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お名前: モモ
投稿日: 2004/7/1(23:30)
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こんにちは、SSS大阪絵本の会です。 6月22日に第19回例会を行いました。 「本の紹介」はもちろん、今回も「読み聞かせ」や「シャドーイング によるストーリーテリング・読み聞かせ」がありました。 英語と中国語による「読み聞かせ」と「シャドーイングによるストーリー テリング・読み聞かせ」の良い点についての報告もあります。 お見逃しなく。 モモが報告します。 出席者:10名 ----------------------------------------------------- ☆本の紹介☆ ■A Drop of Water / Walter Wick (書評あり) 邦題『ひとしずくの水』 科学の本としても写真集としても楽しめる、美しい本。 「水って、こんなに楽しいんだよ!」という 作者のメッセージが伝わってきます。 しぶき、氷、水蒸気、雪、雲、虹・・・。 水のお話を美しい写真と共にお楽しみください。(Kian) ■Our Home / Carl Larsson (書評あり) ■Our Farm / Carl Larsson (書評あり) スウェーデンの画家Carl Larssonの画集のような絵本。 彼の7人の子どものうち、一番上の女の子が文章を書いています。 寒いスウェーデンでの、奥さんと、7人の子どもたちと 2人の家のお手伝いさん、4人の農場のお手伝いさんたちとの 心温かくなるような生活ぶりが丁寧に描かれています。(Kian) ■Choo Choo / Virginia Lee Burton (書評あり) 邦題『いたずらきかんしゃちゅうちゅう』 小さな町から大きな都市へ大勢のお客さんや荷物を運んでいる 機関車Choo Choo。 ある日、“客車がなかったら、速く走れて、みんな褒めてくれるだろうなあ” と思いつきます。 次の日、車掌や整備士のコーヒータイムのすきにChoo Chooは逃げ出します。 さあ、Choo Chooの大冒険の始まり、始まり。(間者猫) ■Sarah and The Stone Man / Francoise & Frederic Joos (書評あり) 何百年もお城の屋根を支えてきた石の巨人は ある日訪れたサラがあまりにも楽しそうに遊んでいるので、 つい大笑いしてしまします。 屋根が崩れないと分かった巨人はサラと友達になり、 一緒に街へでかけ、そして海へ。 絵がとてもほのぼのしていて、色使いもとても綺麗です。(間者猫) ■Three Robbers / Tomi Ungerer (書評あり) 邦題『すてきな三にんぐみ』 国中を震え上がらせる3人の強盗が夜な夜な強奪を繰り返します。 そんなある夜、いつものごとく襲った馬車には、金品はなく 女の子が一人。その女の子は孤児だったのです。 強盗は女の子を根城に連れて帰ります。 次の日の朝、目を覚ました女の子は強盗たちに 「このお金何に使うの?」と聞きます。 よくよく考えた強盗たちはお城を買うことにしました。 何のために? 読後じーんと心に残ります。(間者猫) ■How to Make an Apple Pie and See the World / Marjorie Priceman 邦題『アップルパイをつくりましょ—りょこうもいっしょにしちゃいましょ』 こりんごさんが紹介してくれました。 「アップルパイを作ろう!」と、ある女の子がマーケットに行きますが、 お休みです。そこで、パイの材料を手に入れるため、世界中を旅します。 何を、どこへ買いに行くのでしょう・・・? くいしんぼで旅行好きな人にはオススメの、楽しい絵本です。 最後にアップルパイのレシピも載っています。 (Kian) ----------------------------------------------------- ☆読み聞かせ☆ ■Losing Lucky (LLL Step 6) / Jenny Alexander, Illustrated by Steve Smallman (書評あり) 大切に飼っているうさぎのLucky。 いつもは元気に跳ねているのに、ある日動かなくなってしまいます。 「寝ているの?」と思う子どもたち・・・。 