第61回 SSS大阪絵本の会 活動報告

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[報告] 9219. 第61回 SSS大阪絵本の会 活動報告

お名前: Kaako
投稿日: 2006/6/1(14:24)

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いつもならもう暑い大阪がなんだか過ごしやすいです。
今年は冷夏になるのでしょうか?お野菜やお米が心配です。
暑ければ暑いで文句を言うのですから、人間って勝手ですね。Kaakoが報告します。

5月23日(火)

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★絵本紹介★

■The Dragon of an Ordinary Family / Margaret Mahy,
Illustrated by Helen Oxenbury

ごく普通の町の、ごく普通の家に住む、ごく普通の家族とペットのお話。
ペットを買ってきて欲しいと頼まれたお父さんが買ってきたのは、Sale札の付いた小さなDragon。
けれど、どんどん成長して象より大きくなっちゃった。
市長さんから処分しなさいと言われ悩む家族に、「魔法列島に行こう」とDragonが言います。
Dragonの背中に乗って魔法列島へひとっ飛び。
物語の主人公と遊び、素敵なプレゼントをもらって帰りは空飛ぶ絨毯で。
やっと普通に戻ったと話す両親の傍らでこっそり猫がつぶやきます。
「それはどうかな?」夢のあるお話です。 (Fuuko)

■Zen Shorts / Jon J Muth

Addy,Michael,Karlのきょうだい達の家の裏庭にある日突然ジャイアントパンダが現れます。
Stillwaterという名前で、隣りに越してきたと言うのです。
その名の通りに落ち着いていて穏やかな性格のStillwaterは、きょうだい達とすぐに仲良しになりました。
そして、一人一人にぴったりの禅のお話をしてくれます。
2006年度 Coldecott Honor Bookです。(はねにゃんこ)

■SHEEP SHAPE / Marcia Vaughan and Kilmeny Niland

ある日農夫のGrayさんは羊の毛を刈りに行きます
でもとんでもない姿に刈られていく羊たち
変わり果てた?!羊たちの姿に思わず吹き出してしまいます(ぽんた)

■LILY'S PICNIC / Paul Rogers, Illustrated by John prater

今日は家族でピクニック。Lilyはうきうきしています
ピクニックに一番いい場所を家族で探し回りますが
果たしてLilyたちは素敵な場所でピクニックをすることができるのでしょうか
ちょっぴりわがままなおじいちゃんが笑えます(ぽんた)

■The Water Hole / Graeme Base

動物達が集まる水場、10の国の水場にそれぞれの国にいる動物達があつまります。
でも、姿が見えません。隠し絵になっているんです。

なかなか見つけられなくって、みんなでワイワイやりながら動物達をみつけるのが楽しかったです。                                  (Kaako)

■The City by the Bay − A Magical Journey Around San Francisco
/ Tricia Brown and The Junior League of San Francisco, Illustrated by Elisa Kleven

サンフランシスコを紹介している本です。
カラフルな絵がとっても楽しい本です。
サンフランシスコの歴史も書かれています。
ガイドブックもいいけれど、こんな本で旅の計画をするのもいいかな。(Kaako)

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★読み聞かせ★

■Lullabyhullaballoo ! / Mick Inkpen

小さなお姫様のベッドタイム。
お外から色んな音が聞こえてきてお姫様は眠れません。
色々な生き物が登場しては、
"What shall we do? We'll tell him to SSSH! That's what we'll do. SSSH!"
"Who me? ""Yes you!"と繰り返されます。
絵と、言葉の繰り返しが楽しい見開きページ付の絵本です。最後の落ちが笑えます。

初めて読み聞かせをしました。
発音が下手で恥ずかしかったのですが、
この絵本は繰り返しや韻など、言葉遊びが楽しかったので挑戦してみました。 (Fuuko)

■Oomph! (Fall in Love with Preston Pig!) / Colin McNaughton

ブタのPrestonは家族と休暇で海に行きました。
そこで、Maxineという可愛い女の子と恋がめばえます。
そしてふたり(2ひき?)はとびっきりの夏を過ごしました。
さて、この絵本にはもうひとつのお話が展開しています。
Preston一家の休暇に便乗したMister Wolfとカラス。
いつもついてないMister Wolfですが、どんな休暇となったのでしょうか?・・・。(テレジア)

■CERDOTA GRANDOTA/ Clare Beaton(スペイン語)

小ぶたが、牛や馬や犬やにわとりなどの動物たちに
”豚ってどれぐらい大きいの?”と聞いて回ります。
動物の名前を覚えるのにちょうどいい本です。
この本の絵はイラストではなく、パッチワークでてきて、
それがまた面白いです。(間者猫)

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☆シャドーイングによるストーリーテリング☆

■韓国の昔話 善悪編(CD付)/ チョ・ヒチョル
”へそ曲がりなアオガエル”

あるところに、お母さんガエルに逆らってばかりの、へそ曲がりなアオガエルがいました。
おかげでお母さんは病気になってしまいましたが、死んだらお墓を山にたてて欲しかったので、
「川岸にたてておくれ」と遺言を残して亡くなりました。
いつもは逆らってばかりの子ガエルでしたが・・・。

韓国の昔話が3話入ったCD付きの本。前回に引き続き、この中から6分ぐらいの
”へそ曲がりなアオガエル”というおはなしをシャドーイングしてみました。
一応、物真似してみたつもりですが韓国語のわかる人が聴いたら意味不明かも。。。
(テレジア)

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オランダからの絵本紹介です。

■Rumpelstiltskin / Paul O. Zelinsky (書評あり)

グリム童話の「ルンペルシュティルツヘン」の絵本です。
ある貧しい粉屋が、王様に「私の娘は藁を金に紡ぐことができる」と
とんでもない嘘をつきました。
欲深い王様は、娘を連れて来させ、
「明日の朝までにこの藁を金に紡がなければ命はない」と、
娘を山のような藁がある部屋に閉じ込めます。
途方に暮れた娘はしくしく泣き出してしまいます。そこに
小人が現れ「助けてやる代わりに何かくれ」と言いますが・・・。

第56回大阪絵本の会活動報告で紹介した「Rapunzel」同様、
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=8812]
Paul O. Zelinskyの1ページ1ページの絵が芸術的に美しく、
うっとりと眺めてしまいます。
1987年、Caldecott Honor Bookです。(Kian)

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〓次回の例会のお知らせ〓

次回、次々回のSSS大阪絵本の会の例会は
6月13日(火)、6月27日(火)
7月11日(火)、7月25日(火)梅田周辺を予定しています。
「絵本の会に参加してみたい」というあなた! 「ちょっと興味がある」あなた!
ご一緒に絵本を楽しみましょう。(絵本紹介はなくてもOKですよ)
参加されたい方は、この活動報告に【参加希望】の形で返信していただいて、
sss_ehonnokaiあっとinfoseek.jp までメールを送付してください。
(あっとは@に変換してくださいね)
お待ちしています。


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