[掲示板: 〈過去ログ〉オフ会参加募集・報告 -- 最新メッセージID: 14793 // 時刻: 2024/12/26(02:29)]
------------------------------
akoです。
クッキーさんの声が、今日も私の耳に響いています。
back and forth... back and forth....
…素敵な絵本の夕べをご一緒に過ごさせていただいた皆さん、
遅くなりました。持参した本を紹介させていただきます。
昨年のタドキスト大会以来、やっとSSS書評登録を覚えたので、
会合の機会にあわせて書評を書くことにし、リンクをSSS書評にしてみました。
■Mr.Jordan in the Park■
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000009038&cd_sc=a_130&nm_page=1]
落ち着いた色調の美しい絵に惹かれました。
そして老いた男性が主人公であることにも惹かれました。
子どもと一緒に読んでも、きっと素晴らしい情操教育の本になると思いますが、
何より感心するのは、子どもだけに読んでもらおうという様子は全く見られない、
その装丁、表紙、絵柄です。
老いを意識し始める中年以降の成人に向けた静かなメッセージを感じます。
老いることは、つまらないことなんかではない。
老いていくことは、老いてからでないとわからない格別の充足と感慨がある。
Mr.Jordanと共に、老いていくことを、ゆっくりと、しみじみと満喫するように人生を送ったかのようでした。
高齢になってからもぜひ再読したいと思っています。
■The Missing Piece■
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000003464&cd_sc=a_130&nm_page=1]
■The Missing Piece meets the Big O■
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004593&cd_sc=a_130&nm_page=1]
この2冊は同じ作者による、同一のシリーズ(と言えるかどうかは不明)なので、
共通の感想にします。
こんな平易な英語、少ない文章で、こんなに深い世界が語れることに、驚き、
英語学習のために易しい絵本で学習を。。。と思っていた私の英語学習観念をすっかり変えてしまいました。
学習していることを忘れ、英語を読んでいることを忘れ、
作者が語りかけてくる概念そのものを受け止めたい、という思いで読んでいました。
一読して思ったのは、日本の古典『方丈記』。
行く川の流れはたえずして、しかももとの水にあらず。
思想に洋の東西はないと教えられました。
私にとって、絵本は人生哲学です。
ではまた次回の池袋まで、ごきげんよう…
▲返答元
▼返答