[掲示板: 〈過去ログ〉オフ会参加募集・報告 -- 最新メッセージID: 14793 // 時刻: 2024/11/6(22:17)]
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お名前: ako
投稿日: 2007/12/29(10:08)
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報告が遅くなりました。こんにちは。akoです。
二人の絵本好きの投稿から、突然告知したオフでしたが、
4名のリアル参加(+ヴァーチャル?参加1名)で、
合計20冊以上もの英語絵本の山を前に延々、土曜午後の数時間を過ごすことができました。
初めて見るものも多く、同じ本を順繰りにその場で読んで、印象を語り合うこともできました。
その場で初めて手にした本を、読んでみて語り合う?
それ、英語でやった〜?やっている〜、自分ってすごい〜!とそれだけでコーフン!
(そういうところも嬉しいワタシ、気持ちはいつも多読初心者。作:タワラあこ(偽名))
登場した主な本のタイトルだけご紹介します。
(何しろ先週手にしたばかりで、また大半が未読ですので)
このスレッドでソレイユさんにご紹介いただいたジャパンタイムズ版も3冊とも揃いました。
事前に教えていただいてありがとうございました。
■Urashima Taro and Other Japanese Children Stories
[url:http://www.amazon.co.jp/dp/0804806098/sss-22]
※ これは図書館で手に入れた旧版で、「ISBN」という省略表現もない時代の珍しい表記にビックリしたもの。
同書の新版は、こちら(↓)で、シリーズ2冊あります。
新しい版は、一冊当たり20話もお話が入っているので、全然しらない日本のお話と遭遇できてビックリでした。
[url:http://www.amazon.co.jp/dp/4805307153/sss-22]
■桃太郎 (Kodansha children’s classics)
[url:http://www.amazon.co.jp/dp/4770017553/sss-22]
今回入手できたのはこれ1冊のみでしたが、シリーズでたくさんあるようです。
イラストが、昭和の日本、という感じがして、懐かしいこと懐かしいこと(←昭和生まれ)。
(英語とは関係ない話ですが)このタイプのイラスト、日本の童謡の本にあったような記憶があり、
幼少時にタイムトリップ、しばし気が遠くなるような感興が…。
むっ、かし〜 むっ、かし〜、うっらしーまはぁ〜
■浦島太郎 (英語で読む日本むかし話絵本)
[url:http://www.amazon.co.jp/dp/4751515314/sss-22]
あすなろ書房という日本の出版社の英語本で、シリーズのうち5冊を都内図書館から入手できました。
■英語で読む日本昔ばなし
[url:http://www.amazon.co.jp/dp/4789011968/sss-22]
ジャパンタイムズのCD付きシリーズです。3冊入手できましたが、さらに出ているようです。
日本語の全文訳や単語・熟語解説があります。
実は…、久しぶりに左ページ英文、右ページ日本語対訳という形態の本を見ました。
ふだん、日本語だけの本か、または英文字だけの洋書を見慣れた目にとって、
英日両方を同時に目にした時の感触は、なんだかパラレルワールドにトリップしたような
違和感というのか何と呼べばよいのか、かなーーり不思議な感覚がして目が(@@)でした。
対訳本を良いの悪いの言っているわけではなく、
実に不思議だったので、ちょっと報告せずにいられませんでした…
他、通常の絵本のように、一冊にお話一つの本も少ないながらありました。
■Oniroku and the Carpenter
[url:http://www.amazon.co.jp/dp/9999227341/sss-22]
これはその場で読んじゃいました。
同じセリフが何回か繰り返される場面がコドモ心をそそる面白本!
読む人によれば、名前論というテツガク的なナゾが仕込まれた話だそうです。
昔話は深い、という発見が、大人にとって得るものが山のようにあります。
■The Old Men and the Fish
[url:http://www.amazon.co.jp/dp/4880129275/sss-22]
英語タイトルだったので持参しましたが、タイのむかし話のようです。
韓国や中国など、アジア各国の昔話の英語絵本もたくさんあることがわかりました。
出版社は日本の会社ですが、有名な大手出版社以外にも、
絵本出版に力を入れている会社の存在が嬉しい発見でした。
最後になりましたが、以上に加えて、fionaさんよりご紹介いただいたサイトの昔話英文や、
日本の昔話が掲載された、なんと今年の東京都内中学校で実際に採用されている、
畏れ多くも日本国政府文部科学省(皮肉(笑))による検定済み学校英語教科書も!!
突発オフ開催きっかけとなった、「泣いた赤おに」については、
(1)モンカ省検定、教科書英文
(2)ご紹介いただいたサイト
(3)外国人作者の翻訳本
これら3種を読み比べ、一番感動できるのはどの赤鬼さん?コンテストまでその場で開催いたしました。
コレは話はわかったけど、気持ちがのれないねー、と言ってみたり。(エラソーでアレですが…)
他にも、泣いた赤鬼の鬼、桃太郎の鬼、イメージがどう違う、とか、
鬼を英語でなんと言うかなど、作品(翻訳者?)により違いがあったのも発見です。
それを言うなら、タヌキ〜! え〜〜っ?その英語で言う?なんだか違和感ある〜とか。
一方で、日本にしかいない生き物を、英語圏の人に何とか近いイメージでわかってもらうよう考える翻訳者って、
すごい仕事だねーという話になったり、いろいろで。
さすが、絵本好きタドキストさんたち、やはりと言うか、とっくにと言うか、
英米原作の英語絵本で既にいろいろな鬼っぽい?生き物の英語には出会っているようで、
出てくる感想が実に面白かったです。
むかし話の魅力についても、話題尽きることない、楽しい会合ができました。
またいずれ、と思っています。
では、どちらさまも良いお年を!
Happy たまには日本のお話も reading!
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