[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 14976 // 時刻: 2024/11/1(19:19)]
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お名前: sakigoro
投稿日: 2004/3/14(11:47)
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のりさん、はじめまして。 sakigoro@脳内音読派であります。
のりさんがお悩みの問題は、過去にも何度かこの掲示板で提起され、意見交換が行われたことがあり、私よりもどなたからか、もっと的確なアドバイスが期待できると思うのですが、とりあえず、
自分の思うことを書いてみますね。
私は、実際に口やノドを震わしたりしているのでない限り、脳内音読は読書スピードの妨げになるものではなく、
逆に脳内で音が響くことで、リスニング能力のアップやなんかにも効果が期待できるので、
むしろ積極的にやるべしと思ってます。
第一、登場人物の声やなんかが脳内に響いたほうが、読んでても楽しい。
おそらく、脳内音読を排除しなければならなくなるのは、500w.p.m.以上のスピードで行う、本当の「速読」を目指す場合だけじゃないかと思ってます。
英語ネイティブのために、速読の仕方をネット上で説明したのを読んだことがありますが、
明確に脳内音読はやめましょうと書いてありました。
だけど、このサイトの説明では、200w.p.m.のスピードでは、Poor Readerであり、目指すスピードは最低限、500w.p.m.だったのです。
仕事やなんかのために、短時間で必要な情報を効率よく取得するためなら、速読法を身に付けるのもいいでしょうが、楽しむための読書で「速読」は必要ないでしょう。
私自身についていえば、長年多読を続けており、今はだいたい300w.p.m.のスピードで読んでますが、脳内音読をやっています。
だけど多読を始めたころの読書スピードは、もちろんそんなに速くはなかった。
たぶん、のりさんと同じくらいの120w.p.m.くらいじゃなかったかと思います。
それが、面白くて夢中になる本に何度もめぐり合い、先が読みたくて、ページをくる手ももどかしいといった経験を繰り返すうちに、だんだん読むのが速くなってきました。
訳読や分析読みになっておらず、自分にとって快適なスピードであれば、あまり気にすることなく、たくさん読み続けることで、自然にスピードは上がってくると思います。 量が解決するというやつです。
後は、オーディオテープ等で朗読を聞きながら読む、L&Rは、私自身はやったことがないのですが、効果があるのではないかと思います。 第一、楽しそう。
実は、250w.p.m.で読書スピードが頭打ちになってきたなと感じ始めたときに、多聴を始めたのですが、
生の英語をある程度聞いて理解できるようになった時、脳内にひびく音に
今までにないリズムやイントネーションが生まれ、音の流れがスムーズになり、
読書スピードがポンと50w.p.m.くらい速くなった経験があるのです。
だから、L&Rは、脳内音読派にとっても、心強い味方になるはずと睨んでます。
参考になれば幸いです。
でもでも、一番大事なのは、Happy Reading!
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