第71回、72回 SSS大阪絵本の会活動報告

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[報告] 10737. 第71回、72回 SSS大阪絵本の会活動報告

お名前: Kaako http://plaza.rakuten.co.jp/haruko555okimono/
投稿日: 2007/2/12(01:50)

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今年は暖かい冬ですね。雪の絵本を読んでもなんだかイメージがわきませんね。
いっそ春の絵本を読みましょうか。   (Kaako)

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★絵本紹介

■Abuela / Arthur Dorros, Illustrated by Elisa Kleven

Abuelaとはスペイン語でおばあちゃんという意味です。
女の子が、仲良しのAbuelaと公園に遊びに来たある日、
鳩にパンくずをやっていたはずが、気がつくと体が空高く
浮かんで公園を見下ろしているではありませんか。
冒険の大好きなAbuelaと一緒にマンハッタン中を飛び回る
不思議なお話です。 (はねにゃんこ)

■Lazy Jack / Tony Ross

とにかくぐうたらなJackはお母さんから「働いておいでー!」と怒られ
仕事を見つけます。
でも、毎度、せっかく貰ったお礼を落としたり、ダメにしてしまったり。
お母さんはその度に「次はこうして持って帰っておいで」と怒り、
Jackは言われたとおりにするのですが、それがまた裏目に出て……。
ところが、それがきっかけで驚くような事態が!

お母さんの罵り言葉の種類が豊富で驚かされます。
でも、答えるJackの台詞はいつも同じで、
「こんなところでもぐうたら……」という感じが良く出ています。(ぷーさん)

■I Hate English ! / Ellen Levine, Illustrated by Steve Bjorkman

香港からニューヨークへ引っ越してきたMei Meiは、英語に馴染めません。
文字も音も大嫌い!香港の友達に会いたい!
そんなある日、Learning Centerに英語教師のNancy先生がやってきました。
本を読んでもらって思わず聞き入るMei Mei。
クラスのこと、ペットのことなど、散歩をしながら英語で話し続ける先生。
ついにMei Meiは、"I want to talk !"と叫びます。

楽しく話すうちに中国語も英語も関係ないと気付いたMei Mei。
私もいつか身構えずに英語を話せる日が来ると良いなぁ。(Fuuko)

■Mr Wolf and the Enormous Turnip / Jan Fearnley

ある日、ミスターウルフは庭に大きなカブを見つけます。
「こりゃすてきなカブシチューになるわい」
いそいそと抜きにかかるのですがぬけません。(やっぱり!)
そこへ現れるのが小さなカエル。カエルの言うことには
「ひどい魔女の呪文によってカエルに変えられてしまった。でも本当は
王子なのだ。王女がキスしてくれたら呪いがとける。もし、君が協力して
くれたなら、ぼくの家来が君のカブをぬくために力をかすだろう。」
という訳でカブシチューにありつくために、
カエルを王子に戻す旅にでます。(ん?なんかまどろっこしい)
宮殿に行ってみると王女が3人いるのですが・・・。

こんな調子でどこかで聞いたことがあるようなお話が
どんどんくっついて進んでいきます。
カエルは王子になる?
ウルフはごちそうにありつけるでしょうか?
いろんな昔話やマザーグースの歌を捜しながら
絵本を見ると楽しいです。さて、いくつ見つかるでしょうか。(ヨム象)

■Skeleton hiccups / Margery Cuyler, Illustrated by S.D.Schindler (書評あり)

スケルトンが朝目をさましたらヒック・ヒック
シャワーをしても、掃除をしてもヒック・ヒック
貴方がしゃっくりを止めたい時はどうする?
お水を飲んだり、お砂糖をなめたり・・・
さあ スケルトンはどうするでしょう  (ユニコ)

■Mr. McMouse / Leo Lionni  (書評あり)

ティモシーは都会に住むねずみ。彼は自分を鏡で見ては
「なかなかかっこいいねぇ」と思っていました。
ところが、ある朝鏡を見たティモシーはびっくり!
そこにうつっていたのは黒い服を着た見知らぬ人(ねずみ?)
何が起こったのかわからぬまま家を飛び出したティモシーは野ネズミたちに出会います。

ティモシーは何をやっても野ネズミのようにはできないのですが、
機転を働かせます。
見た目が違うことを気にせずに受け入れる野ネズミたち。(Kaako)

■First Tomato / Rosemary Wells (書評あり)

朝から今日はさえない日、まずい事ばっかり起こるクレア。
でも、こんなさえない日は「バニープラネット」に行かなくちゃ!
ここはたのしいことが起こる夢の国。
たった一つ実った真っ赤なトマトでママにファーストトマトスープを作ってもらいました。
いーい気持ちになってスクールバスでお家に帰るのです。

この“A Voyage to the Bunny Planet”他にも2作あるようです。
“The Island Light”“Moss Pillows”  (Kaako)
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児童書の中のエピソードが絵本になった本を3冊紹介しました。

■Do You Know Pippi Longstocking? / Retold by Ingrid Nyman (書評あり)

■Pippi Longstocking in the Park / Retold by Ingrid Nyman  (書評あり)

リンドグレンの『長くつ下のピッピ』の中のエピソードを絵本にしたものです。
ピッピは世界一力持ちの女の子。
しかも、一人で暮らしていて、お料理だってなんだって自分ひとりでできるのです。
口うるさい事を言う親がいないので、やり方はとんでもありません。
トミーとアニカの兄妹(姉弟?)の隣にそんなピッピが引っ越してきて
いろんな騒動が持ち上がります。 (Kaako)

