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8458. 第52回&第53回 SSS大阪絵本の会 活動報告
お名前: オシツオサレツ
投稿日: 2005/12/29(10:18)
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12月になるととぶように日がすぎていきます。夢中になっていろいろな本を
読みましたが、今年を振り返ってみると印象深い本は、絵本でした。来年も
よい本に出会えますよう。
今回はオシツオサレツが報告します。
11月23日 参加者 4名
12月13日 参加者 7名 (ゲスト:ヨム象さん)
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★絵本紹介★
■Harry the Dirty dog / Gene Zion (書評あり)
ハリーは白いからだに黒いぶちがあるんです。
でも、泥んこになって遊んできたら
まるで黒いからだに白いぶちの犬にみえます。
家族にハリーだとわかってもらえない。(Kaako)
■No Roses For Harry / Gene Zion (書評あり)
『どろんこハリー』シリーズ。
せっかく送ってもらったバラの柄のセーターが気に入らないハリー。
こんなのなくしちゃえって考えるのだけれど、うまく行きません。(Kaako)
■Harry by the Sea / Gene Zion (書評あり)
これも、『どろんこハリー』のシリーズ。
暑いのがキライなハリー。
日陰を探しているうちに迷子になっちゃった。(Kaako)
■Harry and the Lady Next Door / Gene Zion (書評あり)
『どろんこハリー』のシリーズ。
I Can Read Books Level 1
ご近所さんたちが大好きなハリー、お隣のおばさんを除いては...
なぜキライかというと、かん高い大きな声で歌うからなんです。
こんな人いるかも。(Kaako)
Harry the Dirty Dog は、大阪絵本の会第14回にはねにゃんこさんが読み聞かせしてくれました。
Harry by the sea は、大阪絵本の会第23回にも間者猫さんより紹介がありました。
大阪絵本の会第14回
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=3867]
大阪絵本の会第23回
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=5216]
■Louie / Ezra Jack Keats (書評あり)
スージーとロバートが人形劇を始めようとした時、
ふたりはルイを客席に見つけます。
いままでふたりはルイの顔は知っていても声を聞いたことすらありません。
そのルイが大きな声をだし、手をたたいて喜びます。
人とうまく接することのできないルイを人形劇の人形ガッシーの
なにがそんなにひきつけたのでしょう。(Kaako)
■The Girl Who Loved Wild Horses /Paul Goble(書評あり)
ネイティブインデアンの伝承を基にした絵本です。
あるところにとても馬が大好きで、
馬の気持ちをよく分かる少女がいました。
ある日、少女は嵐のため村人とはぐれてしまいます。
馬達とさまよっていた娘は
今まで見たことも無いような美しい牡馬と出会います……。
タイトルを見たとたん、
柳田国男の『遠野物語』(オシラサマの話)を思い出しました。
世界各国に似たような伝承があるというのは本当なのですね。
こちらのお話はオシラサマよりはずっと幸せなラストとなっています。
イラストもインディアンアートのようで素敵です。
79年コルデコット賞受賞作品 。(ぷーさん)
★読み聞かせ★
■Snow / Uri Shulevitz(書評あり)
名作絵本"Dawn"の著者、Uri Shulevitzの作品。
ひとひらの雪にもウキウキ、ワクワクの男の子とワンちゃん。
さっそく外に飛び出して行きます。
なんとマザーグースのキャラクターたちも看板から飛び出して来て・・・。
降りしきる雪の中、嬉々として戯れる男の子たちの姿は弾けんばかりです。
こちらの身も心も温かくなりました。
こどもって、本当に雪が好きですね♪ (テレジア)
第13回SSS大阪絵本の会でぽんたさんが紹介してくれました。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=t&id=3727]
■The Littles Have a Merry Christmas / John Peterson
Illestrated by Jacqueline Rogers
クリスマスが近づいてきたけれど
元気のないニックおじさんのために
Trash City へ友だちを呼びにいくことにしました。
でもそれってLittlesにとっては大変なこと…(ユニコ)
■If You Take a Mouse to The Movies / Laura Numeroff
Illustrated By Felicia Bond (書評あり)
おなじみ“もし〜〜に”シリーズのねずみ君
今回は映画を見にいきます。
言いたい放題、やりたい放題だけどやっぱり可愛いねずみ君です。 (ユニコ)
★シャドーイングによる読み聞かせ★
■A Little Bit of Winter / by Paul Stewart,
pictures by Chris Riddel
Rabbitは仲良しのHedgehogがもうすぐ冬眠してしまうので
さみしくて仕方がありません。Will you miss me?と
聞いてばかりいます。一方のHedgehogは、眠たいときには
さみしくも寒くもないそう。そこで、春が来て自分が
目覚めた時のために、冬をちょっぴり取っておいてと
たのみます。(はねにゃんこ)
■Leo the Late Bloomer / by Robert Kraus,
pictures by Jose Aruego (書評あり)
レオは何をするのも不器用で遅い子です。読めない、
書けない、話せない、そして食べるのもそこらじゅう
べたべたにしてしまいます。そんなレオのことを両親は
ただ遅いだけ(late bloomer)、必ずできるようになると
じっと待ち続けます。
育てるって辛抱して待つことなんですね。(はねにゃんこ)
第19回大阪絵本の会でこりんごさんが紹介してくれました。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=t&id=4602]
★シャドーイングによるストーリーテリング★
■英語で読む日本昔話(CD付き)/ The Japan Times「週刊ST」
Book4より
“The Farting Wife”『へっぴりよめご』
Book1より
“The Stone Buddhas”『かさ地蔵』
今回は上の二つをシャドーイングで語ってみました。
「むか〜〜し、むかし・・・」って感じでゆっくりめ。時間
も10分以内の素材です。
(テレジア)
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オランダより、今回は、「友達」がキーワード。
オランダに引っ越してからも、
大阪絵本の会の友達とのネットを通しての交流が
あるかぎり、日本との距離は感じません♪
■The Hating Book / Charlotte Zolotow, Pictures by Ben Secter
■Let's be Enemies / Janice May Udry, Pictures by Maurice Sendak
■Little Blue and Little Yellow / Leo Lionni
The Hating BookとLet's be Enemiesは、友達とのけんかが、
描かれています。些細なことで気持ちの行き違いがあり、
木枯らしの中をしょんぼりしたり、プンプンおこったりしている女の子。
雨の中をわざわざ、「もう友達じゃないよ」と言いに行く男の子。
子どもの頃って、小さなことで友達とけんかして、
そしてすぐ仲直りしてたなぁと懐かしい気持ちになりました。
Little Blue and Little Yellowは、Leo Lionniさんの大傑作!
色だけで、素敵な「友達」の絵本になっています。
何度読んでも、シンプルな絵とストーリーと英文に
魅せられてしまいます。Little Blue and Little Yellowは、
第28回SSS大阪絵本の会の活動報告で、ユニコさんの読み聞かせで、紹介がありました。
(Kian)
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=5770]
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〓次回の例会のお知らせ〓
次回のSSS大阪絵本の会の例会は、
1月10日(火曜日)大阪駅周辺 を予定しています。
「絵本の会に参加してみたい」というあなた!
この活動報告に【参加希望】の形で返信していただいて、
sss_ehonnokaiあっとinfoseek.jp までメールを送付してください。
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