Re:多読通信第35号:「絵本300冊で10万語!」 …張本人です

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 14976 // 時刻: 2024/11/2(09:24)]

管理用 HELP LOGIN    :    :


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

12536. Re:多読通信第35号:「絵本300冊で10万語!」 …張本人です

お名前: ako
投稿日: 2004/6/28(16:03)

------------------------------

appleさん、
ここは、その本人がレスをするのが仁義と思い、投稿させていただきます。
イベント広場にて、かのんさんへ同様の内容を投稿していますが、
改めて、特選投稿にしていただいいた事につき、コトの重大性を鑑み、
同通信35号を読んでの、私自身の感想をお伝えします。

〉>    「絵本300冊で10万語!」はブッククラブから生まれた (マリコ)
〉> ───────────────────────────────────
〉>  最近、新宿ブッククラブの会員で絵本300冊で10万語を読んだ方の報告
〉> がありました。

犯人は私です。

〉>  掲載に反対組の理由は、
〉>   (1)300冊の絵本というと約18万円もの費用がかかるため、だれにで
〉>    もできることではないので参考にならない。
〉>   (2)むしろ近くにブッククラブがある人に対してうらやましい気持ちがつ
〉>    のるだけになるかもしれない。

私は、今回、大分オフに行くまでは、新宿に集うタドキストさん達「しか」見てこなかったので、むしろ、皆が読んでいる本の話題に早く追いつきたいという一心、実に単純な動機で、ブッククラブに通ってました。通っています。

でも、「新宿しか知らない」ということが、実はものすごく贅沢で恵まれた状況にあることを、大分や名古屋の方々とお会いして、初めて知ることができました。
都会暮らしの人間の、無神経な投稿であったと思います。
「便利」というものがもたらすものの恐ろしさを、痛感しています。

〉> 現在のタドキストはほとんどが自費購入派です。仲間と貸し借りをしたり、used book shopで購入しても、絵本300冊にはとうていかなわないでしょう。

ごめんなさい。自分だけ「いい思い」してます。
(新宿にラクに通える方は、皆、同様に「いい思い」しているとは思いますが…)

〉>  公共の図書館に多読に適したやさしい絵本がたくさんあれば、どんなにいい
〉> でしょう。それよりも、SSS多読が効果的に進められる蔵書をたくさんそろえた
〉> ブッククラブが近くにあったら、どんなに便利でどんなに楽しいことでしょう。

公共図書館の洋書蔵書や、ブッククラブ的な環境さえあれば、今回の私のような読書履歴を、誰もが体験できるんだ、という、いい意味での事例と見なしていただければありがたいです。

〉> やさしい本を入手するのに苦労してきた、ベテランタドキスト
〉> の協力が必要だと思います。会費制のブッククラブを立ち上げるにしても、
〉> SSS多読の効果を実感している主催者の情熱があってこそ、成り立って行くも
〉> のだろうと思います。

今回の私の投稿をお読みになり、コイツ、ずるい、憎らしい!と思われた方こそ、その憎悪と怒りのエネルギーを、上記マリコさんが仰るような情熱へと昇華していただければ嬉しく思います。
私の報告が、そういう形でSSS全体へ貢献できるとしたら、私自身は誰から恨まれようとかまいません。
私個人は、新宿に行く際は、防弾チョッキを着用しようか検討中でありますが…。

しかし、私は、これからも、どのように妬まれようと、石投げられようと、
私は私で、貪欲にブッククラブを活用し、自分の英語多読を進めて英語力をつけていこうと思っています。

世の中は、まだまだ辞書を引かずに英語をやることや、幼児向け絵本、児童書の洋書を、バカにしている「自称」英語有段者がたくさんいます。
国際問題や時事問題を読めること「だけ」が偉いと思っている日本人英語学習者はたくさんいるんです。私の周囲にもいます。よほどこちらの方で、不愉快な思いをしています。(あのやろー、覚えとけー)

しかし、cuddle も waggy も知らない「自称」英語有段者が、いくら国際問題の記事をすらすら読めたからと言って、そんなに日本人の中で威張れるのか、疑問です。
(SSSを少し離れますが、そもそも、日本人同士が英語力の差(英語力の差という概念自体、実体はあいまいなのに)で、互いに序列をつけあって、優劣意識にとらわれること自体、社会心理学的に言って国民性に関わる重大問題だと思っています。それもこれも根源は植民地問題にあるのではないかと、…しまった。これは世界史クラブのテーマか…やばい…こんなとこで… どなたもご反応なさいませんように…)

私個人は、国際問題や経済問題は大好きなジャンルです。(英語でまだ読めないのがくやしい…和書でなら…あれだって、あれだって読んだわい……ううう)
ですから、SSS式で実際に英語力をあげ、SSS式を評価しない英語学習者の世界に、SSS式の価値を認知させるぐらいの実力者になりたいと切望しています。(ちょっと大風呂敷… いや、かなり大風呂敷… (^^;;;) いいのかここまで言ってしまって…、一応、気持ちということで… 翁家さん、ご一緒に勉強つきあってね…、一人じゃできないの、ako…^^;;)

ここで単に「多読」とは言わず、「SSS式」と書いている点に私の意図を汲んでいただければ幸いです。

私はまだSSSには新人だから言えるのかもしれませんが、SSSに集う方々には、SSSの外を見て欲しいと思います。
SSS式の良さを理解している人間どうし、皆様のご賢察を信じます。

-------------
以下は、apple さんへ

〉 apple@購入派,です。
〉私自身,家の近くには図書館があり,洋書絵本もありますが,図書館の開館時間には帰れ
〉ません。平日に返すときはいつもポストに入れています。近くにあっ
〉て,かつ土日両方開館していないと,きついなというのが実感です。
〉 そうして「家庭内ブッククラブ化(=ようは洋書の増殖)」が進
〉み,ひとりで読んでいるだけではもったいないなぁという気持ちが
〉起きます。実際に知り合いのタドキストと見せっこをしたりという
〉のはありますが,そう頻繁ではありません。

やさしい洋書を入手するのが、いかに大変なことか、ということを、私は知りませんでした。
ブッククラブの存在があることを前提でSSSに入った者は、すでに敷いていただいたレールの上を歩むだけでいい、という、この幸せに感謝すべきであるということを、ブッククラブで出会う人々に伝えていこうと思います。
これは、私に課せられた責任であると認識しています。

〉一方,英会話スクールに行っ
〉て洋書が読めるかというとこれまた疑問。

上記の多読通信の件とは離れますが、非常に同意です。
私はスクール経験ありますが、洋書は読めません。
だから今、ブッククラブでレベルゼロから洋書を読んでいるわけです。


▲返答元

▼返答


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.