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お名前: 杏樹
投稿日: 2003/11/30(00:27)
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絵本の会の報告ありがとうございます。
さて、相変わらずツッコミどころを見つけてしまう私…。
〉●Madeline's Christmas / Ludwig Bemelmans
〉 おなじみ、マドレーヌ・シリーズです。
〉 が、シリーズの中でも、この本は論理がわかりにくい、
〉 というみなさんの話でした。
〉 フランス人の著作だからでは?という意見も。
クリスマスはまだ読んでいないので内容には触れられませんが…。
この本はフランスで書かれたものではないんです。
今日アマゾン・フランスからフランス語版が届きましたが、著者略歴が書いてありました。
Ludwig Bemelmansは1898年当時オーストリア領だったチロルに生まれました。(現在はイタリア領)。1914年アメリカに渡り、「ヴォーグ」や「ニューヨーカー」のイラストを描きました。「マドレーヌ」は1939年ニューヨークで出版されました。
英語版で最初に見た時から、背景にエッフェル塔などパリの名所がふんだんに描かれているので、かえって現地人ならこんな名所ばかり描かないのではないか、外国人がパリをイメージして描いているからではないかと思っていました。しかも日本語訳は瀬田貞二なので原書は英語なのではないかと思っていました。しかも名前はドイツ語っぽい。
なお、英語版では第1作の「MADELINE」の巻末には絵に描いてあるパリの名所の名前が書いてありましたが、さすがにフランス語版にはありません。
英語版との違いなど詳しい内容は、マドレーヌ他何冊か絵本を買ったので、そのうち「英語以外」の広場で報告します。
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