Re: 幻の講演料について

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[電球] 7283. Re: 幻の講演料について

お名前: まりあ@SSS http://www.buhimaman.jp/
投稿日: 2005/7/9(14:02)

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酒井先生、みなさん、こんにちは。 まりあ@ぶひままんです。

〉そもそも多読はみなさんのボランティアで成り立っているのが
〉基本で、多読で収入があるのは、出版社(これがいちばんもうかって
〉いる!)、書店、SEG、ぶひままんブックショップ(まりあさんの労力、
〉時間、気苦労を考えると赤字だと思いますが)ぐらいなものでしょう。
〉それ以外の人々は全員無報酬です。

   ぶひままんの売上は、7割くらいバーゲンデーに集中しているので、
   月の労働時間150〜180時間程度で手許に残るのは2万円位。
   袋貼りの内職よりはワリが良いかも、あはは。

   楽しみは、お客さんのお買上げが1A→2A→3A...と上がっていく
   のが見えることですね。それから掲示板に一度も投稿したことの
   ない方でも数100万語分の本をご売却になる方があること、そういう
   多読に関して掲示板で見えない部分が見えることかな?

   ぶひままんを始めてビックリしたことは、ネットショップの維持費が
   結構高いということ。

   IT革命が喧伝された森首相の時代(彼はいっと革命と言ったそうな)
   インターネットの普及で誰でもネット通販で商品を売れるから、
   流通革命が起きて物価が下がる、といわれていましたが、現実には
   ネット通販のお店でも商品価格はちっとも安くありません。
   それもそのはず、http://www.buhimaman.jp/のアドレスを使うだけ
   で月3,800円(接続通信費は別)、ご注文メールに自動返信したり
   ショッピングカートをつけたり、クレジットカードを使えるように
   すると、結局商品数にみあった規模のお店の家賃くらいはかかって
   しまいます。それでぶひままんはすべて手作業、ふたまたのぶた手
   でぱちぱちキーボードを叩いて...売約済みの表示もご注文とは
   連動していないので、ときどき出し忘れがあって...

   などなど一人前のお店とは言い難い状態ですが、利益を上げて
   しっかりお店らしく整備するよりも、多少ご不便をおかけしても
   商品がお安い方がいいかな?と。
   
〉でも、とにかく膨大な量の「善意」でできているのだと思います、
〉多読の活動は。

   アドバイスを受けるのもただ(アドバイスする人もただだから)、
   書評を利用するのもただ(書評を上げる人もただだから)なのは
   ともかく、サーバー使用料ただなのはSEGにおんぶ、
   タドキスト大会も会場費はなし(やっぱりSEGのご好意)....
   SEGBookshopには事業と言えるだけの収入があって、SEG収支に
   入っているけれど、厳密には受益者負担ではありません。
 
〉で、それがどうしていま問題になるのか、ですが・・・
〉たとえば福岡では独眼龍さんに司会をしていただいて、かなりの時間、
〉福岡と大分のタドキストのみなさんに話をしていただきました。

〉だから当然せめて独眼龍さんにはお礼をすべきなのですが・・・
〉なにしろ、丸善からも、お膳立てをしてくれたOxford University
〉Pressからも講演料はもらっていないので、お礼ができないのです!

   英語学習サイトには有料のところも多々ありますが、書評を
   見られるのは有料会員会員のみ、とかするのすごく嫌な感じ、
   さりとてすべてが無料のSSSの活動では、講演会のお手伝いを
   して下さる方のお礼も出来ない、という板挟みになります。

〉残念ながら、まだ多読の活動と、出版社、書店などとの
〉力関係はそういうものなのです。まだまだ多読を「紹介して
〉やっている」であって、「酒井さん、どうか講演をしてください、
〉講演料を出しますから」という具合にはなっていない・・・

   書店さん・Amazonさん、ずいぶん利益が上がっているのだから
   もう少し還元してくれてもいいのでは?と思わずにいられませんが、
   さりとていくらかSSSに入る、というシステムが出来たら、今度は
   SSSが本屋さんの売上のために多読を薦めているようにとられかね
   ないし、ここでも板挟み。

   う〜ん、難しい。
   どなたか良いお知恵を!


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