■Anne of Green Gables / Retold by M.C.Helldorfer (書評あり)

アンがグリーンゲーブルズにやってくるいきさつから
クリスマスにマシュウがドレスをプレゼントしてくれるまでのエピソードを
さらっとなぞってあります。

原作はかなり語数がありますから、本当になぞる程度です。
挿絵が水彩画でしょうか、やさしい色合いで、手にとって眺めてみるのも楽しいです。
(Kaako)
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Alexanderくんの絵本が3冊紹介されました。

■Alexander and the Terrible, Horrible, No Good, Very Bad Day /
Judith Viorst, Illustrated by Ray Cruz

Alexander君の朝の目覚めは最悪でした。ベッドからおりた途端、スケ
ボーで転んじゃうし、ガムが髪の毛にひっついてるし、セーターはシン
クの中に落ち、濡れてしまったのです。なんだか今日はとっても悪いこ
とが起こりそうな予感が…。 (テレジア)

■Alexander, Who Used to be Rich Last Sunday /
Judith Viorst, Illustrated by Ray Cruz

Alexander君の持っているコインといえばバスのトークンだけ。先週の
日曜日にはお小遣いをもらったはずなのですが…。「お前にはお金を貯
めるなんて永久に無理」とお兄ちゃんたちにからかわれてしまいます。(テレジア)

☆読み聞かせ

■Alexander, Who's Not (Do you hear me? I mean it!) Going to Move /
Judith Viorst, Illustrated by Robin Preiss Glasser (in the style of
Ray Cruz)

お父さんの仕事の都合でお引っ越しをしなければならなくなった
Alexander君。「絶対、絶対引っ越しなんかするものか!」と抵抗しま
すが…。

ヤンチャそうな男の子が描かれたカラフルな表紙につられました。この
3冊は続き物ではないみたいです。カラフルなのは表紙だけで中は全部
白黒。しかもこのAlexander君、どの本でも不機嫌でしかめっ面
なんです。三人兄弟の末っ子で「なんで僕だけ…」といじける気持ちわ
からないでもないよ。突然引っ越しと言われ抵抗したい気持ちは痛いほ
どわかるよ。けど、あまり愚痴ばかり聞かされるとね、読んでてしんど
くなるかも。(テレジア)

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Getting to Know the World's Greatest Composers Seriesから2冊紹介されました。

■Peter Tchaikovsky / Mike Venezia

ロシア人によるロシア人のための音楽。
音楽は民衆の中にある。
チャイコフスキーの原点はそこにあるんですね。
しかしチャイコフスキーが法律を学んで、
役人になったのは知らなかったなあ。
遅咲きだったんですねえ。(間者猫)

■Duke Ellington / Mike Venezia

Duke Ellingtonは小さい頃バットが頭に当たり、
それを心配したお母さんがピアノを習わせ始めたそうです。
その時は全然興味を示さず親も諦めていたのですが、
ティーンエイジャーになりHarvey Brooksの演奏を聴いて目覚めたそうです。
挿入されている写真にサッチモが写っていたりジャズ好きにはたまらないです。(間者猫)

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オランダからの絵本紹介も届いています。

■Frida / Jonah Winter, Illustrated by Ana Juan

メキシコ出身の画家、Frida Kahloのことを
小さい子どもにも分かりやすく紹介している絵本です。
とても簡単な文章と、印象的な絵で、
フリーダの小さい頃から画家になるまでを追っています。
彼女の顔は、眉毛に特徴があったのですが、
その特徴を上手く捉え、最後には眉毛を鳥に
しているところが面白いです.。  (Kian)

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何年も多読を続けているうちに読むだけでなく聞くことや
シャドーイングにも興味がでてくるものですね。

★リスニング

■Curious George Takes a Job / H.A.Rey (書評あり)

おなじみ『ひとまねこざる』です。ジョージは黄色い帽子の
おじさんに会いたくて、動物園をぬけ出します。
器用に手足を使えることから、高層ビルの窓拭きに雇って
もらいますが、知りたがり屋の性格がわざわいして
またもや困ったことに・・・。

みんなで絵本を見ながらオーディオブックを聞きました。
効果音やナレーターの声の調子がとても楽しいです。(はねにゃんこ)

★シャドーイング

VOAの素材をシャドーイングして、初めて人に聞いてもらいました。
人の前でするのは緊張したけど、
これからも楽しく続けられたら良いなと思います。(Fuuko)

他にも何人かシャドーイングをしました。
人前でのシャドーイングはなかなか緊張するものですが、
絵本の会の仲間の前だから少しは気が楽だとおもいます。
楽しんで続けて行きたいです。
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〓次回の例会のお知らせ〓

次回のSSS大阪絵本の会の例会は、
2月13日(火)、2月27日(火)大阪駅周辺を予定しています。

「絵本の会に参加してみたい」というあなた! 「ちょっと興味がある」あなた!
ご一緒に絵本を楽しみましょう。(絵本紹介はなくてもOKですよ)
参加希望の方は、この活動報告に【参加希望】の形で返信していただいて、
sss_ehonnokaiあっとinfoseek.jp までメールを送付してください。
お待ちしています。


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