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10418. Re: TOEIC対策をすればスコアが伸びるのか?
お名前: ちぎれた動力パイプ
投稿日: 2004/2/22(03:15)
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KYOさん、yksiさん、marinさん、杏樹さんはじめまして。
古川さん、こんばんは。
僕の意見ですが、「英語力とは全然関係がないTOEIC対策」とは
「問題の選択肢に依存した解き方をすること」
だと思います。
具体的な話になってしまうのですが、
例えばリスニングの“Part2 応答文を選ぶ”のところでは
何かの対策本で「文頭の5W1Hに注目!」と書いてありました。
もし“Who〜?”と聞かれれば、選択肢の中から「Whoだから“人”に関するもの」を選ぶ。
というやり方です。
これって、たとえWhoの後ろが全く聞き取れなくても、選択肢の内容が
A:物、B:場所、C:人
であれば正解Cを選ぶことが出来ますよね。
たとえ900点を取っていても、こうこう正解の仕方をする人の英語力は、完全には信用できません。
この場合、正解できてもそれは選択肢のおかげであって、選択肢が与えられない英会話においては、この人は正確な返答が出来ないからです。
僕はNHKラジオで言われている「リスニングは聞き取れたところから大胆に推測しよう!」を否定しているわけではありません。
むしろ支持しています。
ただ上の方法は、明らかにTOEICの中でしか使えない推測だからです。
もう1つ例があります。
リーディングの“Part6 誤文訂正 文法・語法問題”に関してですが、4つの選択肢から間違っているものを1つ当てるやつですよね。
あれをやるときに、「理由はわからないけど、Aがあやしい。それにB,C,Dは全部正しいから、きっとAだ。」と消去法で正解するのであれば、それも実用的な英語力とは思えません。
「なぜ間違っているのか。どう訂正すれば正しくなるのか。」が分からないと、自分がスピーキングするときに、その正しい表現を使えないからです。
これも実用的な英語力とは言えないと思います。
「選択肢に依存した解き方」というのは、過去問で対策をして、試験慣れをすることで上手になっていくと思います。
古川さんのおっしゃるように、TOEICは過去問を使いまわしているのなら、英語力の無い人でも過去問演習で当日点はかなり上がります。
もし過去問と本番の問題が全く同じでなかったとしても、傾向がものすごく似ているのは事実です。
「英語力が無くても、よく出る傾向を把握することで、正解を選べるようになる」というのはありうることだし、実際あると思います。
僕は杏樹さんの「TOEIC対策はイコール英語の勉強というわけではない」に賛成です。
じゃあ、そういうお前は選択肢に頼っていないのかと言われれば、分からない問題は頼って正解しています。
そのため僕は自分のTOEICの点数が自分の英語力をあらわしていると思っていません。
TOEICは、世界で日本人と韓国人に人気がある、ただのゲームです。
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