第56回 SSS大阪絵本の会 活動報告

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[報告] 8812. 第56回 SSS大阪絵本の会 活動報告

お名前: Kaako
投稿日: 2006/3/7(12:37)

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ひな祭りも過ぎ、実家の梅の花もきれいに咲いていました。
春はもうすぐそこですね。    (報告 Kaako)

2月28日(火) 参加者 9名

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★絵本紹介★

■Yes / Josse Goffin

道端に卵が落ちていました。一体誰のかな?いろいろな
動物達に聞いてまわります。

語数が少なくても楽しめるのは、絵本ならではです。
読み疲れた時、図書館でのんびり眺めてみてください。(抹茶アイス)

■The Gas We Pass The Story of Farts / Shinta Cho

長新太「おなら」の英訳版。
ユーモラスな、わかりやすい絵で「おなら」のしくみを
教えてくれます。

「おならってどうして出るの?」「一日にどれくらい放出
しているの?」「おならをがまんしたらどうなるか?」
「おならはなぜ臭い?」等々、絵本で学ぶやさしい科学講座です。(抹茶アイス)

■When Winter Comes / Nancy Van Laan, Illustrated by Susan Gaber

雪の降る日に親子で散歩しています。
冬が来て冷たい風が吹いたら葉っぱはどこへ行っちゃうの?
お花はどこへ行っちゃうの?
雪が降って寒いはずなのに、楽しそうな家族。
暖かくて穏やかな雰囲気の絵本です。  (ユニコ)

■Crictor / Tomi Ungerer

あるフランスの町に住むMadame Louise Bodot、
アフリカで爬虫類の研究をしている息子さんから誕生日プレゼントに
あるものが送られてきたことから生活が一変。
最後はとてもいいお話です。 (間者猫)

■Life Story / Virginia Lee Burton

星の誕生から現在までの長い長い時間を見開きで紹介してくれます。
お勉強ティックな1册。一気に読むにはちょっとつらい1册です。
              (間者猫)

■The Big Green Book / Robert Graves , Illustrated by Maurice Sendak

ジャックは両親を亡くし、おじさん夫婦と一緒に暮らしています。
でもこの二人、あまり感じのいい人たちではありません。
ジャックは屋根裏部屋の片隅で大きな緑の本を見つけますが、
それは魔法の呪文が書いてある本だったのです。
そこでジャックはあることを思いつきます。
男の子の「ぐふふ」って笑っている絵がいかにもセンダックらしいです。        
                 (オシツオサレツ)

■Pitschi / Hans Fischer

兄弟の中でもひよわな子猫のぴっちは「おおきくなったらにわとりになりたい」とか
「ヤギになりたい」とか、いろいろ考えてやってみるのですが
どれもうまく行きません。

1948年に出版されています。長い間親しまれた絵本。
何十年たってもいきいきとしています。

邦訳では、ぴっちは男の子「ぼく」と訳されています。
英語では「She」なのになんで?
いたずらな好奇心旺盛なぴっちは男の子なの?(Kaako)

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★読み聞かせ★

■Like Likes Like / Chris Raschka (書評あり)

ひとりぼっちでいるのは自分だけ…と寂しそうな白い猫。
でもやっと出会えたよ!同じような仲間に。
やっぱりひとりぼっちだった茶色の猫も嬉しそう♪

孤独感、出会いの喜びが個性的な色彩の絵と
韻を踏んだシンプルな文だけで表現されています。(テレジア)

■DUCK in the TRUCK / Jez Alborough

ユーモラスな絵のライミング絵本です。
いつもお騒がせのアヒルくん
気のいい羊やヤギ・かえるを巻き込んで大騒動。
動物たちのしぐさが笑わせます。
最後のオチはもう〜たまりません…   (ユニコ)

■Kitten's First Full Moon / Kevin Henkes (書評あり)

子猫は初めてお月様をみました。「ミルクのはいった大きなボール!」
どこまで追いかけても追いつきません。
木にも登ってみたけれど、やっぱりだめ。

2005年のコルデコット賞受賞作品
”Owen”などを描いている作家です。
この作品は白黒で描かれたシンプルな絵、趣が違います。(Kaako)

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★シャドーイングによるストーリーテリング★

■英語で読む日本昔ばなしBook3 より(CD付き)/ The Japan Times「週刊ST」編
”The Witch and the Young Priest”『山姥と小僧』

朗読時間(13〜14分)、速さ(1分間に120〜130語)の素材。
『3枚のおふだ』ともいうこのお話、
昔、日本語でストーリーテリングしたことがあります。
「真っ赤な口をカーーーッと開けて…」と、
山姥が小僧を追いかけてくるくだりに、
たいていの子がハッと口を開け、固まっていたのを思い出します。
”やまんば”は恐そうだけどThe Witchではイメージ的に迫力不足かな〜。
(テレジア)

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★シャドーイング★

■ Un Bolsillo Para Corduroy / Don Freeman
(原題 A Pocket for Corduroy)

前回、ユニコさんがスペイン語のシャドーイングで読み聞かせをしてくれました。
アンコールをお願いしたところ「みんなでやってみようか?」ということになり
全員でスペイン語のシャドーイングをしました。

第55回SSS大阪絵本の会 活動報告で紹介されました。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=8743]
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オランダからKianさんの絵本紹介です。
この絵本の表紙、ヨーロッパの香が漂ってすてきです。

■Rapunzel / Paul O. Zelinsky

グリム童話の「ラプンツェル」を、絵本作家ゼリンスキーが
素晴らしく芸術的な絵本にしています。
身重の妻が、隣に住む魔女の庭のラプンツェル(ハーブの一種)を
どうしても食べたくなり、夫はこっそり取ってくるのですが、
魔女に見つかり、生まれた女の子を魔女に取られてしまいます。
女の子はラプンツェルと名づけられ、
12歳になると、高い塔の一番上の部屋に閉じ込められます。
ある日、王子が塔の側を通りかかり、
ラプンツェルの美しい歌声を聞きました・・・。
何種類も絵本がある「ラプンツェル」ですが、
中でも宗教画のような美しい絵で
うっとりとさせてくれるのがこの絵本です。
1998年、コルデコット賞受賞作品です。(Kian)

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 〓次回の例会のお知らせ〓

次回のSSS大阪絵本の会の例会は
3月23日(木)を予定しています。
「絵本の会に参加してみたい」というあなた!
この活動報告に【参加希望】の形で返信していただいて、
sss_ehonnokaiあっとinfoseek.jp までメールを送付してください。
お待ちしています。

なお、次回は場所の都合上3月15日(水)までにおしらせください。


▼返答


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