第25回SSS大阪絵本の会 活動報告

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[報告] 5478. 第25回SSS大阪絵本の会 活動報告

お名前: Kian
投稿日: 2004/10/4(14:52)

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こんにちは、SSS大阪絵本の会です。9月28日、第25回例会を行いました。
今回はゲストに酒井先生をお迎えし、先生を笑わせたり、
泣かせたり(←感動して、です:笑)、にぎやかに絵本を囲みました。

参加8名(ゲスト:酒井先生 報告:Kian)

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☆本の紹介☆

■Ten in a Bed / Mary Rees (書評あり)
邦題『ベッドに10にん』

10人の子供達が1つのベットに入ったところで、
一番左の女の子が"Roll Over! Roll Over"と叫びます。
すると一番右の子供が押し出されます。
そして1人減り2人減り最後は・・・。(間者猫)

■The Ball / David Lloyd, Illustrated by Mary Rees (書評あり)

この冒険物語のヒーローは、
投げられたり飛んだり跳ねたりしたくてたまりません。
ヒーローは誰かって? タイトルの通り、ボールです。
動きがあって楽しい絵本です。(showatch)

■Clifford at the Circus / Norman Bridwell (書評あり)

真っ赤な犬クリフォードシリーズ(Clifford the Big Red Dog)の1冊。
今回は、サーカスの助っ人(犬!)になるクリフォード。
猛獣使い、ピエロ役、綱渡り、ゾウの大行進の代役など
なんでもござれの大活躍!
そんな中、エミリーがあぶない!どうする、クリフォード!
ユーモラスな絵とストーリーで楽しめます。(抹茶アイス)

■Grover Learns to Read / Dan Elliott,
Illustrated by Normand Chartier (書評あり)

お母さんに読み聞かせしてもらうのが大好きなグローバー。
本当は、自分で読めるようになってきました。
だけど、お母さんに言ったら、もう読んでくれないかも!そんなのいやだ!
そんなグローバーに、あることがきっかけとなり、より大きな楽しみが・・

本を読むことができるという喜び・・何だか、英語の多読を
始めた頃の自分と、グローバーがだぶって見えました。(抹茶アイス)

■The Gardener / Sarah Stewart, Pictures by David Small (書評あり)
邦題『リディアのガーデニング』

第12回絵本の会活動報告の「絵本の紹介」で紹介されました。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=3606]
豊かな自然の中で育つリディアは、おばあちゃんといっしょに
花を育てることが何より好きな女の子です。
ところがお父さんの失業で、しばらくの間遠い町に住むおじさんのところに
預けられることになりました。
おじさんの営むパン屋を手伝って暮らしながら、職人気質の気難しい
おじさんに、なんとか笑顔を見せてほしいと願うリディアですが・・・。
読む人の心を優しくほぐしてくれる本です。
1998年 Caldecott Honor賞受賞作です。(はねにゃんこ)

■Meine Ritterburg / Illustration by Klaus Bliesener (書評あり)

蛇腹になっていて、中世のお城がどんな様子だったか分かる、
絵本というよりおもちゃです(笑)
びろ〜〜んと広げて「おお〜」と楽しみました。
ちなみに、題名はドイツ語です。(Kian)

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旅行先で買ってきたオランダ語、ドイツ語の絵本を
同じ絵本の英語のもの、日本語のものと並べてみんなで見てみました。
タイトルのみ並べますので、英蘭独日を比べてみてくださいね。(Kian)

英 The Very Hungry Caterpillar (書評あり)
蘭 Rupsje Nooitgenoeg
独 Die kleine Raupe Nimmersatt (書評あり)
日 はらぺこあおむし

英 The Story of the Little Mole Who Knew It Was None of His Business
蘭 Over een kleine mol die wil weten wie er op zijn kop gepoept heeft
独 Vom kleinen Maulwurf, der wissen wollte, wer ihm auf den Kopf gemacht hat.
日 うんちしたのはだれよ!

英 Swimmy (書評あり)
独 Swimmy (書評あり)
日 スイミー

英 We're Going on a Bear Hunt (書評あり)
蘭 Wij gaan op berenjacht
日 きょうはみんなでクマがりだ

英 Rainbow Fish to the Rescue
独 Regenbogenfisch komm hilf mir!
日 にじいろのさかなしましまをたすける!

英 Rainbow Fish and the Big Blue Whale
独 Der Regenbogenfisch stiftet Frieden
日 にじいろのさかなとおおくじら

英 Little Polar Bear (書評あり)
独 Kleiner Eisbar wohin fahrst du?
日 しろくまくん、どこへ?

英 Little Polar Bear Finds a Friend (書評あり)
独 Kleiner Eisbar nimm mich mit!
日 しろくまくん、つれてって!

英 What Baby Wants
独 Wer weiss, was unser Baby will?
日 だっこしていいこいいこ

次は幼児用単語集です。
2歳用はオランダ語のみ、3、4歳用は英語とオランダ語の同じ本。
こういう本は、全く知らない言語でも、言葉がよく分かるので、
多読初期にいいですね。

Piepemuisje's woordjes voor 2-jarigen
Tiny the Mouse Dictionary for 3-years-olds(書評あり)
Piepemuisje's woordjes voor 3-jarigen
Tiny the Mouse Dictionary for 4-years-olds(書評あり)
Piepemuisje's woodjes voor 4-jarigen

最後に、クイズです。
子犬の「Spot」のオランダ語の名前は何でしょう?
ヒント:日本語では「コロちゃん」です。
(全然ヒントになってませんね:笑)

答えはこの絵本の題名から
Welterusten, Dribbel!
「Dribbel」です。犬の名前だけ比べてみても面白いですね。

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☆読み聞かせ☆

■Yo! Yes? / Chris Raschka (書評あり)
邦題『やあ、ともだち!』

2人の男の子のお話。
「友達になりたい!」という気持ちがどんどん伝わってくる絵本です。
2人の表情、ジェスチャー、そして、影までも楽しみたい。
声に出していると、自然に2人の気持ちになりきって読んでしまいます。
読み聞かせには最高の絵本でしょう。
1994年 Caldecott Honor賞受賞作です。

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☆シャドーイングによる読み聞かせ☆

■The Story of a Fierce Bad Rabbit / Beatrix Potter (書評あり)
邦題『こわいわるいうさぎのおはなし』

人気のピーター・ラビットシリーズの1冊ですが、
これはピーター達のお話とは別のものです。
わるいうさぎがいいうさぎの人参をぶんどってしまうのですが、
最後はどうなるかな?
シリーズの中でも、一番易しい英語で書かれています。
音源は、お話の流れにそって、速い所、ゆっくりの所と変化があるので、
シャドーイングは楽しいです。

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☆シャドーイングによるストーリーテリング☆

■Two Hunting Dogs / Retold by Ralph F. McCarthy
(講談社英語文庫『アメリカ昔ばなし』より)

熱心なハンターである父親の飼っていた2匹の猟犬にまつわるお話。
スケールも大きい「アメリカほら話」の中で、
この程度のお話なら、まことしやかに語られると思わず信じてしまいそうです。
 


▼返答


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