SSS大阪絵本の会 第23回活動報告 1周年スペシャル!

[掲示板: 〈過去ログ〉オフ会参加募集・報告 -- 最新メッセージID: 14793 // 時刻: 2024/11/6(08:27)]

管理用 HELP LOGIN    :    :


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

[報告] 5216. SSS大阪絵本の会 第23回活動報告 1周年スペシャル!

お名前: Kian
投稿日: 2004/8/31(03:29)

------------------------------

こんにちは、SSS大阪絵本の会です。

8月24日に、第23回例会を行いました。
テレジアさんとはねにゃんこさんの呼びかけで、
絵本が大好きな大阪のタドキストが集まったのが去年の8月26日。
「絵本の会」立ち上がりの日でした。
9月9日に第1回例会を行ってから、もう23回になりました。
例会の内容も回を重ねるごとに充実してきています。
こうやって掲示板でご紹介している本も、今回で合計300冊になりました。
これからも、みんなで楽しく一生懸命活動して行きたいです。
活動報告を読んでくださっているみなさん、
これからの「SSS大阪絵本の会」にも、ぜひ期待してくださいね。

第23回例会(出席:8名 報告:Kian)

☆本の紹介☆

多読通信第36号
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-news&c=e&id=120]
でポロンさんが紹介してくれた絵本を
「よかったよー!」と、2冊紹介がありました。(すべて書評あり)

■Find the Constellations / H. A. Rey
邦題『星座を見つけよう』

Curious GeorgeでおなじみH.A.Rey氏による絵本です。
夜空で星座を見つける方法をかわいいイラストで詳しく説明してくれます。
科学的な説明も、星座にまつわる神話の説明もあります。
これを読めば、誰でも星座が見つけられそう、と思えるとても楽しい本です。
本のあちらこちらに出てくる小さい二人組みの会話も楽しいので、
お見逃し無く! (ぷーさん)

■Only Passing Through /
Ann Rockwell, Illustrated by R. Gregory Christie
邦題『とどまることなく』

1800年代初頭、アメリカ合州国では、奴隷は人間として扱われておらず、
家畜と同様の扱いでした。奴隷の子は売られていってしまうのです。
農場に売られて行った9歳の少女イザベラ(のちのSojourner Truth)は、
過酷な労働に耐え、ひどい仕打ちを受け、結婚の自由さえもなりません。
農場主が決めた相手と結婚させられ、子供を産まされ、
その子供も奴隷として売られていってしまうのです。
ある日、イザベラは神の啓示をきき、農場を逃げ出します。
すぐに追いかけられ連れ戻されそうになりますが助けられ、
売られた子供を取り返すことを、裁判で争います。
Sojournerは各地で様々な嫌がらせを受けながらも、
奴隷解放を強く訴え、遊説を始めます。そしてその影響力は合州国全土へ。
アメリカ合州国の歴史を知っておこうとするなら絶対外せない1册。(間者猫)

----------------------------------------------------------------------

多読通信第45号
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-news&c=e&id=145]
でも紹介したAnita Lobelの本を紹介しました。
すべて多読通信紹介本とは別の本なので、ぜひご覧ください。
Anita LobelはFrog and ToadシリーズのArnold Lobelの奥さんです。
夫婦合作の絵本もあります。(すべて書評あり)(Kian)

■Potatoes, Potatoes / Anita Lobel
邦題『じゃがいもかあさん』

ある国で戦争が起こり、食料がなくなります。
ある1人のお母さんは2人の息子と、戦争に関係なくジャガイモを作り続け、
平穏な生活を送り続けますが、ある日・・・。

■A Treeful of Pigs / Arnold Lobel, Pictures by Anita Lobel
邦題『りんごのきにこぶたがなったら』

農家のおやじさんとおかみさんが市場でぶたをたくさん買います。
「一緒に世話するから買おう」と言ったのは、おやじさん。
なのに翌朝、おやじさんは「りんごの木みたいに、ぶたが木になったら
世話するから〜」と、起きて来ようとしません。大爆笑絵本。

■My Day in the Garden / Miela Ford, Pictures by Anita Lobel

雨の日、外で遊べないので、子ども達が家の中で「お庭ごっこ」。
子どもの想像力ってたくましい〜♪

■The Stable Rat and Other Christmas Poems /
Julia Cunnigham, Pictures by Anita Lobel

