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お名前: ぷーさん http://pooh-chan.tea-nifty.com/
投稿日: 2005/1/2(20:39)
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皆さま、こんにちは。SSS大阪絵本の会です。
第31回例会を行ないましたので報告させていただきます。
気がつけば今年最後の例会でした。
今回は、ゲストにさんぽさんをお迎えしました!
参加者9名 ぷーさんが報告します。
★本の紹介
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☆クリスマスの絵本☆
例会が行なわれたのがクリスマス前でしたので、今回もたくさんのクリスマス
の本が紹介されました。
今年のクリスマスは終わってしまいましたが、来年のクリスマス前にまたどう
ぞ♪
■The Dolls' Christmas / Tasha Tudor(書評あり)
ふたりの女の子はそれぞれとっても古いお人形をもっていました。
古いけれどとってもステキなお人形です。それに、ピッタリの人形の家だって
あるのです。
女の子たちはお人形のクリスマスをすることにしました。
ターシャ・テューダーさんが子供の頃のお人形のクリスマスを絵本にしました。
(Kaako)
■A Wish to be a Christmas Tree /
Colleen Monroe Illustrated by Michael Glenn Monroe(書評あり)
クリスマスツリーのファームでは、いろいろな家族がやってきて‘我が家’の
ツリーを買ってゆきます。
でも、クリスマスツリーには大きくなりすぎたもみの木が一本また今年も残さ
れます。
「ぼくは、誰かの家のクリスマスツリーになりたいのに...。」と涙をなが
しています。
「でも、君はぼくたちのかけがえのない木なんだよ。」と森の動物や鳥たちが
集まります。
こころあたたまるクリスマスのお話です。 (Kaako)
■Wake Up, Bear...It's Christmas! / Stephen Gammell(書評あり)
くまさんは冬眠の準備をしています。でも、今年はちょっと違うんです。
毎年、見逃してしまうクリスマスを見るために目覚ましをかけました。
ツリーを準備して、歌を歌って、初めてのクリスマスを楽しんでいたら、そこ
へ思いがけぬ来客が……。
そう、皆さんご存知の「あの方」なのですが、くまさんは初めてのクリスマス
なので「あの方」を知りません!(笑)
イラストの「あの方」は小柄でイメージと少し違ったのですが、ちょうど新聞
に「あの方」についてのコラムが掲載されました。
太って陽気な、というイメージが全世界的に出来上がったのは1948年から始ま
ったコカ・コーラのCMの影響だそうです。
それまでは北欧では妖精(Tomtenなど)のように小柄なおじいさん(地域によ
ってはおばあさん)のイメージだったそうです。(ぷーさん)
■The Christmas Party / Adrienne Adams(書評あり)
イースターエッグを作るのが仕事のウサギの一家。
息子のOrsonもそろそろ一人前。
一人で裏庭のツリーハウスで生活をしています。
ある年のクリスマス前のこと、近くのウサギたちがツリーハウスを訪れ、思い
がけずクリスマスパーティーを開くことになってしまいました。
最初は乗り気ではなかったOrsonですが……。
The Easter Egg Artistsという作品の続編だそうです。(ぷーさん)
■Guri and Gura's Surprise Visitor /
Rieko Nakagawa and Yuriko Yamawaki(書評あり)
雪の中で遊んでいたぐりとぐらは大きな足跡を見つけます。
足跡を追いかけていくと……自分たちの家についてしまいました。
どうやら思いもかけぬお客様がいるようです……。
いつものように美味しそうなお菓子も出てきます。(ぷーさん)
■The Christmas Story / Pictures by Bernadette Watts(書評あり)
聖書の「ルカによる福音書 第2章 1節〜20節」(King James Version・キ
リストの誕生部分)を絵本にしたものです。
英文は難しいですが、絵がとてもきれいです。(ぷーさん)
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☆Hiawatha関連の本☆(すべて書評あり)
■Hiawatha / Henry Wadsworth Longfellow,
Pictures by Susan Jeffers
■Hiawatha's Childhood / Henry Wadsworth Longfellow,
Illustrated by Errol Le Cain
北米先住民の伝説の英雄Hiawathaの子ども時代を歌った詩にSusan Jeffersと
Errol Le Cainがそれぞれイラストを描いた絵本です。
同じ男の子が、全く違う絵で表現されているので、比べて見ると興味深いです。
英語は古い詩なので、難しいですが、流れるようで美しいです。(Kian)
■The Song of Hiawatha / Henry Wadsworth Longfellow
上の2冊の元になった、Hiawathaを歌った詩集です。
初版は1855年で、アメリカでベストセラーになりました。
