[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 14976 // 時刻: 2024/12/29(17:37)]
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お名前: 久子
投稿日: 2004/4/12(21:59)
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れなさん こんばんは
久子です
〉電子レンジが壊れたりしていて、まあ、めちゃくちゃな毎日を送ってました(笑)。
〉何が大変って、電子レンジが壊れる程恐ろしいことは滅多にないですね。
〉真夏に冷蔵庫が突然お亡くなりになった時以来の恐怖体験だったかも。
〉私はごはんも電子レンジで炊く人なので、それはもう大変でした。あれ?
〉何を語ってるのかしら私?
真夏に冷蔵庫が突然お亡くなり これ昨夏経験しました(T_T)
約一週間コンビにが冷蔵庫で暮らすはめに..... そしてその最中に
電子レンジも後を追うようにお亡くなりになってしまうという悲劇....
それはもう大変でした。
〉まず、最初に、質問をひとつ。
〉「皆さんの思考は、言語化されてますか?」
普通の状態だと言語化されています。いちいち頭の中でほとんどすべて言葉に
しているようです。子供のときに、頭の中で渦を巻く言葉を止めようとしても
どうしても止められないのを不思議に思ってました。
言語化されていないときというのは、ぼーっとしているときと真剣に何か
考えているときです。この2つに共通しているのは、周囲とのつながりを
断ち切って自分だけの世界に入り込んでいるということです。
私は読みかけの本や読み終わった本について、あれこれ結構真剣に考える
のが好きです。多読を続けているうちに英語で読んだ本について考えている
ときに、何かのきっかけで外から情報が入ってくる 例えは 視線の先の
ネコに気が付くと cat come here you are very cute といった感じで
自分の考えが突如言語化されます。
多読を始める前なら、ネコちゃん こっちおいで かわいいねー と浮かん
でいたんだと思うのです。
〉というわけで、やってみました。
〉私の「英語で考える」実験です。
〉この実験をすることは、私自身の本の読み方を詳細に検証することにもなった
〉みたいです。また色々と考えるネタを発見しました(笑)。
〉
〉方法は簡単。
〉道を歩いてるときとか、まあ、色々と考え事をするときに、そのまま言語を
〉英語に切り替えるだけです。何も考えるネタがないときには、これも、日本語で
〉考える修行を積んでいた時に使った方法ですが、その時点で視界に入ってくる物を
〉順次詳細に感想をつけて描写していきます。英語だと、「詳細に」って言うわけには
〉なかなかいかないですけどね(笑)。
〉と、これを全部、振り出しから英語でやるんです。日本語で考えたことを英語に
〉直すのではなく、思考として切り出すときから英語。
〉真面目に考えてみると、結構大変?
この実験と同じ事を、中学のころから時々やっていました。中学生では本当に
英語の蓄積が少なくて、ほとんどの時間 What is this name? I don't Know.
か、物の名前が単発で出てくるばかりでした。結構これが面白くて時々やって
いたのですが、やはりというか多読を始めてから飛躍的に英語が出てくるように
なりました。まあ、その英語が正しいかどうかは怪しいのですが、多少は繋がっ
て出てきます。
〉でも、結論から言うと、できました。
〉それが英語で考えていることになるのかどうかはよくわからないですが、頭の中
〉に展開する文章を最初から英語にしていくことは可能です。見た物に最初から
〉英語で反応するのも可能。
〉やっていると、大昔(笑)、洋書を読み始めたばかりの頃にいつも感じでいた
〉「脳みそがぐるぐる高速回転する感じ」が戻ってきていました。ちょっとした頭痛
〉と、圧迫感があります。でも、これは、おなじみのものなので、逆に、「ああ、
〉ちゃんと英語回路につながろうとしてるんだ」という安心感も(笑)。
キャリアが長いためか、「脳みそがぐるぐる高速回転する感じ」はありません。
普通に英語が出てきます。
〉それから、やってみて気がついたこと。
〉1.単語は活用形、熟語は熟語の形でひとつながりで出てくる
〉 この件は、以前にもどなたかが報告してらっしゃいましたよね。なんだか、
〉単語が単独で活用もせずに出てくることってほとんどないです(笑)。名詞だって
〉形容詞を伴ってたりしますよ。しかも、意味わかってなかったり(爆)。
〉本に書かれていることって過去形が多くなるので、「現在形を呼び出す」ことが
〉今後の課題かも。
そうそう 私もそんな感じです。多読を始めてから飛躍的に言葉が繋がったのは
熟語がでひとつながりで出てくるようになったからのような気がします。
過去形、現在形については、あまり自分がわかっていないのでどっちが
出てきたのかわからないのですが、現在進行形や完了形っぽいことが多いです。
〉2.やってるときは「完全英語モード」
〉 日本語は介在しません。本を読んでいる時と同じです。慣れてくるとなんとなく
〉二重思考になっていたりはしますが、それも、日本語で出てきたことを即英語化
〉することにはならない模様。これは、次の3で説明することとも関係します。
日本語は介在していないと思います。ゆえに本当に単純な幼児のお喋りみたい
な英語になっています。
〉3.英語と日本語では、できあがる文章の内容が異なる
〉 個人的には、これが一番面白くて、これからつっこんでいきたい(?)
