第38回SSS大阪絵本の会 活動報告

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[報告] 6698. 第38回SSS大阪絵本の会 活動報告

お名前: Kian
投稿日: 2005/4/22(06:16)

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みなさま、こんにちは!SSS大阪絵本の会です。
雨の降る中、元気に例会を行い、
たくさんの絵本を囲んでわいわいがやがやと楽しみました。
冬からいきなり夏になってしまったような大阪から、Kianが報告します。

(4月12日 出席9名)

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★本の紹介★

■ Oops! / David Shannon
■ Oh, David! / David Shannon (ともに書評あり)

"No, David!"のDavidがオムツをしていた頃は?
Davidファンにはたまらない二冊です。 (showatch)

■The Jolly Christmas Postman / Janet & Allen Ahlberg

郵便屋さんがマザーグースや童話の登場人物たちに
クリスマスカードを届けに回ります。
ページの途中にクリスマスカードが挟まれているのですが、
これが見事な仕掛けになっています。
しかも内容もそれぞれのお話に関連してちょっとヒネってあり、
とても面白く可愛い絵本です。隅々までじーっくり眺めてください。
なにより、これだけの仕掛けがあって
このお値段というのが素晴らしい!ご参考までに↓。(ぷーさん)
[url:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0316127159/sss-22/ref=nosim/]

■Night of the GARGOYLES / Eve Bunting, Illustrated by David Wiesner

”GARGOYLES”とは建物の雨樋に使われている人や動物の形をした彫刻です。
その”GARGOYLES”が夜な夜な遊び回るお話です。
ちょっと恐そうな、それでいてちょっと愛嬌のある絵です。
語彙はちょっと難しめだと思います。(間者猫)

■The Man Who Wore All His Clothes / Allan Ahlberg,
Illustrated by Katharine McEwen

Gaskitt家のパパは、ちょっと変わったクセの持ち主。
時々ありったけの服を着て出かけてしまうのです。
なのに家族の誰ひとり止めようとしません。
なぜなら・・・。(はねにゃんこ)

■Noah's Ark / Illustrated by Peter Spier (書評あり)

「ノアの箱舟」の話を丁寧な丁寧な絵で表現したこの絵本は、
いくら眺めてもあきません。それどころか、眺めれば眺めるほど
感動して目が離せないほどです。
冒頭のThe Floodという詩は、リズムがよい押韻詩で、
思わず音読したくなります。この詩は、少し語彙が難しいのですが、
繰り返し読んで絵を眺めていると、段々意味が分かってきました。(Kian)

■The Caterpillar and the Polliwog / Jack Kent (書評あり)

「大きくなったら違うものになる」あおむしとおたまじゃくしの物語。
違うものになるのが自慢のあおむしと、自分が変わることさえ知らなかった
おたまじゃくしの絶妙な掛け合いが楽しい♪
人間には分からない気持ち(?)を扱ったこの絵本、
みんなでわいわい楽しみました。(Kian)

■Tadpole's Promise / Jeanne Willis,
Illustrated by Tony Ross (書評あり)

あおむしとおたまじゃくしの話をもうひとつ。こっちは、恋の物語。
そう、あおむしとおたまじゃくしが恋に落ちるのです。
「変わらないで、そのままのあなたでいてね」って、そりゃ無理やでー!
いやもう、わいわいどころか、みんなでぎゃーぎゃー騒ぎました。
それほどの衝撃を与えてくれる絵本です。
絵本を仲間と共有するって楽しいことです、ホンマに(笑)。(Kian)

■ KANJI PICT・O・GRAPHIX / Michael Rowley

英語で書かれた漢字学習のための本です。
漢字の意味と形をとてもコミカルな絵で表現しており、
あまりの強烈さに一度見たら忘れそうもありません。
学校でもこんな方法で教えてくれたらよかった!(showatch)

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★読み聞かせ★

■Badger's Parting Gifts / Susan Varley (書評あり)

誰からも慕われていたBadgerが死んでしまいました。
愛するものとの別れを受け入れるのは容易なことではありません。
残された動物たちはBadgerとの思い出を語り合ううちに、
いかにかけがいのないものを、Badgerがそれぞれの中に
残していってくれたかに気づきます。そして季節の移り変わりと共に、
悲しみは優しい思い出へと変わっていきます。

『わすれられないおくりもの』という邦題のこの本は、
心に残る私の大好きな絵本です。
たしか数年前にも読み聞かせをしたことがありますが、
小さな英字がますます読みづらくなって・・・
年はとりたくないものです。 (テレジア)

■The Happy Hocky Family / Lane Smith (書評あり)

英文はとっても簡単!でも、と〜ってもブラックな味がある絵本です。
絵本は難しいから‥‥と、読み聞かせを躊躇しているあなた!
この絵本でどうですか?ただし、相手は大人のほうがいいです(笑)。(Kian)

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★シャドーイングによる読み聞かせ★

■Three Little Kittens / Paul Galdone (書評あり)

マザーグースの「三匹の子猫」がダイナミックで楽しい絵本になっています。
作者のPaul Galdoneは、昔話を何冊も絵本にしていますが、
どれも勢いがあり、楽しい絵本になっているのでお薦めです。
この絵本の音源は、これ以上ないくらいゆっくりなので、
シャドーイング初心者の人にも、お薦めできます。
ページをめくる合図は子猫のかわいい鳴き声です♪(Kian)

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★シャドーイング★

■Jazz Chant FAIRY TALES / CAROLYN GRAHAM(書評あり)

第35回SSS大阪絵本の会活動報告の「シャドーイング」で紹介されました。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=6395]
8篇あるお話の中から今回は“Little Red Riding Hood”
の一部をシャドーイングしてみました。
みなさんご存知の赤頭巾ちゃんのお話です。
別売の音源では赤頭巾ちゃんはかわいい子供の声、
狼はいかにもずるそうな声で掛け合いとなってます。
思いっきりなりきってシャドーイングすると楽しさ倍増です。(ぽんた)


▼返答


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