大切なことを教えてくれる絵本です。 ■A Present for Jojo (LLL Step 6) / Jenny Alexander, Illustrated by Jan Smith (書評あり) 今日は双子のJojoとMouseの誕生日。 2人はプレゼントをもらいます。 Mouseは大喜びなのに、Jojoはご機嫌斜め。 「私の欲しいものじゃない」と思います・・・。 考えさせられる絵本です。 ■Shortcut / David MacAulay (書評あり) ある日のことAlbertは愛馬のJuneの引く馬車でメロンを売りに街へ向かいます。 ところが、彼らがShortcutの道を通ったためにいろんな事件が起こります。 短いChapterで構成された話が続いた構成です。 各章が少しずつ関連して話が進みます。 絵が多くの事を物語っていますので、ぜひ絵をゆっくりと見ながら読んで みてください。 登場する動物たちがとてもかわいいです。 ■HAROLD AT THE NORTH POLE / Crockett Johnson (書評あり) 阿羅在北極 / 克羅格特・約翰遜 (中国語版) 英語と中国語の2ヶ国語の読み聞かせをしました。 HAROLD AND THE PURPLE CRAYONのシリーズです。 ハロルドが紫のクレヨンを持って何かを描くとそれが次々と本当になります。 今回はクリスマス・イブ。クリスマスツリーを探しに行きます。 星を描いて、雪だるまを描いて、雪景色を描いて…どうやら北極に来た ようです。 単純化された線で次々と展開していく絵に引き込まれます。 淡々と絵を描く幼児ハロルドもかわいいです。 ----------------------------------------------------- ☆シャドーイングによる読み聞かせ☆ ■Swimmy / Leo Lionni (書評あり) 邦題『スイミー』 小さくて賢い、黒い魚Swimmyのお話です。 Swimmyのきょうだいたちはみんな赤い魚ですが、 Swimmyだけが真っ黒なんです。 ある日、大きなマグロが来て、Swimmyのきょうだいを みんな食べてしまいました・・・。 Caldecott Honor Bookです。 ■Leo the Late Bloomer / Robert Kraus, Pictures by Jose Aruego (書評あり) 邦題『おそざきのレオ』 トラのLeoは、のんびりや。 お友達は字も読めるし、書けるし、こぼさないでご飯が食べられます。 でも、Leoは、まだな〜んにもできないんです。 そんなLeoがお父さんはとっても心配。 お母さんは大きく構えていますが、 お父さんは「気にしない」って決めても、 こっそり様子を伺ってしまいます・・・。 語数も少なく、ゆっくりと絵を楽しめる本なので、 読み聞かせ初心者にもオススメです。 ----------------------------------------------------- ☆シャドーイングによるストーリーテリング☆ ■Rapunzel ラプンツェル(グリム童話) 「アルク地球っ子英語プログラム エンジェルコース」より 魔女の家の庭からラプンツェルという名の見事なハーブを盗んで 食べてしまった夫婦は、生まれたこどもを魔女に取られてしまう。 ラプンツェルと名付けられ高い塔に幽門されたその子は、やがて地面に つくほどの長い髪と美しい歌声を持った娘に成長する。 ある日、塔のそばを通りがかった王子はどこからか聞こえてくる 美しい歌声に魅せられてしまうのだが、、 ----------------------------------------------------- <シャドーイングによるストーリーテリング・読み聞かせの良い点> ・ストーリーテリング、読み聞かせ共通 *間の取り方、表現力などが声に出し、まねをすることによって学べる *聞こえたとおりに言えばいいので、リズムや発音に悩まなくても大丈夫。 *音源の朗読が上手いと、まねするだけで上手にできる(ような気がする)。 ・ストーリーテリング *お話をおぼえなくて良い。 *小さなこどもに語るためのお話は、簡潔でわかりやすいものが多く シャドーイングがしやすい。 ・読み聞かせ *本を覗き込んで読まなくていい。 (ページをめくるタイミングを教えてくれる音源なら、特に楽。)
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