[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 14976 // 時刻: 2024/11/1(19:19)]
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お名前: 秋男
投稿日: 2004/3/12(18:20)
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たこ焼さん、こんちは。秋男です。
言葉の最小単位は「物語」
う〜ん。そうかもしれない。うまいこと言わはりますね〜♪
〉たこ焼の発想を手助けしてくれたのは、
〉酒井先生の下記の投稿・・・
〉(((抜粋です)))
〉円〉〉「基本文例」は授業の最初に小テストもあるし、
〉円〉〉イヤでも外せないんでしょうし。
〉酒〉ほんとは基本文例なんかは覚えない方があとあと面倒がないのですよ。
〉酒〉それで思い出した! ぼくが学校英語を疑いはじめたきっかけは
〉酒〉修士論文を英語で書いていたときでした・・・
〉酒〉英語で書いていて、詰まる、抜け出せない、ということがあると、
〉酒〉どうもその直前に「英作文の公式」を使って書いた文が
〉酒〉あるということが何度も続きました。
〉酒〉つまり「基本文例」というやつに言いたいことを載せようとすると、
〉酒〉文が流れなくなって、その先が続けにくくなる・・・
〉酒〉思えばそう意識したことが「どうして英語が使えない?」に
〉酒〉繋がっていったのですね。
〉[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-yukkuri&c=e&id=809]
〉より一部抜粋。
〉基本文例で覚えた文では、文章がうまく流れない・・・
〉こんなこと、普通の人は気付きませんよ。
〉う〜ん、やはり酒井先生って、「岡本太郎」ですよね。すごいです。
う〜ん。すごいなあ。
こんなこと書いておられたんですねえ。
先生はやっぱりすごいなあ。
○○○○を投げるだけのことはある。
〉言葉の最小単位ですので、「物語」を小さく切り刻んだ要素、
〉例えば、単語、孤立した文などはもはや言葉ではありません。
〉従って、これらをいくらインプットしても、脳の言語野は
〉それらを言葉としてなかなか認識しないのです。
〉ところがSSS的多読だと、「物語」そのものをインプットするので、
〉脳の言語野はちゃんと言葉として認識して、
〉言語野の成長が促進されるのではないでしょうか?
なるほどねー!!
おもしろい!!
〉いや、もう少し精密に表現すると、
〉「物語」のイメージが漂っている状態なら、
〉取り出した個々の語や文も、言葉として感じられるのです。
〉多読で覚えた語や表現が、生き生きとしているのは
〉そのような理由からではないでしょうか?
そうですねー。
アウトプットって、あんなに英米の人が英語(日本人が日本語)スラスラ出てくるのは、
結局のところパターンを記憶してるからでしょうけど、「物語」の中で把握してる
という点が、英作文例文暗記と違うんでしょうねえ。
(だからこそ、その「物語」のなかで、いろんなヴァージョンが創造される。)
今年のアカデミー賞見てておもしろかったです。
「The Oscar goes to...」という決まり文句が、ほんとにねー、なんていうんだろーなー、
今までになく自然に、しっくりしたものに感じられて、あー、俺の中にも英語の「物語」が
入ってきたぜー、と思いました。
この「物語」を、豊かで濃密なものにしていきたいです。
ではでは〜。
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