[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 14976 // 時刻: 2024/11/1(14:24)]
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お名前: 秋男
投稿日: 2004/2/29(17:19)
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ネルさん、こんにちは! 秋男です。
すみません、返事が遅くなりまして。 どうも、のんびりもので・・・
〉酒井先生、トオルさん、秋男さん、こんにちはネルです。
〉横から失礼します。どうしても発言したくて…!!!お許しください。
いえいえ!
〉〉 従来の英語勉強法は、日本語脳という容れものに、英語をストックしていくような方法であった。
〉〉
〉〉 で、酒井先生の言っておられるのは、英語のシャワーの圧力によって、その格納庫自体を変形させる、
〉〉 つまり英語脳にしていく、ということなんですね。(と私が思っただけで、違うかも・・・)
〉私の場合、まさにこの「英語脳」を探し求めていたのです。5年程前、偶然テレビのドキュメンタリー番組でバイリンガルの脳を研究したものを見ました。バイリンガルが英語を話しているときと、日本語を話しているときとで脳の反応箇所を調べて映像化したものです。
〉その番組によると、バイリンガルが英語を話すときと日本語を話すときでは、脳の全く違う場所が反応していました。秋男さんがおっしゃっている格納庫が変形していくという感じよりは、むしろ脳の違う場所に別の格納庫が出来上がっているような感じでした。番組ではそれぞれを「英語の言語野」「日本語の言語野」と称していました。
なるほど! 違う場所なんですね!
(そういえば、Julieさんもどこかでそういうこと言ってくださってたけど、
すっかり忘れてた・・・)
〉番組を見て以来、英語嫌いだった私も自分の脳に英語の言語野ができたら面白いなぁと漠然と思うようになりました。書店の英語学習コーナーで色々なハウツー本を購入したり、教材のCDを聴いてみたり。でも。何かが違うのです。結局、英語の言語野を造成する方法がわからないまま、私の英語熱は次第に冷めていきました。
〉そして「今日から読みます〜」と出会い、多読を開始してから酒井先生の「快読〜」を読み…、そこには「英語脳」の文字が!もぉ、うれしかったです。会えた、会えた、会えた〜〜〜!!!という感じでした。やっと、やっと5年がかりで英語の言語野をつくる道すじが見えたのです。飛び上がるほど、うれしかったです。未練がましく取ってあったハウツー本はさっばりとリサイクルへ。以来、ひたすらHappy Readingの世界を堪能しています。
「快読〜」に「英語脳」の文字が・・・ 知らなかった・・・ (酒井先生、ごめんなさい・・)
ここで言っていいことなのかわかりませんが、「英語は絶対勉強するな!」も
非常に参考になる本でした。
音から入る、音でまず英語脳を作る、という内容です。
「意味を考えない」と言ってることと、英語自体の解説を一切していないところが
気に入っています。
(英英辞書引きまくりという段階がどうしてもなじめず、そこを多読で代用してる
ような具合なんです、実を言うと私は。)
(あ、リサイクルのハウツー本に、「英語は絶対〜」が入ってるかも・・・)
〉掲示板にお邪魔するようになってから、英語の言語野については、いつかお尋ねしたいなぁと思い続けてきました。まずは、100万語を達成してからとも考えておりました。でも、今日秋男さんの素晴らしい投稿を読んで、自分でも何か発信してみたいと強く思いました。
あ、ありがとうございます・・・
〉上記の経過から、私の場合は入門期より英語の言語野を物凄く意識して多読しています。とは言っても「できるだけ、脳の日本語でない部分を反応させるような感じで本を読んでいるだけ」なのですが…。現在、84万語くらいですが「英語の言語野の芽」らしきものは感じるようになりました。調子がいいと英語を読んでダイレクトに映像が浮かぶようになりました。これって、もしかして!って勝手に思っているのですが…。
いや、それはまさしく英語脳でしょう!!
すごい!!
(この感覚は、語数とかじゃなくって、年齢とか性別とか性格とか環境などで、
把握できる時期が大きく異なるような気がする・・・)
酒井先生が言わんとされてたこととか、「英語は絶対〜」で言ってたようなことが、
わたしは超鈍感なので、このごろや〜〜〜っとわかってきました・・・
聴くときは、意味がわかるとかわからないとかにこだわらず、音に注意して聴く、
読むときは、考えなくても流れ良く楽しめる、ラクに読めるものをたくさんたくさん、
っていうことですね。
これは間違いないな〜という感じがしています。
(※【こ理屈】
音に「注意して」聴かないと、それは「ただの音」になってしまって、
「言語」として脳に入っていかない感じがするんです。
赤ちゃんは、「ただの音」と「言語」の区別がなく受け入れますが、
大人は、「ただの音」と「言語」を峻別して把握しているので、
「ただの音」として聞こえている外国語を「言語」として聴くためには、
脳をちょっとだますような、面倒くさいことが必要になります。
あくまでも「言語」として聴くが日本語脳には通さないという、
ちょっとアクロバティックな態度が必要となります。
でも実は、それはそんなに難しいことではなくて、
「音によく耳を澄ます」ということと、意味じゃなくて「どういう気持ちで
言っているかを感じる」(怒っているみたいか、なげやりな感じか、etc.)
ということに気をつければいいのだなあとわかってきました。
したがって、表情がわかるという意味で、映像がついてるほうがやりやすいけど、
意味をわかりたい!という欲求を抑えがたいので、「意味を考えないで
英語を聞くことに耐えられる」状態になるまで、音だけで聴くようにしたほうがいい。
でも、初めから大丈夫な人は、どんどん映像も見たらいい。
ぶつぶつぶt・・・)
ラクなことばっかりやってて語彙が進歩するのか?と言う人がいるかもしれないけど、
まず英語脳を作ること、それが作れたら語彙は、本とか雑誌とかテレビとか映画とかから
ひとりでに吸収して発展していくものなんだなー、という感触が強くなってきました。
(もっと修行します(笑))
〉〉 「容れものの変形」は、痛みをともなう。ある意味、器質的な変化といえるかもしれないからだ。
〉〉 自分の肉体自体を変えるようなところがある。
〉〉 (日本人はこのへんの抵抗感は激しいかもしれないが、おっとこれは勇み足。)
〉〉 「正しく」やっていれば必ず、こういった痛みや不気味さや気持ち悪さを経験する。
〉〉 (いや、経験しない人もいるかもしれない。(どないやねん))
〉「容れものの変形」ではなくて、脳の違う場所に「容れものを造成」だったら痛みが少ないかしら!?などと思っております。痛みが少ないと良いのですが。
そうですね・・・
「話を聞かない男、地図を読めない女」の受け売りですが、男性は、言語をつかさどる部位が
左脳の一部にかたまっているのに対して、女性は脳全体にちらばっていて、しかも
男性よりも多いんだそうです。(口ゲンカをすると必ず男は女に負ける。)
男のほうが、隣接するところに新しい容れものを作らなきゃならん・・・
ぜったい女のほうがラクそうだなあ・・・
グチでした。(笑)
〉若輩者が長々と失礼いたしました。まずは、自分自身の脳で「多読による英語の言語野造成」を実証してみたい〜。先は長そうですが、細々と挑戦中です。
失礼なんて、とんでもないです。
いろいろ考えられて、面白かったです!!
ありがとうございました!!
これからもよろしくお願いします!!
もう何かをつかんでらっしゃるご様子ですね!!
面白いですー!!
楽しんで行ってください!!
ではまた!
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