父と私 (ちょっと、長文)

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12376. 父と私 (ちょっと、長文)

お名前: 寝太郎
投稿日: 2004/6/20(15:27)

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みなさん、こんにちは。寝太郎です。

 そう、あれは去年の8月ぐらいだったかな。
 空港の待合い室で、父が洋書を読んでいるのを見たのは。
 ふつうの洋書じゃ無いんだ。なんか、四角い升目が一杯、
 書いてあって。「ええ、英語のクロスワード?」って、
 寝太郎は驚いたのだけど、よくよく見ると「チェス」の本だった。
 だから、2度びっくり!!

 寝太郎は隣に座って、PGR2を読み始めたのさ。対抗意識ちょっとあり。
 それを見ていた父が言うに、
 「おまえも英語の本を読むのか?」
 「うん、簡単な物ならね。」
 その場の会話は、搭乗アナウンスによって、終わってしまった。

 その晩、温泉の脱衣所で、父に言われる。
 「最近英語の勉強しているっていっていたけど、あれがそうか」
 「うん、簡単な語彙数を少なくしてある本を沢山読むのさ」
 「そんなんで、勉強になるのか?」
 「わからん。でも結構長く続いているから、もっと続けてみようとおもう」
 「そうか・・・。」

 私は独立して、親と別居しているので、普段会話がない。
 あっても、電話ぐらいである。
 そんなある日の電話での会話。
 「毎晩なにやってんだ、テレビでも見ているのか」
 「いいや、テレビはニュースとサッカーだけで、後は消してる」
 「じゃぁ、ネットか。」
 「うん、それもあるけど、英語の本を読んでる。」
 「まだ続いてるのか。」
 「うん楽しいからね。簡単な本だし。」

 場所は変わって、名古屋オフ会にて。
 「うちの親父、英語のチェスの本読んでいるんだ」
 「へ〜え、すごいやないの、多読勧めてみたら?」
 「いやぁ、うちの家系、物事長続きしないからさぁ無理だよ。」
 と、言いつつも自分が一年近く続いてることに驚く。

 話は変わるが、免許とって5年ぶりに自家用車を購入。
 最初のロングドライブは実家往復だ。
 
 何回か往復したかな、そんなある日ふと作戦を思い立つ。
 パンダ本とGRのレベル0と1をamazonの空き箱放り込み、
 おみやげ代わりとする。

 「この、パンダの絵がついた本の通りにやってみて。」
 「ほう、そうか。そうやって何冊も読むのだな。」
 なるほど、父は前から興味が有ったらしい。

 
 
 こうして、私の父はタドキストになりつつあります。
 酒井先生の快読も、読んでるみたいだし。

 ちなみに、今週10万語を通過したそうです。
 (自分では報告しないでしょうから・・・)
 
 
 
 よし!次は母だな!ORTそろえて上げないといかん。

 
 
親父、読んでいたらゴメン。勝手に投稿しちゃった


▼返答


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