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お名前: Kaako http://plaza.rakuten.co.jp/haruko555okimono/
投稿日: 2006/12/20(09:53)
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クリスマスも近づいてきました。気ぜわしい年の瀬ですが、
こんなときこそ、暖かいココアでも飲みながら絵本を読んでみませんか?
楽しい絵本がいっぱいの例会を報告します。 (Kaako)
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★絵本紹介
クリスマスも近いので、クリスマスの絵本が集まりました。
■The Dolls’Christmas / Tasha Tudor (書評あり)
少女たちがお人形のクリスマスパーティーを開きます。
本当のクリスマスパーティーのようにドールハウスを飾りつけ、お菓子も作ります。
ターシャさんが子供の頃このようなドールハウスを持っておられたそうです。
大きなドールハウスが描かれています。あんなドールハウスほしいなぁ。(Kaako)
第31回SSS大阪絵本の会でも紹介しました。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=5960]
■The Christmas Cat / Efmer Tudor Holmes, Pictures by Tasha Tudor (書評あり)
吹雪の森の中、一匹の猫が居場所もなく寒さの中、狐やふくろうにおびえていました。
その森のはずれに小さな家がありました。
そこでは二人の男の子達がクリスマスのクッキーを焼いています。
おとうさん、おかあさんと一緒にクリスマスの飾りをして眠りにつきます。
そして、森に橇の音がして動物達が集まってきました。
背の高い髭を蓄えた男の人が動物達に木の実などをあたえます。
「ねこは野生の動物じゃないだろう。どうしてこんなところにいるんだい」
と橇に乗せて連れて行ったのは...
ターシャ・テューダーさんの娘さんの文章にターシャさんが絵をつけました。
後ろに男の子達が作っていたクッキーのレシピが載っています。
そのままの量で作るととってもいっぱいできちゃいますけれど、
こんなクッキーはジンジャーマンの型に作りたくなっちゃいますね。(Kaako)
■The Little Fir Tree / Margaret Wise Brown, Pictures by Barbara Coony (書評あり)
以前にも紹介した絵本です。内容は皆さんよくご存知かと。
洋書の方は今はイラストレーターが変わってしまっているのです。
バーバラ・クーニーさんの絵が好きなので、私はこれがいいなぁ。
日本語の絵本は今でもクーニーさんのイラストです。(Kaako)
第6回SSS大阪絵本の会でも紹介しました。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=2734]
■I'll Be Home for Christmas / Holly Hobbie (書評あり)
TootとPuddleのシリーズのクリスマスのおはなし。
仲良しの二人。なんとかPuddleの待つお家に帰り着こうと
大雪の中Tootがやっとの思いで帰ってきます。 (Kaako)
★オランダからもクリスマスの絵本の紹介が届きました。
■Dream Snow / Eric Carle
Eric Carleのクリスマスしかけ絵本です。
自分の牛、馬、羊、ブタ、ニワトリにそれぞれ
「One, Two, Three, Four, Five」と名前をつけ
かわいがっている農夫のお話。
仕事を終えてソファに横になっていた時、
「もうすぐクリスマスだ!」と気づき、
そして夢を見ます・・・雪の夢です。
単純なお話と、カラフルな絵、すてきなしかけに
子どもが大喜び!の絵本です。
もちろん、大人のあなたにもどうぞ♪
オランダ語にも翻訳されています。
オランダ語題名「Droomsneeuw」
(Kian)
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絵本ではありませんが、こんな本の紹介もありました。
クリスマスにこんな映画をご覧になったり、
バレエの舞台をご覧になったことがある方も多いのではありませんか?
■Miracle on 34th Street / Valentine Davies
映画「34丁目の奇跡」のノベライズ版。ニューヨークのメイシー
百貨店がサンタクロース役に雇った老人、クリス・クリングルは
自分は本物のサンタクロースだと名乗っているため、周囲から
ちょっと頭がおかしいと思われています。しかし、果たして本当に
そうでしょうか?
