[掲示板: 〈過去ログ〉オフ会参加募集・報告 -- 最新メッセージID: 14793 // 時刻: 2024/11/14(16:23)]
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
10972. 第73回、74回 SSS大阪絵本の会 活動報告
お名前: Kaako http://plaza.rakuten.co.jp/haruko555okimono/
投稿日: 2007/3/22(13:26)
------------------------------
暖かい冬と思っていましたら、寒くなったり。
でも、やっと春の便り。桜が開花し始めましたね。
今回から活動報告の形を変えてみようということになりました。
これからも、よろしくお願いします。
***************************************************************************
■The Lion, the Witch and the Wardrobe / Haiawyn Oram, Illustrated by Tudor Humphries
説明などまったく必要ありませんね。「ライオンと魔女」が絵本になっています。
文章もやさしく、挿絵も大きくてとてもきれいです。
原書の『ナルニア国ものがたり』はまだちょっとというときに手に取りやすい絵本です。
(Kaako)
■The Mousehole Cat / Antoia Barber
イングランドの外れにこの港がありました。
この港は石の塀に守られ、ねずみの穴のように開いた石塀の口から船が行き来していました。
ある年、この港がひどい嵐にみまわれます。何日も続いた嵐で船は一艘も漁に出られません。
この嵐に村人は食べる物もなくなり、困り果ててしまいます。
トムは妻も先立ち、子どもも巣立った一人暮らしの老漁師。
トムは猫のモウザーに「クリスマスが目の前だと言うのに子ども達はお腹をすかしている。
漁にでなければ。帰って来れないかも知れないような漁にでるのは
身寄りのない私が行くのがいちばんいい。」
そう言って次の朝トムとモウザーは漁に出るのです。
このお話はコーンウォール地方に残る伝説なのだそうです。
この後、毎年Mouseholeの人たちはクリスマスイヴの前の晩、
晩餐をひらいてトムの思い出に乾杯するようになりました。(Kaako)
■The Adventures of the Dish and the Spoon / Mini Grey
Hey diddle diddleの歌を耳にしたお皿とスプーンは手に手をとって旅に出ます。
たどり着いたのはニューヨーク。
ショーに出た二人(?)は人気者になり、大成功の末お金持ちになりますが、
贅沢におぼれ、身を持ち崩す。
マザーグース(ナサリーライム)の中でも“Hey diddle diddle”は有名。
なので、この本の題名を見ただけでこのマザーグースを思い出される方も多いでしょう。
Hey diddle diddle,
The cat and the fiddle,
The cow jumped over the moon;
The little dog laughed
To see such sport,
And the dish ran away with the spoon.
(Kaako)
■The Man Didn't Wash His Dish / Phyllis Krasilovsky Illustrated by Barbara Coony
お腹をすかせて帰ってきたおじさんは夕飯を作ってたべました。
あまりたくさん食べて疲れてしまったので「お皿を洗うのは明日にしよう」と思いました。
でも、次の日はもっとお腹がすいていたので、もっとたくさん夕飯をつくったら
すっかり疲れてしまって「お皿を洗うのは明日にしよう」と思いました。
そして食器棚の食器を全部使ってしまったおじさんは...
どんどん、たまってゆく汚れたお皿でうまっていく様子がおもしろーい。(Kaako)
▼返答