「キリスト誕生物語詩集」ですが、
「なぜ、こんな動物が・・・?」と笑わせてもくれます。音読向き。

■The Black Bull of Norroway /
Retold by Charlotte Huck, Pictures by Anita Lobel

スコットランドに伝わるノルウェーの昔話です。
黒牛と結婚しなければならない運命?かもしれない女の子のお話。
「終わり?」と思ってから、もうちょっと。
何だか、得した気分になれるお話です。

■All the World's a Stage /
Rebecca Piatt Davidson, Pictures by Anita Lobel

積み上げ唄(最初のフレーズに新しいフレーズが次々付け足されていく歌)
の絵本。シェイクスピア劇の登場人物たちが、舞台を披露します。
ユーモアたっぷりの楽しい絵本です。

■My Grandmother's Stories / Adele Geras, Pictures by Anita Lobel

ユダヤ人に伝わる昔話の本。女の子がおばあさんにお話をしてもらう形式で
進みます。昔話の前後にある、おばあさんの暮らしぶりの話がまた楽しい。

----------------------------------------------------------------------

■The Story of Ferdinand /
Munro Leaf, Drawings by Robert Lawson (書評あり)
邦題『はなのすきなうし』

お花の好きなFerdinandくん、彼はとっても物静かな牛なのです。
ああ、それなのに、ひょんなことから闘牛場へ連れて行かれてしまいます。
闘牛場には観客がいっぱい。闘牛士も登場。
さあ!闘牛が始まる。ところが...。 (Kaako)

■The Biggest Bear / Lynd Ward (書評あり)
邦題『おおきくなりすぎたくま』

ジョニーくんは、ある日森の中で小熊をみつけました。
そしておうちに連れて帰ってきました。
ジョニーくんは、おうちで育てるのですが、
かわいい小熊も大きくなってしまいます。
しまいには村でも問題を起こしてしまいます。
1953年Caldecott Medal賞受賞作。 (Kaako)

■HARRY by the Sea /
Gene Zion, Pictures by Margaret Bloy Graham (書評あり)
邦題『うみべのハリー』

家族と海にやってきた犬のHARRY。暑くて暑くてたまりません。
パラソルで涼もうとすると一杯で入れません。仕方なく日陰を探す事に。
浜辺をウロウロしていると波が頭からザブーンとかぶり、
波にさらわれますが、体中に海藻が巻き付き、ちょっとひんやりいい気持ち。
ところがこれがきっかけで、浜辺中、大騒動になってしまします。
HARRYは無事に家族のもとへ帰れるのでしょうか? (間者猫)

■The Future is Wild / Dougal Dixon and John Adams (書評あり)
邦題『フューチャー・イズ・ワイルド』

人類が地球上からいなくなった、はるか未来の博物誌。
氷河期や火山の爆発等による生物の大量絶滅を経て、
地球の動物がどのように進化しているか。
今(human era)から500万年後、1億年後、2億年後の世界を
CGを駆使して描いています。
科学系のお好きな方にはお勧めです。 (showatch)

----------------------------------------------------------------------

☆読み聞かせ☆

■The Race / Tim Archbold (書評あり)

少年と犬が1台のリアカーみたいな車に乗り、ヨーイ、ドン。
丘を下り、ゴミ捨て場を飛び越え、ぬかるみを乗り越え、・・・。
勢いのある絵本です。犬がとぼけた顔をしていて、なかなかいいです。

----------------------------------------------------------------------

☆シャドーイングによる読み聞かせ☆

■Jamberry / Bruce Degen (書評あり)

ベリー、ベリー、ベリー!おいしそうなベリーがいっぱい!
リズムも最高によく、歌うようにシャドーイングできます。
後書きがまた、楽しそうでおいしそうで、
シャドーイングしてるとお腹がなりそう。(笑)

----------------------------------------------------------------------

☆朗読☆

■THE HOUSE THAT JACK BUILT

音やリズムが楽しいマザーグースの歌を、声に出して読んでみました。
積み上げ唄(最初のフレーズに新しいフレーズが次々付け足されていく歌)
の1つです。強弱をつけてリズムにのって読むと楽しいです。


▼返答


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.