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お名前: アトム http://www1.tmtv.ne.jp/~soh/
投稿日: 2004/4/4(13:57)
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こんにちは、アトムです。
やっと最近ストレスなく絵本が読めるようになりました。
総語数が400万語をこえたせいなのか、絵本を400冊読んだせいなのか、
多読を始めて1年半以上たったせいなのか、その要因は不明ですが。
なにはともあれ気をよくしていた私の前に、ピーターラビット。
□ Beatrix Potter 著
■The Tale of Peter Rabbit レベル3 930語 ★★★★★
(邦訳:ピーターラビットのおはなし)
Peter Rabbitシリーズ1。ピーターがどうして服を失くしたかわかりました。絵もくっきりしていて好き。
ピーターを追いかけるMcGregorさんも好き。
■The Tale of Squirrel Nutkin レベル3 総語数1,200語 ★★★
(邦訳:りすのナトキンのおはなし)
Peter Rabbitシリーズ2。りすのNutkinのしっぽのお話。まったく困った奴です。
■The Tailor of Gloucester レベル4 総語数2,800語 ★★★
(邦訳:グロースターの仕たて屋)
Peter Rabbitシリーズ3。小人の靴屋みたいなお話。難しい。レベル5にしたいくらい。
■The Tale of Benjamin Bunny レベル3 総語数1,500語 ★★★★
(邦訳:ベンジャミンバニーのおはなし)
Peter Rabbitシリーズ4。ピーターのいとこのベンジャミンが出てくるお話です。
■The Tale of Two Bad Mice レベル3 総語数1,500語 ★★★★★
(邦訳:2ひきのわるいねずみのおはなし)
Peter Rabbitシリーズ5。2のねずみがお人形の家を荒らします。すっごくおかしい。
■The Tale of Mrs. Tiggy-Winkle レベル4 総語数1,300語 ★★★
(邦訳:ティギーおばさんのおはなし)
Peter Rabbitシリーズ6。これは意外と難しい。ハリネズミの洗濯おばさんのお話。絵は#1とは少し違う感じ。ぼやっとした感じかな。
■The Tale of Mr. Jeremy Fisher レベル4 760語 ★★★★
(邦訳:ジェレミー・フィッシャーどんのおはなし)
Peter Rabbitシリーズ7。カエルのJeremyさんが釣りにでかけました。恐ろしい目に会います。
■The Tale of Tom Kitten レベル3 総語数690語 ★★★★★
(邦訳:こねこのトムのおはなし)
Peter Rabbitシリーズ8。ここらへんはまだ読みやすい。猫のMrs. Tabitha Twitchitのところの3匹の子猫のお話。のんびりしたお話です。
私が読んだのは、手のひらサイズのもので、オリジナルなんとか、っていうシリーズでした。23冊です(たぶん)。まず最初の8冊。
同じ大きさで、オリジナルなんとかじゃないのもありましたけど、どう違うのか比べていないのでわかりません。
ピーターラビットは難しい...。絵本界のパディントンと呼ぼう。(?)
多読始めて50万語くらいのときに2冊読み、難しいのはわかったので今まで読まずにいたんだけど、
そろそろいいかと思って(いい気になっていたからね 笑)読んだらまだまだ難しかった。
それでもシリーズの最初の方は易しいです。
(グロースターの仕立て屋さんのお話は難しかったけど。)
このシリーズは順番に読んでいく方がいいかなー。
お話もつながっていくし、後になればなるほど難しくなるので慣れるためにも。
ま、ばらばらに読んでも差し支えないようですが。(私はばらばらに読んだ)
強いて言えば、ベンジャミンの話の前にピーターラビットの話を読んだ方がいいかも。
(私は逆に読んでしまった)
ピーターラビットですからね、
ついでに自然を慈しむというか、大事にする、畏敬の念をこめる、そんなお話を。
■ Owl Moon /John Schoenherr絵 レベル1 総語数540語 ★★★★★
(邦題:月夜のみみずく)
Jane Yolen作。とても静かでとても寒い絵本です。
口笛を吹いてふくろうを呼ぶのね。静寂と緊張が伝わってきます。足も冷たくなりそうです。
絵が素敵。文章は、この語数の絵本の中では読みやすいです。
Jane Yolenさんって、前に“その6”で紹介した
クーニーさんの『みずうみにきえたむら(Letting Swift River Go)』のTextを書いた人なのね。
■ Northern Lullaby /Leo and Diana Dillon絵 レベル1 総語数140語 ★★★★★
(邦題:不明)
Nancy White Carlstom作。著者はアラスカに住んでこのお話を思いついたんですって。
冬のアラスカが舞台です。
いわゆるおやすみなさいの本でなので内容は簡単なんだけど、
自然に対する思いがこんなに伝わってくる本はそうそうないです。
ああ、自然に守られているんだーという優しく懐かしい感じがします。自然は家族なんです。
エアブラシと水彩で描かれた絵も素敵です。
■ Christmas at Long Pond /Lindsay Barrett George絵 レベル4 総語数730語 ★★★★
(邦題:不明)
William T. George作。
クリスマスツリーを取りに行く話なので、そういう意味ではクリスマス本なのですが、
クリスマスというのはおまけみたいなものです。
これは自然と隣りあわせの生活をそのまま絵本にした、って感じです。
お父さんが子供と歩きながら自然のいとなみについて教えるの。それが生活の一部になっているのね。
お話が始まってすぐ、森(林か?)の夜明けのシーンがありますが、写真かと思いました。
絵本にでてくる親子、どうも著者とその息子みたいです。
本の後ろに著者の家族の写真が載っているんだけど絵とそっくりなの。
このat Long Pondシリーズはまだ何冊かあるようです。
■ Owl Babies /Patric Benson レベル1 総語数300語 ★★★★★
(邦題:よるのおるすばん)
Martin Waddell作。ふくろうの赤ちゃんの様子が
かわいくてかわいくてかわいくてほおずりしたいー!ふわふわですごくかわいいー!
ところでところで、Patric Bensonさんといえばこれ。
■ The Minpins レベル4 総語数6,500語 ★★★★★
(邦題:ふしぎの森のミンピン)
なんと、Roald Dahl作です。森へ探検に出かける男の子。そこで出会ったのはちっちゃなミンピン。
見開きいっぱいに描かれた絵が迫力あります。
ダールがこんなお話を書くとは!
ダール苦手の私ですが、少し見直しました。あおむしさん、ありがとう!
4月はみなさんお忙しいと思いますが、読んでくださってありがとうございました。
あ、クマシリーズの紹介できなかった。
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