第32回SSS大阪絵本の会 活動報告

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[報告] 6065. 第32回SSS大阪絵本の会 活動報告

お名前: Kian
投稿日: 2005/1/16(22:11)

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みなさま、あけましておめでとうございます!SSS大阪絵本の会です。
今年もみんなで元気いっぱい活動していきます。よろしくお願いします!

第32回例会を行いましたので、報告します。
今回報告する本はすべて書評があります。
そちらもぜひご覧くださいね♪

(1月11日 出席3名 報告Kian)

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★本の紹介★

■Tea with Milk / Allen Say

"Grandfather's Journey"の主人公、Grandfatherの娘である、
著者の母親が主人公のお話です。
これに"Tree of Cranes"をあわせて3部作となっています。
アメリカで生まれ育った主人公のMasakoは、友人たちからはMayと呼ばれ、
家の外ではまるっきりアメリカ風の生活をしていますが、
家では両親の方針で、日本語を話し、日本風の生活をしていました。
そんな彼女がHighschoolを卒業したころ、
ホームシックになった両親は日本に帰ることを決意します。
けれど、見た目は日本人でも内面はアメリカ人の彼女が
戦前の日本の田舎での生活に馴染めるわけも無く……。
そんな中で、自らの居場所を得るため戦う主人公の姿がとてもステキです。

余談ですが、大阪を良くご存知の方なら「おお!」と思える景色が
イラスト中にいくつか出てきます。(ぷーさん)

■Cannonball Simp / John Burningham

Simpはみんなから醜い子犬だと言われ、
飼い主でさえもらい手がないと捨ててしまいます。
おなかを空かせたSimpには行くところもありません。
たどり着いたサーカスにはやさしいピエロがいました。
でも、彼もサーカスにいられなくなりそうなのです。
そこで、Simpは...。彼女は利口な子犬だったのです。(Kaako)

■The Old Woman Who Named Things /
Cynthia Rylant, Illustrated by Kathryn Brown

友達にみな先立たれ、一人になったおばあさん。家、車、ベッドなど、
自分より長生きしそうなものだけに名前をつけて、毎日を暮らしています。
そんなおばあさんの所に、茶色い犬がお腹をすかせてやって来るようになります。
えさは与えますが、頑ななまでに名前をつけようとしないおばあさん。
そんな関係になってしまったら、残されるのは自分かもしれない。
そしてある日、来るはずの茶色い犬が来なかったのです・・・。
「後で悲しい思いをするくらいだったら、今のうちに引き返そう」という
臆病な気持ち、分かります。切ないです。(Kian)

■Goldilocks and the Three Bears / James Marshall

有名な昔話「三匹のクマ」のお話です。
色んな絵本があるこのお話ですが、私のオススメはこの絵本!
クマも女の子も、家も部屋も、森も、と〜にかく絵が楽しいのです。
特に森への入り口と、小さいクマのベッドには大笑い♪
1989年、Caldecott Honor賞受賞作です。(Kian)

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★読み聞かせ★

■HUSHERBYE / John Burningham

おやすみなさいの絵本です。
お母さん猫は子猫と休むところをさがしています。
あかちゃんもおねむ、3びきの熊たちも、おさかなも。
はい、おやすみなさい。
 
UK版は"HUSHERBYE"US版は"HUSHABYE"とスペルが違うようです。(Kaako)
 
■Why Do Kittens Purr? / Marion Dane Bauer, Illustrated by Henry Cole

どうして子猫はゴロゴロってのどを鳴らすのかな? 
どうして子犬はしっぽを振るのかな?
どうして...。といろんな?が次々と。
子供たちの頭の中には?がいっぱいつまっているのね。(Kaako)

■The Man Who Walked Between The Towers / Mordicai Gerstein

同時多発テロでなくなってしまったWTCが舞台です。
この2つのビルの間を綱渡りした青年の話、実話です。
足がすくみそうになってしまう絵が、
綱渡りをしている間、青年がどんなに自由だったかを雄弁に物語ります。
なぜこんなに好きか分からないけど、好きで好きでたまらない絵本です。
2004年、The Coldecott Medal賞受賞作です。 (Kian)

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★シャドーイングによる読み聞かせ★

■『A List』Frog and Toad Togetherより / Arnold Lobel

おなじみ、がまくんとかえるくんのお話。
ある朝、がまくんは「一日は忙しい。することのリストを作ろう」と、
今日することを書き出します。このメモがいいのです♪
「起きる」「着がえる」「朝ごはんを食べる」・・・。
シャドーイングをしていても、顔がほころびます。(Kian)


▼返答


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