〉テーマです。
〉その日によって、その時間によって、英語で考えるか日本語で考えるかを選択する
〉ことになった私は、結果的に、「同じことに別の言語で切り込んでいく」ことに
〉なりました。で、やってみると、結論は変わらなくても表現形式、というか、
〉強調される部分とかが違うんですね。もちろん、私の英語はまだ全然幅が狭くて
〉表現が限られるっていうこともあるんですが、それ以前に、最初から論理の
〉持って行き方が違う感じがします。
〉確かに、日本語で「私は、」と言うときの「私」と、英語で「I〜」と言うときの
〉「I」って全然重さが違います。最初から文章の力点が違うみたいな感じ。
〉そこからそれだけ違ったら、まあ、全然違う文章になっても仕方ないかも、とは
〉思いますが、なるほどこれが日本語人と英語人の違いを生むのねー、とか
〉思っちゃったりします。って、そこまで本当に私が英語を使えてるのかどうかは
〉わかりませんが(汗)。
おぉ れなさんすごい! 言語によって思考の経路が変わるのですね。
ここいらは幼児の独り言レベルだとちょっとわかりません。
〉4.さすがの私も考えるときは「脳内音声」(爆)
私は日本語も斜め読みするときは無音ですが、普通は脳内音読なので
違和感ないです。しかも、もともと日本語でも「脳内音読」で思考を
言語化しているから気になりません。
これは個人差が大きいですね。
〉5.モード切替ができるということ
〉 ここまで読んでくださった方にはおわかりですよね。私は、ほぼ完全に、英語
〉モードと日本語モードを切り替えているみたいです。
〉これは、本を読むときも同じで、かなり早い時点から、私は英語の本を読むときは
〉完全に英語だけで読む習慣を身につけてました。カタカナ英語が出てくると日本語
〉モードに戻ってしまって大変、ということはあるわけですが、それも、ある意味、
〉完全なモード変更がかかっているから、と言えるのではないかと思います。
英語モード、日本語モードの切り替えはかなり以前から出来ていたような
気がします。我が家では私が小学生のころからFENを流しっぱなしにして
いました。当然英語はまったくわかりませんから、音を楽しむ感じです。
中学に入ってからほんの少し意味がわかるようになりましたが、高校生に
なっても中学時代とさして理解度は変わりませんでした。
かなり長い間FENを聞いていたので、FENを聴いているきは自然と英語モードに
なっていたようです。英語についてはあまり熱心に勉強した方ではありませんが
自然と英語に接していた時間が多かったようです。
このためなのか、私も、「日本語が崩壊する」とう感じはありません。
それぞれ、別々に頭の中に存在していて 周囲の状況によって自然に使い分けて
いるような感じ、でもおそらく両方同時には使えません。
〉はい。こんな感じでしたー。
〉色々あったので、最近はこの実験、怠けがちです。
〉さすがに真似する方はいらっしゃらないでしょうけれど(笑)、自分の中の
〉英語の蓄積が少ないと、ものすごくいらいらしますし、下手をすると自分に腹を
〉立てて終わりってこともあるかもしれませんので、試すときには軽い気持ちで
〉気長に(これって両立するものでしょうか?)やってみてくださいね。
実験お疲れ様でした。私は結構楽しんでやってますが、人によっては
辛い、イライラするかもしれませんね。
「久子 英語ではふたーちゅ」と開きなおれるお気楽な正確だからウン十年も
こんなことが続いているのかも....
〉以上、ご報告でした。読んでいただいてありがとうございました。
〉現在私は、現代物リベンジ中です。もう何冊か読んだら、またPBの広場に
〉ご紹介できるかなー、と思います。その節はよろしくお願いします。
〉昨日で"Click Here for Murder"を読み終わったので、次はどうするか考え中。
〉1冊ぐらいc読んじゃおうかなあ、とか(笑)。
〉では、皆様も楽しい読書を。
ファンタジーの紹介楽しみにしています。
れなさんも Happy Reading!
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