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お名前: ぷぷ http://www.hpmix.com/home/pupu/
投稿日: 2003/5/15(10:21)
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酒井先生、みなさま、こんにちは。
大学が教育学部で、そこでドイツで発生したフリースクールに興味を持ったので、
当時少しドイツの一般の教育制度を調べました。
そこで驚いたのが、ドイツではたとえば公立小学校で、マラソンも縄跳びも
水泳もしない!!
すご〜〜くびっくりしませんか??
ドイツで普通に大人になったひとには、縄跳びしたことがないひと、たくさん
いるんですよ。マラソンしたことがないひとも。泳げないひとも。
ドイツでは小学校といえど、学校は勉強をするところなのです。
そして高学年でもお昼に家に帰ってきて、それからスポーツをしたい子どもは
地区のスポーツクラブにいくのです。少しだけ球技の授業があることはあります。
でも体育の授業数が圧倒的に日本にくらべて少ないです。
あと生活指導も学校はしません。教師は一歩学校からでた生徒がタバコを吸って
いても、注意する「権利」を持ちません。「義務」ではなく「権利」を
持たないのです。
ついでに言うと、性教育も学校ではしません。
そーいうことは家庭の仕事なのです。性教育に関しては、ホームドクターの
ところに思春期前の子どもを連れていって、説明してもらったりする
そうです。もちろん親も一緒に話をします。そーいうことを子どもに教える
責任の第一は、親にあるので。
例えばその代わり、文系の大学に行こうと思えば、大学入学時点で
つまり高校卒業の時点で、すでに3カ国語くらいできて当たり前です。
たとえば、英語、フランス語、ラテン語、ロシア語あたりの、新聞が
読めて、会話もできて、ある程度の自分の意見をまとめた文章が書けて
当たり前なのです。そうでないと、大学に入学できないのです。
学校はなにをするところなのか、という前提が全然違います。
勉強とはなにかとか、学問とはなにかとか。
ああ、ひさしぶりにこの問題を考えていたら、熱くなってしまいました(^^:
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