Hiawathaが様々な面から詩になっているのですが、その中から、子ども時代を
歌った「Hiawatha's Chaildwood」が上の2冊の絵本になっています。
Longfellowが北米先住民の調査、研究を重ねる中で、Hiawathaに最も興味を持
ったようです。(Kian)
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■The Bird Alphabet Book /
Jerry Pallotta, Illustrared by Edgar Stewart(書評あり)
鳥の名前をアルファベット順に並べた絵本です。
”こうもりは鳥じゃないからどこかへ行ってもらいましょう”という遊び心も
入っていて読んでいてとても楽しい(?)絵本です。
第29回SSS大阪絵本の会で紹介された"The Skull Alphabet Book"と同じ作者に
よる作品です。(間者猫)
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=5852]
■Corgiville Fair / Tasha Tudor(書評あり)
ここは、コーギー(犬)の村です。村のみんなは年に一度のお祭りを楽しみに
しています。
やぎのレースや収穫物のコンクールもあるのです。
ブラウンさんちのケイレブくんもやぎレースに出場します。
もちろん、優勝をねらっているのはケイレブくんだけではありません。
ターシャ・テューダーさんの絵がお話の隅々までを描いています。(Kaako)
★読み聞かせ★
■White Snow Bright Snow /
Alvin Tresselt Illustrated by Roger Duvoisin(書評あり)
冬の始まり。雪が降り始める。大人たちは「雪の季節だなぁ」と冬支度をはじ
め、子供たちは空を見上げて雪を楽しみにまちます。
本の最初に詩が書かれています。作者は雪の夜、通りを歩いていて
この詩が最初にできたのだそうです。私はこの詩がとても気に入りました。
絵本の本文もとてもすてきです。 (Kaako)
■The Mousehole Cat / Antonia Barber, Pictures by Nicola Bayley
Tomじいさんと猫のMowzerは小さな漁村で仲良く暮らしていました。ある年、
激しい嵐に見舞われ、漁にでることの出来ない村人たちは餓死寸前になってし
まいます。
村人を救うため自分の命も顧みず漁にでるTomじいさん、彼に寄り添いながら
The Great-Storm Cat の怒りを鎮めようと力のかぎり歌い続けるMowzer、、、
強いきずなと信頼関係で結ばれた老人と猫、無償の愛、一途な望みをかけ希望
の光をともし待ちわびる村人の姿、これらを通して語られるのは”愛と希望”
です。(テレジア)
■The Stray Dog: From a True Story by Reiko Sassa / Marc Simont(書評あり)
ある家族がピクニックをしていると、うすよごれた小犬がやってきた。子ども
たちは犬に Willy と名前を付け、帰る時間までたっぷり遊ぶ。「連れて帰ろ
うよ」「でも誰かに飼われているんじゃない?」そう言って Willy を置いて
いったものの、家に帰っても家族全員気になって…。
友人の Reiko Sassa の話をもとに Simont が絵本にしたそうです。
最後まで読んだ後、もう一度タイトルページをゆっくり見てください。
犬と子どもがとてもかわいい絵本です。(オシツオサレツ)
■Elephant Elephant: A Book of Opposites /
Francisco Pittau, Bernadette Gervais(書評あり)
見開きに対になる単語とゾウの絵が描かれています。
笑ってしまうページや、唸ってしまうページなどとても楽しめます。
タドキスト大会で見せてもらい感動して、即買いしてしまいました。
(showatch)
■Counting Penguins / Betsey Chessen, Pamela Chanko(書評あり)
ペンギンを数えていく本です。
各ページにペンギンの写真とともに、0 Penguins, 1 Penguin, 2 Penguinsと
数が増えます。
総語数27語で、かなりの部分を数字と"Penguin"が占める超簡単な絵本です。
でも、読み終わってから0の分がPenguinsと複数形になっていることに気がつ
いて、単純な絵本でも発見があるんだと、嬉しくなりました。
(そういえば、Agatha Christieのも「And Then There Were None」でした)
(showatch)
★シャドーイングによる読み聞かせ★
■If You Give a Moose a Muffin / Laura Joffe Numeroff,
Illustrated by Felicia Bond (書評あり)
「もし、ムースにマフィンをあげたら、ジャムも欲しがるよ。
で、ママのお手製ジャムをあげて、ムースがマフィンを食べ終わったら、もっ
と欲しがるよ。で・・・」と、延々と続くムースの行動。
子どもの想像力ってたいしたもんです。そして、それにも増して楽しいのが、
ムース君の表情としぐさ。最高です。
音源はゆっくり目なので、慣れてきたらお話を十分楽しみながらシャドーイン
グできます。(Kian)
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