴らしい!
これぞ、akoには理想の読書家です。
〉私はお芝居やミュージカルが好きですけれど、大阪と東京では上演される作品が圧倒的に違います。見たいー、でも東京でしかやってないー、ということがよくあります。見たかったら旅費を費して行くしかありません。
〉神田の古書街はこれまた圧倒的に広くてたくさんの書店がありますが、やっぱりなかなか行けません。
〉美術展も東京限定のものがあるんですよね。
旅費をかけてでも見に来る人の情熱。
これは、芸術家の創造のエネルギーにも似た、素晴らしい衝動だと思っています。
条件の不均衡というものが、創造のエネルギーや芸術的衝動を高めるという点は、
文化興隆の全体からみれば、肯定的にとらえてもいい面があると思っています。
それに東京人も、何でも手に入るわけじゃないし。
むしろ、地球規模で考えれば、東京も一種の辺境かもしれません。
ako個人としては、アコガレの歴史関係の大学と尊敬する先生は京都関係ですが、
一度もご縁がありません…。
〉地域差があって当然なんです。ですから必要以上に引け目を感じたりしないで、ただ自分は恵まれた環境にいる、ということだけ頭の片隅にしまっておいて、自分の環境が必ずしも他人にとって「当然」ではないのだということがわかっていればいいと思うのです。
洋書絵本を読んでおりますと、主人公が、自分の今いる場所が嫌いで、
次々と旅をして、羨ましいと思っているところへ行くけれど、
最後は、自分が元いた場所が一番だった、という話がとても多いです。
自分探し、自己肯定、生きる哲学、というものにつながると思いながら読んでいますが、
日本国内で、今、自分は、どういう場所で暮らしているのか、ということを考えるにあたり、多読の洋書絵本の内容が濃密に結びついて、とてもいい読書ができていると感じています。
私は、読書と現実が常にリンクしてしまう傾向があるようです。
(ていうか、あらゆる経験をこやしにする、という貪欲な人間なんですね、きっと。)
〉akoさん、大阪でいろいろオモロイお土産みつけたんですね〜。
〉タイガースグッズとか、大阪弁キティとか、「何考えとんねん」みたいな商品、あるんですよね〜。
「どこでもドラえもん大阪タオルハンカチ」、こーてきましたよってに、
ほんまかいな、なんでやねん、めっちゃ安! 等が書いてありまっせ〜
ほんまに大阪はおもろい街でんなー
梅田花月が満席やったのは、ほんまに残念やったでー
ウィンブルドンテニス見ながらのakoでした。
(↑、ロンドンから近い素敵な街です〜)
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