[掲示板: 〈過去ログ〉オフ会参加募集・報告 -- 最新メッセージID: 14793 // 時刻: 2024/11/14(20:15)]
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お名前: ako
投稿日: 2007/3/11(18:14)
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池袋絵本の会、報告です。
もりだくさん、種類抱負、多種多様な洋書絵本が山と積まれて、
熱気一杯で、窓まで開けた楽しい絵本の会でした。
何よりよいのは、参加者の皆さんそれぞれの、紹介ポイント、面白ポイント、
これは、じかに会って目の前でお話してもらうのでなければ味わえない!
そんな素敵なひと時を過ごさせていただけました。
今回は酒井先生ご参加で、お一人お一人の絵本紹介のたびに入る茶々…、じゃなくて、
造・詣・深・い・コメントの数々をいただきながらの素晴らしい会合にしていただくことができました。
せんせ〜、ありがとーーっ! また来てね〜!(なんと失礼な…)
では私が持参した絵本からご報告させて頂きます。
(SSS書評が不具合とのことで、リンクはアマゾンです)
語数は、、、、ゴメンナサイ! カウントしなきゃいけないとなると多読できなくなるので。。。
■Roald Dahl's Revolting Rhymes (Roald Dahl)■ISBN:0142302260
[url:http://www.amazon.co.jp/Revolting-Rhymes-Roald-Dahl/dp/0142302260/-sss22]
もう、紹介する必要のない、有名な本です。語数もどこかで既に出てるはず。。
シンデレラのような有名な童話のパロディで、もんのすごく面白かったです。
ユーモア一杯で、わー、わたしもこんな面白いもの書いてみたい〜と刺激一杯受けちゃいました。
最初は、黙読で読んでいたけれど、あまりに調子が良い英文なので、
一人で読んでても声が出てしまって、
タイトル通りのライムの英語に魅せられてしまいました、
そこで、今回は、読み聞かせならぬ、音読に挑戦!
自分の自己流の勝手な音読が果たしてどうなのか、
いやはや、息が続かないほどでしたが、楽しかったーー。
酒井先生が、「読んでいるうちだんだん速くなるところがDr.Seussだねぇ」と言われて、
うわー、日頃からDr.Seuss大好きな自分は、妙に納得!
それに速く読むほうが楽しくなる!(酸欠の影響かも(爆))
実は…、自分には、これが初のロアルド・ダールでした。
いろいろなダールの本を眺めてはいたんですがイマイチわからずで、、、
ずっと「投げ」。そのまま忘れ去ってました。。。これで自信つきました〜。
■The Journey That Saved Curious George
----The True Wartime Escape of Margret and H.A.Rey
(by Louise Borden ; Illustrated by Allan Drummond)■ISBN-10:0618339248
[url:http://www.amazon.co.jp/Journey-That-Saved-Curious-George/dp/0618339248/-sss22]
ご存知おさるのジョージせんせい…、じゃなく、
本家本元、あの黄色い表紙で有名な、
なつかしのひとまねこざる、おさるのジョージの作者の人生をたどる、
いわゆる伝記なんですが、絵本なんです。
H.A.Reyさんの長〜〜〜い本名にビックリ、
そして、愉快な子サルの発想を得たのはどんなことから?
なんと、ヨーロッパだけでなく、遠く○○(あえて伏せます)でも生活した話も愉快、
そして副題にもあるとおり、第二次世界大戦が起きた時、
ナチスドイツとパリでモロに遭遇してしまってからの戦争体験、
二人の命をかけた逃避行が圧巻です。
作者Rey氏の人生そのものが、波乱万丈の物語。
それを比較的易しい英語でたどれるありがたさ!
偉大な絵本作家の生きた時代背景も知ることが出来ました。
なので、これは世界史クラブも推薦必須です。
■こども哲学シリーズ「知るってなに?」(オスカー・ブルニフィエ)■
ちょと特別に日本語なんですが、これを英語で読んでみたい〜〜〜と思った本。
ただいま英語があるかどうか調査中です。
哲学ったって、心配ありません。完全に、絵本です。
前ページ、オールカラーです。
文字も手書きで異様に大きく、老眼が始まっても大丈夫。
ものすごく読みやすいです。言葉づかいもおもいっきり平易です。
表紙をひらき、目次をめくると、いきなり1ページ全体に大きい字で、
質問が目に飛び込んで来ます。
なんでも知ってるほうがいい?
