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10921. Re: 【ご報告】3月10日(土) 池袋絵本の会
お名前: パピイ
投稿日: 2007/3/12(16:59)
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みなさん、こんにちは、パピイです。
今回2回目の参加でしたが、とっても楽しい時間を過ごさせていただきました。
さて、私の紹介した本は、
■ Wolves / Emily Gravett ISBN: 1416914919
[url:http://www.amazon.co.jp/Wolves-Emily-Gravett/dp/1416914919/-sss22]
表紙を見ると、タイトルはオオカミ、絵はウサギ。
多くの方が、どんな話?と興味をもたれると思います。
図書館から『Wolves』という本を借りたウサギさん、
その後、日常に潜む恐怖を味わいます。
絵本の中の絵本という仕掛けも面白いですし、思わず
にやりとさせる こまかな書き込みに、大人も楽しめます。
以上は、本の内容の紹介ですが、お楽しみはこれからです(笑)
ふつう、絵本の紹介理由は、
とっても良かった、面白かったから、みんなに教えたいとか、
高価な本を買ったから自慢したいとかですよね。
でもこの本は、「くやしいから、紹介しちゃう!」なんです(爆)
昨年11月のHanahou倶楽部で、Julieさんから、この本を紹介していただき、
すぐにAmazonで購入しましたが、読んでみてすぐに、「おかしい」ことに気が付きました。
彼女が紹介してくれたのは、なんと別の本でした。
■ Wolves / Emily Gravett ISBN: 1405050829
[url:http://www.amazon.co.jp/Wolves-Emily-Gravett/dp/1405050829/-sss22]
さて、どこが違うのでしょう?
まず、出版社。前者は、Simon & Schuster (米)、後者は、Macmillan(英)。
背表紙の作者名の書き方が違うとか、文章では、Forty-two teethと42 teethなどの
細かな違いはありますが、
なんと言っても、
図書カード付(英)、無し(米)。
お手紙同封の封筒付(英)、印刷された同内容の葉書(米)。
図書カードと、手紙には、かわいいイラストと、ウサギのようなサインが書かれています。
家の娘(高2)に聞いたら「かわいいから、断然英版」とのこと。
絵本の会でも同じ意見でしたね。
Amazon.jpで検索すると、英版のペーパーバックを含めて、
3冊出てきますが、その微妙な違いは画面からではわかりません。
おかげで、私はハードカバーで、両方持っていま〜す(涙)
お詫び:
すでに米版を持っていて、この紹介を読まなければ幸せだったと思った方、
ご愁傷様です。(出席者にも、ひとりいらっしゃいました)
さて、もう一冊は、メイさんが、多読通信で紹介された、
■Chicken Sunday ISBN: 0698116151
[url:http://www.amazon.co.jp/Chicken-Sunday-Patricia-Polacco/dp/0698116151/-sss22]
今年のイースターは4月8日と、まだ一ヶ月も先なのですが、登場するイースターエッグが印象的
でしたので持参しました。作者 Patricia Polaccoは、他にも素敵な絵本を書いていますね。
Patricia(白人)は、近所に住む兄弟(黒人)とは大の仲良しでした。
彼らの祖母で歌が上手なEuraも彼女を本当の孫のように愛してくれています。
物語は、Euroが欲しがっているイースター・ハットを軸に進みます。
人種も宗教も超えて、人びとが心を通わせる美しい話になっています。
タイトルは、Euraが日曜日の夕食によくフライド・チキンを作ってくれたので、
そういう日をChicken Sundayと呼んだことから名付けられています。
(パピイ)
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