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お名前: Kaako
投稿日: 2004/5/16(00:00)
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5月11日、第16回SSS大阪絵本の会を行いました。
今回は、絵本の紹介、読み聞かせの他にストーリーテリングもありました。
(報告 Kaako)
出席者7人
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☆絵本の紹介☆
■The Random House Book of Poetry for Children /
Selected By Jack Prelutsky, Illustrated by Arnold Lobel (書評あり)
Jack Prelutskyが選んだ572編の詩にArnold Lobelがイラストを描いている、
とても楽しい本です。
詩の作者は263人です。有名なWilliam Blake、Robert Frostや、
Arnold Lobelの詩も載っています。
目次を見ると、
Dogs and Cats and Bears and Bats
Children, Children, Everywhere
Me I Am!
I'm Hungry!
Nonsense! Nonsense!
Alphabet Stew
などなど、楽しい詩が並んでいるのが分かります。(Kian)
■Sing a Song of Popcorn /
Selected by Beatrice Schenk de Regniers, Eva Moore,
Mary Michaels White, Jan Carr /
Illustrated by Marcia Brown, Leo and Diane Dillon,
Richard Egielski, Trina Schart Hyman, Arnold Lobel,
Maurice Sendak, Marc Simont, Margot Zemach (書評あり)
4人の選者が選んだ詩に、9人のコルデコット賞受賞画家が
イラストを描いた、お得な詩集です。
好きな画家のページを眺めるだけでも楽しいです。
目次を見ると、子どもの興味を引きそうな詩が並んでいます。(Kian)
■The Oxford Nursery Rhyme Book / Iona & Peter Opie (書評あり)
マザーグース研究第一人者のオーピー夫妻が編集した、
ナーサリーライムの本です。
800編のナーサリーライムと600のイラストが収めてあります。
イラストは白黒で小さく、よく見ると不気味と言うか、
味わい深いというか・・。(Kian)
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■Mister Seahorse / Eric Carle (書評あり)
エリック・カールが75歳の記念に出版した、とびきり美しい絵本。タツノ
オトシゴのお父さんの姿を中心に、父親が卵を孵したり子育てをする種類の
魚のお父さんたちをいきいきと描いています。大判なので読み聞かせにも向
きます。(こりんご)
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■The Rainbabies /Laura Krauss Melmed Illustrated by Jim LaMarche
子供のいない年をとった夫婦がある満月の夜ちいさいちいさい12人の赤ちゃんをみつけます。
二人は、それはそれは大切に育てるのですが、ある日使者がやってきます。(Kaako)
■PIGS APLENTY, PIGS GALORE!/David McPhail
ある夜、物音にきづいて台所に行ってみると、ぶたがいっぱい集まっているではありませんか!
リズムのよい詩で、楽しく、おもしろいお話と絵です。(Kaako)
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☆有志による読み聞かせ☆
■The Quilt / Ann Jonas (書評あり)
邦題『あたらしいおふとん』
大きいキルトをお父さんとお母さんに作ってもらった女の子が、
「これはあの時の服、これはカーテンだった」と、
それぞれのきれのことを思い出します。
お母さんが、犬のぬいぐるみSallyを作ってくれたきれも、どこかにあるはず。
今日の夜はきっと寝られないだろうな、と思っていたら・・・。
一枚の布を大切に大切に使う昔の文化は、洋の東西を問わずあったね、
という話になりました。
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☆シャドーイングによるストーリーテリング☆
■Scarface / Ralph McCarthy
「アメリカ昔ばなし(American Folk Tales)」講談社英語文庫より
The Sunに結婚することを禁じられているインディアン部族の美しい娘に恋をした身
よりもなく顔に傷をもつScarfaceは結婚の許しを請いに旅にでる。途中出くわす動物
たちの助けを借りながら困難を乗り越えThe Sunのもとにたどり着くが果たして・・・
ストーリーテリングとは
読み聞かせのように本を見せながらお話を読むのとは違って
お話を本を見せずに語って聞かせるやり方をストーリーテリングと呼ぶのだそうです。
日本語で語るときはお話を覚えてするそうですが、今回はシャドーイングで語り聞かせてもらいました。
挿絵を見ないのでお話に出てくる人や生き物、空想の世界に住む生き物やお化けなんかを
お話を聞いている者がそれぞれに思い描くのです。
子供たちの想像力を育むことでしょうし、大人の私たちもとても楽しめました。(Kaako)
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