【Hanahou倶楽部】第11回活動報告

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[報告] 8803. 【Hanahou倶楽部】第11回活動報告

お名前: ポロン
投稿日: 2006/3/6(21:16)

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こんにちは。ポロンです。

肌寒い中にも、散歩中に梅の花の香りに気づいたりと、
春の訪れを感じる今日この頃です♪
たいへん遅くなりました。
先月行われたHanahou倶楽部の報告です。
今回も、ゴージャスな絵本、かわいい絵本、胸キュンの絵本など、
盛りだくさんです!

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第11回 Hanahou倶楽部 報告

日時:2月14日(火)10:30〜12:30
場所:横浜駅近辺
参加者:11名
 s-barba、たんぽぽのわたげ、Ditto、しお、パピイ
 じゅんじゅん、夜行猫、葉っぱ、アトム、る〜る、ポロン
    

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紹介した本(BT:ブックトーク、ST:読み聞かせ)

■Toddlecreek Post Office / Uri Shulevitz (BT)
ISBN: 0374376352

どこにでもあるような小さな村Toddlecreek。でも、ちゃんと郵便局が
あるのが、村の人の誇りです。ただ一人の郵便局員Vernon Stampsさん
は、朝早く家をでて、郵便局をきちんと整え、お客さんを待ちます。
皆が集まれる場所、何気ない会話をかわせる場所があることの意味が、
胸にズシンときました。

(しお)

■Hot Fudge / James Howe(BT)
ISBN: 0380706105(絶版)

児童書Bunniculaシリーズの番外編(?)低学年向け絵本シリーズから。
ちょっとレトロな絵とペットたちの忠臣ぶりが、名犬ラッシーなど昔の海外TV
ドラマを思い出させます。
絵が違うリニューアル版は、Ready-to-ReadのBUNNICULA and friendsシリーズと
して入手可能です。
毎回、ペットたちが大騒ぎしますが、ほのぼのとした結末です。

これはイヌのハロルドが書いたお話です。
ハロルドは、ネコのチェスター、ダックスフントのハウィ、ウサギのバニキュラ
と一緒にモンローさんの家で飼われています。
とある土曜日の朝、チョコの甘い香りがすると思ったらおとうさんが得意のHot
Fudgeを作っていました。
「でもこれはボクたちの分じゃないんだって」ハロルドは不満顔です。
家の人たちがバタバタと慌しく出かけて行きます。
ハロルドたちはしっかり留守番をしていた、つもりだったのですが、怪しい物音!
おとうさんの手作りHot Fudgeに異変が!

(夜行猫)

■Bruno Munari's Zoo / Bruno Munari (BT)
ISBN: 0811848302

表紙は、檻の中にいるキリンですが、胴体の半分から上がはみ出て、
描いてありません。これは結構大人向きかもと、ジャケ買いでした。
で、中身はというと、美しく楽しいイラストと、ウイットにとんだ短い英文で、
小さなお子さんから、大人まで楽しめます。

オリジナルは1963年出版、この本は昨年2月に発売されています。
作者は1907年ミラノで生まれで、幅広い芸術活動をなさっていました。(故人)
あのEric Carleさんも、この人から多大な影響を受け、好きな本の一冊である
との献辞が裏表紙にあります。

(パピイ)

■The Robot Zoo/a Mechanical Guide to the Way Animals Work (BT)
ISBN: 1570360642

この本は見開き一面で、動物をロボット仕掛けで表現しながら、
その動物の身体の仕組みや特徴を紹介していく本です。
イラストはもちろん、各所にあるはしがきなどもなかなか楽しいです。

そして実際にこのロボット動物たちを作ってしまった人たちがいるようです。
ていうより、もともと本よりもこの実物の方が先なのかなあ?どうなんだろう?
[url:http://www.clearchannelexhibitions.com/exhibits/robot_zoo/leasing.asp]

