第46回 SSS大阪絵本の会活動報告

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[報告] 7653. 第46回 SSS大阪絵本の会活動報告

お名前: ぷーさん http://pooh-b.sakura.ne.jp/
投稿日: 2005/8/31(10:20)

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そろそろ夏休みも終わり。
秋の気配が漂い始めた今日この頃です。
今回はぷーさんが報告いたします。

(8月23日 参加者6名)

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★本の紹介★

■Where the River Begins / Thomas Locker
ISBN:0140545956
”Josh”と”Aaron”の兄弟はある日、川の源流を探しに行こうと思い立ちます。
そうして2人の兄弟はおじいさんと一緒に出かけます。
自然の描写が美しく、また挿絵も本当に美しい一冊です。(間者猫)
 
 
■The Boy Who Held Back the Sea / Thomas Locker
ISBN:0140546138
お父さんが居なくて寂しいPieterのために
お祖母さんは、”堤防が決壊するのを防いだJuan少年”のお話をしてくれます。
少し英語が難しいような気がしましたが、この本も挿絵がとても美しいです。(間者猫)
 
 
■The Seashore Book / Charlotte Zolotow, Paintings by Wendell Minor

「海辺ってなーに?」
海を一度も見たことのない男の子が尋ねます。
おかあさんはにっこり笑って言いました。
「じゃあ想像してみましょう」
男の子の思い描く海の景色がどこかなつかしく心にしみ入ります。(ぽんた)
 
 
■Don't Forget the Bacon / Pat Hutchins (書評あり)

『ティッチ』などでおなじみのハッチンスさんの絵本。

お母さんにお使いを頼まれた男の子
忘れないように頼まれた物を頭の中で繰り返すのですが
それが、いろんな物に入れかわっちゃうのです。

入れ替わっちゃう物が韻を踏んであるのですが、それが楽しい。
短い絵本なのですが、カラフルで男の子がかわいくて
何度も読み返してしまいます。(Kaako)
 
 
■Frog Went A-Courtin' / John Langstaff , Pictures by Feodor Rojankovsky (書評あり)

何百年にもわたり歌い継がれてきた、かえるとねずみの結婚物語の
バラッドが、美しい絵本に仕上がっています。

ストーリーはどこかしら愉快で、森中の虫や動物たちが二人の結婚式を盛り上げます。
イラストレーターのFeodor Rojankovsky は、『野うさぎのフルー』や
『かわせみのマルタン』(ともに、リダ・フォシェ / 文 童話館出版)等の
作品の絵も手がけています、といえば、「あぁ、あのシリーズの……」と
ご存知の方もいらっしゃるでしょう。
Rojankovsky の動物の描き方はとてもリアルなのですが、そのリアルさと、
かえるとねずみの物語のユーモラス度とのバランスが絶妙です。(ポロン)
 
 
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★読み聞かせ★

■The Tunnel / Anthony Browne(書評あり)

もの静かで夢見る少女Rose。外遊びが大好きで元気いっぱいのJack。全く性格の違う
ふたりは兄弟げんかが絶えません。ある日のこと、偶然見つけたトンネルにJackが入
り、なかなか戻ってきません。心配したRose は兄を捜しにトンネルの中へと入って
いきます。暗闇がなによりも怖いRoseを待っていたのは・・・

Anthony Browneの絵にはいろいろな仕掛けのようなものがあり、見返すたびに新しい
発見があり楽しいです♪ 人物の髪の毛1本にまでこだわる緻密で現実的な描写と非
現実的なお話で不思議な世界へと誘われますが読後は妙にリアルな気分。(テレジア)
 
 
■Over in the Meadow / John Langstaff , Pictures by Feodor Rojankovsky (書評あり)

上で紹介した"Frog Went A-Courtin'"と同じ作者たちによる絵本。
"Over in the Meadow"も古くからある数え唄です。
韻を踏んだ心地よいリズムの唄とともに絵を見ていると、動物たちの
愛らしさにくぎづけになります。(ポロン)
 
 
■Where Is the Green Sheep? / Mem Fox, Judy Horacek

BlueのSheep、RedのSheep、他にもいろんなSheepが出てきます。
でも、Green Sheepがいません。
「Green Sheepはどこ?」

文章は繰り返しですが、多くの形容詞が出てきます。
それが絵で分かるようになっています。
とてもかわいらしい絵です。(ぷーさん)
 
 
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★シャドーイングによる読み聞かせ★

■Owl at Home / Arnold Lobel (書評あり)

5編のショートストーリーの中からOwl and the Moonをシャドーイングしました。
音源はLobelさん自身の朗読ではないですが、
落ち着いた女の人の声でストーリーの雰囲気によく合っています。(ぽんた)

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★お薦め本 〜オランダより〜

今回もKianさんがオランダよりお薦め本を紹介してくださいました。

■This is Paris
■This is Ireland / M. Sasek

それぞれ1959年と1964年に出版された絵本の復刻版です。
子どもたちに向けた楽しいガイドブックです。
街の様子や、住んでいる人々、美しい自然を
ユーモアたっぷりに生き生きと描いています。
パリのざわざわした雰囲気を味わいたくなり、
アイルランドの美しい緑に目を奪われました。
巻末には、当時と今で違っているところに関する記述もあります。
この絵本を読んで、まだ見ぬ地、
パリとアイルランドに対する憧れが増すばかり♪(Kian)
 
 
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〓次回の例会のお知らせ〓

次回のSSS大阪絵本の会の例会は、
9月13日(火)大阪駅周辺 を予定しています。
「絵本の会に参加してみたいけど...」というあなた!
この報告に【参加希望】の形で返信していただいて、
sss_ehonnokaiあっとinfoseek.jp までメールを送付してください。


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