じっくり考えるのはだいじなこと?
勉強するには、学校に行かなきゃダメ?
…などなど、こどもが発する素朴な質問、いや、実は深くて鋭い質問に、
次々と、いろんな返事が出てきます。
そのいろんな質問の1個1個に、こどもの返事が何と5つも!
いるいる、そういうこと言う子って。…と思える返事ばかり(笑)
賛成、反対だけとは限らない。返事だけでも「なーるほど」でした。
そして、その5つの回答の一つ一つに、「そうだね、でも……」と、
作者?が、コメントを返します。
幼稚園児や小学生と話しているような文章なんです。
ああ〜〜っ、英語で読んでみたい!…誰か知りませんか〜!?というわけで、
絵本の会に持って来ちゃいました!
原書はフランス語だそうです。平易な言葉で哲学問答。
フランスらしい〜
フランス語多読の人は、原書でどうぞ。
ご紹介は以上、akoでした〜〜。
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この他、洋書絵本を見る機会が少ない人の参加も歓迎している関係から、
公共の図書館で入手できる洋書絵本にはどんなものがあるかご紹介、と思い、
貸出冊数限度一杯、地元公共図書館で借りてきたものを持参しました。
(小さくて軽いのばかりだけど…)
個人情報にあたるので、どこの自治体の図書館かは、
すみませんが、掲示板上では記載いたしません。
ですが、近頃の公共図書館は、自館に蔵書がなくても、
連携している他館の蔵書を調べて、配送してくれます。
「Little Miss Giggles」(Roger Hargreaves) ISBN:0749804874
「Miffy's First Sleepover」(Dick Bruna) ISBN:156836279X
「Fox in Socks」(Dr.Seuss) ISBN: 0001711245
「Marvin K. Mooney Will You Please Go Now」 (Dr.Seuss) ISBN:0394824903
「The Berenstain Bears and Too Much Pressure」 (Stan & Jan Berenstain) ISBN:0679836713
「The Snowman」(Raymond Briggs) ISBN:024113975
↑ 1冊10語しかない赤ちゃん用ボードブックなのに日本人英語学習には重大な秘訣を秘めた本!)
(なお図書館書籍は古いので、上記ISBNは変わっているかもしれない点はご容赦の程)
わたしの洋書絵本入手は、通常ほとんどが公共図書館の貸出です。
住んでいる場所の有利/不利 の問題は常にあるとは思いますが、
・図書館に、全体的に洋書が増えた。(英語読書する人が増えているのでしょうね)
・外国人居住者の増加するエリアでは、(英語話者に限らず)
公共サービスも、外国語の便宜をはかるものが増えてきた。
(英語以外の外国語蔵書も増加しているようです。)
・図書館も、以前よりは、易しめの英語の本を置くようになってきた。
(多読普及の影響?)
・もしかして図書館員さんにも、英語絵本で多読している人がおられるのかも(笑)
ついでに目立たないようちょっと自慢・・・
・多読を続けてきたことで、自分が読めるかどうかすぐに判断がつくようになり、
読めないものはその場で書棚へ戻せるので、図書館の洋書コーナーを有効活用できるようになってきた。
・図書館にあるような洋書絵本(わりと難しい)も、じょじょに読めるようになってきた!これが一番うれしーーーーー。絵本の会冥利です〜(泣)
(ここで言うわりと難しい洋書絵本とは、あのカワイイMiffyを想定。
あのウサギったら、カワイイ顔して英語はやたら難しいんです(笑))
…といったような様々な要素が重なって、
洋書絵本を楽しめる環境が整いつつある地域も出てきたのかな、、、というのが、近頃の印象です。
まだまだそういった環境にないところも多いかと思いますが、
こういったネット上の報告で、
多少なりとも、自治体や図書館を刺激し(追い詰め?(笑))、
(自治体は、コッチが黙ってると何も変わらないんだもの〜!!)
洋書絵本の多読を、多くの人が日本語絵本同様に楽しめる地域が、
日本全国ますます増えますように〜!!!
Hooray, picture books ! Happy Reading !!
では、参加された皆さん、どうぞ自由に報告よろしくお願いしま〜す。
※ 強制でも何でもないですので、オキラクにーー
(リンクなどの、PC上の作業も必須ではありませんので〜)
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