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お名前: 杏樹
投稿日: 2004/4/27(00:56)
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こんにちは。「目が悪い」歴の長い杏樹です。
初めてめがねを作ったのは小学校1年でした。私の場合は近視に乱視。
それ以来いろいろ苦労しました。小学校のときからのかかりつけ眼科医があって、ずっとそこに通っています。
で、近視の場合。
視力の矯正に関してはコンタクトレンズの方が有効です。
人間の目には透明な水晶体というレンズがあって、その周りの筋肉の動きでこの水晶体が伸縮して焦点を合わせます。水晶体が伸びると遠くが見え、縮むと近くが見えます。
水晶体が伸縮しても焦点が合わない状態が近視もしくは遠視です。眼鏡をかければこの焦点が合うようになります。しかしどこに焦点を合わせるかが問題。近視の場合、遠くに合わせると、近くを見るときにさらに水晶体を縮めることになります。そうなると近視がさらに進む状態になります。度の強い眼鏡をかけると、近くを見るときに水晶体への負担が大きくなり目が疲れます。コンタクトだとその負担が軽くなり、度も進みにくくなるそうです。
また、近視の度が強すぎて眼鏡が強いものなるほど(いわゆる牛乳ビンの底)、物が実際より小さく見えるようになっていきます。コンタクトではほぼ実物大のまま見えます。視力の矯正にはコンタクトの方が有効なんです。
ただ、コンタクトは視力に負担がかからない代わりに、長時間はめていると目そのものの健康に悪いですし、こまめに手入れをしなくてはなりません。ソフトレンズや酸素透過性ハードなら目に対する負担は大きくはありませんが。また、使い捨てレンズもありますし、これなら手入れは簡単。
私はコンタクトで1.0、眼鏡で0.5ぐらい。外出するときはコンタクトで、家にいるときは眼鏡です。狭い家ではそんなに遠くを見る必要がないので、テレビで映画の字幕を見るのに困らない程度の視力でいいですから、眼鏡はゆるめにしてあります。
コンタクトも眼鏡も眼科医できちんと処方してもらうことをお勧めします。その際、どの程度の見え方が必要なのかも伝えること。特に眼鏡を作るときは、私は上記のような事情を話して度の強くないものを、と言って粘り強く度数を調整してもらいました。コンタクトでもそうです。どの程度見えているか、確認しながら「これぐらい」という希望を伝えて調整してもらいました。また、定期検診もしています。
もし目が疲れるならコンタクトや眼鏡の度が合っていないのかもしれません。こりんごさんの場合、眼鏡を使い分けることで目に対する負担が減ったんでしょう。
***さて、ここからは目に悩むすべての皆様へ。***
老眼の進み具合まではコントロールできませんが、目が疲れないよう、負担をかけないようにするだけで、かなり楽になります。そのためには「リラクゼーション」を実行することをお勧めします。
いちばん簡単な方法です。
まず「腹式呼吸」を覚えましょう。普通の呼吸では息を吸うと胸が膨らんで、おなかか引っ込みます。息を吐くときはその逆です。息を吸ったときにおなかに息を吸い込むようイメージしておなかが膨らむようにします。
もしそれができないなら、まず横になります。寝ているときには呼吸が自然に腹式呼吸になります。自然に呼吸しながらおなかに手を当ててください。腹式呼吸になっているはずです。その感覚を覚えて、起き上がって同じように呼吸してみてください。
腹式呼吸ができたら…。
背もたれのあるいすに座ります。背中をまっすぐにして、背もたれに背中がつくようにしてください。目を閉じてゆっくりと腹式呼吸をします。ゆっくりと深く、です。息は鼻から吸い、口から吐きます。その時、息を吸いながら全身ギュっと力を入れます。こぶしを握り締めるのもいいでしょう。そして吐きながらゆるめます。ゆっくり吸いながら力を入れ、ゆっくり吐きながら力を抜きます。これを繰り返します。
特に疲れたりこっている部分があれば、そこに意識を集中して、吸いながら力を入れ、吐きながら力を抜く、を繰り返します。
回数は適当に好きなところで。
これを毎日好きな時間に繰り返します。少しでいいですから、毎日。パソコンで疲れたときの息抜きなどにも。
そうすると、だんだん力を入れたり抜いたりする感覚がわかってきます。そうすれば、疲れたときに「力を抜こう」と思っただけで力が抜けてリラックスできるようになります。
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