こちらのサイトでは中身をちょっとだけ見られます。
[url:http://www.thetech.org/exhibits/online/robotzoo/]

(じゅんじゅん)

■AMY ELIZABETH EXPLORES BLOOMINGDALE'S / E.L.KONIGSBURG (BT)
ISBN: 068983201X

書店で絵本物色中…。え!「クローディアの秘密」等のあのカニグズバーグ?
そう、あのカニグズバーグが「文」だけでなく、「絵」も描いた絵本でした。
  
AMYがニューヨークのおばあちゃんの家にあそびにきます。
おばあちゃんは、ヒューストンからやってきた孫を
世界で一番有名なデパート、BLOOMINGDALE'Sに連れて行ってあげようと思います。

…が、1日目、2日目、、、と毎日何か用事ができたりして
なかなかそのBloomie'sに行けません。
毎日AMYが体験することを、日を追って読み手もたのしんで行きます。
ニューヨークの町並みや、有名なあそこもココも…。
さあ、AMYは8日間の滞在中にBloomie'sに行くことができるでしょうか?

(たんぽぽのわたげ)

■NEW at the ZOO / Kees Moerbeek (BT)
ISBN: 067980076X

今回のおもしろ本はコレです。
13cm×25cmの縦長の本を開くと、MONKEY や ZEBRA や HIPPOなど
1ページに1つの動物があらわれ、顔の部分が飛び出す仕掛け絵本になっていて、

口が大きくパクパクします。
   
各ページ、上下に1文ずつかんたんな自己紹介の文があります。
例えばMONKEYだと、上に「I like to swing through the trees …」
   下に「 and eat bananas for lunch」
ZEBRAだと、上に「I am shy and easily frightened…」
   下に「 and can run like a horse」
ところがコレ、ページの真ん中で真横にまっぷたつに切れているのです!
ページをずらしてめくると…
「I like to swing through the trees …」「 and can run like a horse」→ぼくは『MON-BRA』!!
なんていうみょうちくりんな動物が次々とできてしまいます。へんなの〜!

(たんぽぽのわたげ)

■Fireboat: The Heroic Adventures Of The John J. Harvey / Maira Kalman
(BT) ISBN:0142403628

Fireboatって花火船のことかと思っていたら違いました。
この本暑い日に読んだのですが、読んでいて鳥肌が立ちました。
その緊迫した様子に。
みんなの気持ちと勇気に。
NYで起こった実話です。

(アトム)

■Kitten's First Full Moon / Kevin Henkes (ST)
ISBN: 0060588284
初めて満月を見た仔猫。
まん丸いお月様を、ミルクのお皿だと思った彼女は、ミルクをなめたい
一心で、お月様を追いかけます。
その一生懸命なトライぶりが可愛い!

(る〜る)

■GOLEM / David Wisniewski /(BT)
ISBN: 0395726182

チェコに伝わる民話です。民族や宗教の対立が繰り返されていた中世のプラハ。
迫害され閉じこめられたユダヤ人たちは、自分たちの身の安全を守るために
粘土で伝説の大男を作り上げました。
その「ゴーレム」の強さと自然に対する繊細な気持ちの対照、そしてラストが
私たちの心を切なくします。 素晴らしい切り絵がこの本を重厚なものにしています。
コールデコット賞受賞作品。

(葉っぱ)

■White Snow, Bright Snow / Alvin R. Tresselt , Roger Duvoisin (ST)
ISBN: 0688411614

ロジャー・デュボアザンの絵がとてもいいんです♪
見上げると空は灰色。静かにやさしく、最初の雪のひとひらが舞い降ります。
雪が降り積もった晩の輝くような雪景色、晴れた翌朝の雪化粧した町の様子、
人々の暮らし、喜ぶ子どもたち、そして雪が融けて春がやってくるまでを、
リズムよい美しい文章と三色刷りのクラシックな絵で綴った絵本です。
コルデコット賞受賞作。

(ポロン)


▼返答


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