[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 14976 // 時刻: 2024/11/1(15:18)]
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maria2さん、こんばんは! sakigoroであります。
建築関係にはまるっきり素人の私ではありますが、専門書の英語ということであれば、じゃっかん経験があり、参考になるかもしれないので書いてみますね。
実は、コンピュータ大好きおじさんだったことがあり、プログラミングのまねごとをやったり、会社でサーバの構築をやったりしたことがあるのです。
そのころ、日本語に訳されたコンピュータ関係の本が読みづらくて、そのまま原書で読んだりしてました。
その際感じたのは、コンピュータ関係の英語そのものは、とてもわかりやすいというものです。
もちろん専門用語は山ほどでてきますが、日本語でもその方面の本を読んでいるので、すぐにわかる。
特にPC関係は、専門用語は日本語に訳さず、そのままカタカナ英語か、ひどい場合はそのまま英語のつづりのまま表現されることが多いから、検討がつけやすいということもあります。
私の友人で、ソフトエンジニアをやっている人がいますが、英語はあまり得意ではありません。
だけど、彼も自分の専門分野では、英語のまま読むことがけっこう多いと言ってます。
例えば、Least significant bitなんて、当たり前のように、そのまま表記されています。
だけど、プログラミングやCPUのことをまったく知らない人には理解不能だと思います。
また、専門辞書をひいてこの言葉を調べても良くわからないと思います。
何が言いたいかというと、専門書の難しさは、語彙を含めた専門的な概念そのものが馴染みのない人にとっては難しいのであって、
英語そのものの難しさではないということです。
専門語彙は概念としてなじみのある人にとっては、とてもわかりやすいものですが、
これだけを抜き出して憶えてもあまり意味のあるものではなく、専門語彙があらわす概念そのものを理解することの方が重要となります。
建築関係は素人で的外れな意見かもしれませんが、日本語でのその分野の専門書を含め、大量に読んでいき、単語だけではない、その分野そのものの理解を深めていくしかないような気がします。
従って、結論はやはり多読ということになります。
ついでに申し上げれば、下手の横好きでPC関連全般に手をあれこれ出しましたが、
決して専門教育を受けたわけではなく、教えてくれる人もないまま、最初は日本語の素人対象の啓蒙書のようなものから読みました。
「素人でもわかるOS」なんて題名の本も読んだ記憶があります。
まさにSSSでいうGRにあたるのではないでしょうか。
maria2さんがチャレンジする必要のあるのは建築の専門書とのことですが、そちらの方面を専門的に勉強されたことがあるのでしょうか?
失礼ながら、今まであまり経験がない分野であれば、あまりに高度な専門書は苦労されると思います。
でも、それは決して英語が難しいからではないと思います。
場合によっては、建築の中でも、読むことが必要とされる分野にしぼった日本語の啓蒙書のようなものを探し、ある程度の基礎知識をつけてから読まれたほうが良いような気がします。
参考になれば幸いです。 ではでは。
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