信じること、信じ続けることのすばらしさを教えてくれる
心が暖かくなる物語です。(はねにゃんこ)
■Nutcracker / E.T.A. Hoffmann, Pictures by Maurice Sendak
バレエになったり、子供向けのミュージカルになったりで
ストーリーはとても有名。
本を読んでみようと思ったら、挿絵がセンダックさんでした。
1981年、センダックさんにPacific Northwest Balletの『くるみ割り人形』の
舞台とコスチュームのデザインの依頼が来たそうです。
もう今までにもたくさんバレエやミュージカルになっているのに、
もう十分だろうと思って断るつもりでいたセンダックさん、
ディレクターと会ってすっかり気が合って引き受けたそうです。 (Kaako)
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■Koalas in Beeoria / Victoria Roberts
ある日強い南風が吹いて、
3匹のコアラがユーカリの木から吹き飛ばされました。
記憶の一部を失くした3匹は蜂の町に迷い込み、
工場で働かされることに・・・。
蜂の洋服を着たコアラが面白いです。(Fuuko)
■Murgatroyd's Garden / Judy Zavos & Drahos Zak
昔あるところに、Murgatroydという男の子がいました。
髪を洗うのが大嫌いで、洗うと言われただけで叫び始めます。
その声と言ったら100万頭のライオンが吠えているかの様。
人々は困ってしまい、
とうとう、彼の髪を洗ってはいけませんという命令が出ます。
最初は喜んだMurgatroydでしたが、やがて頭に植物が育ち始め・・・。
不気味な絵で、髪はちゃんと洗おうという気にさせます。(Fuuko)
■Once A Mouse,,, / Marcia Brown(書評あり)
ある日、修行僧が物の大小について考え中、カラスに追われるネズミを助けました。
すると今度は猫が狙っていたので、不思議な力でネズミを大きな猫に変えます。
次々と変身したネズミは・・・。
木版画の3色刷りが大胆で力強い作品です。
1962年Caldecott賞受賞 (Fuuko)
■Arrow to the Sun −a Pueblo Indian tale−/ Gerand McDermott(書評あり)
むかし、太陽の神が命の矢を人の世界に放ちました。
すると、Puebloの娘に当たり、男の子が生まれました。
けれども、男の子は父親がいない事でいじめられて、父親探しの旅に出ます。
試練を乗り越えて、神の子として再び人の世に戻るというインディアンの神話です。
デフォルメされた絵がカラフルで印象的です。
1975年Caldecott賞受賞 (Fuuko)
■Ella's Big Chance —A Fairy Tale Retold— / Shirley Hughes
シンデレラ物語をちょっとひねったお話。
主人公エラは腕のいいドレス仕立て職人。舞台は町の小さなドレスショップ。
お決まりの継母と二人の姉。こき使われるエラ。もちろん妖精も現れます。
でも、馬車ではなく黒塗りの高級車。ねずみの御者ではなく、灰色の飼い猫が運転手。
最後がいささか違います。幸せは身近なところにっていう結末なのでした。
豪華なドレスがたくさんでてきて、絵もステキです。 (ヨム象)
■Guess Who's Coming for Dinner? / Cathy Tincknell, Pictures by John Kelly
何をおいても食べることが大好きなガチョウとブタの夫婦。
ある日、丘の上のお屋敷から夕食のお誘いが届きます。
大喜びで出かける二人。でも、待っているのは・・・?
ブタくんが語る楽しいお話とは裏腹に、絵の中にこわ〜い秘密が隠れている物語。
じっくりみると、読者には本当のことがわかります。 (ヨム象)
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英訳された絵本、外国で活躍している日本人の絵本作家の絵本、
日本を題材に描かれた絵本なども紹介されました。
■Barney and the Kitten / Hisako MADOKORO
”ころわんはおにいちゃん”の英語版です。
Barneyが公園で遊んでいると、迷子の子猫を発見。
一緒にお母さんを捜すことに。
お母さんを間違ったり、大きな猫にぶつかったり、
Barneyと子猫はお母さんを見つけることができるのでしょうか?(間者猫)
■Barney's First Snow / Hisako MADOKORO
”ゆきのひのころわん”の英語版です。
雪の日、Barneyと友達のCaseyが遊んでいると、
赤い手袋が落ちていました。
足跡を辿って2匹は持ち主を捜すことにしました。
さて持ち主は見つかるのでしょうか?
上記2册、原作は過去形で書かれているのですが、
英語は現在形で書かれています。結構違和感がありました。(間者猫)
■Squirrel is Hungry / Satoshi Kitamura
胡桃の実を見つけたSquirrelは隠し場所を探します。
でも、どこも先客がいて……。
ロンドンで活動しているきたむらさとしさんの絵本です。
絵はちょっと個性的ですが、とっても表情豊かな動物がかわいいです。(ぷーさん)
■In the Attic / Hiawyn Oram, Pictures by Satoshi Kitamura
男の子は自分の部屋がうもれるほどたくさんのおもちゃを持って
いますが、どれもこれも飽きてしまってつまらなく思っています。
そこで、消防自動車のはしごを伸ばして屋根裏部屋に上がって
みると・・・。
きたむらさとしさんの絵です。部屋いっぱいに描き込まれた
おもちゃの絵が圧巻です。(はねにゃんこ)
■Sayonara, Mrs. Kackleman / Maira Kalman
LuluとAlexanderの姉弟は、The Mikadoという舞台を見た
ことをきっかけに、不思議の国Japanを訪れることに。
いったい、いつの時代?日本人ってみんなツリ目??
正体不明の人・モノであふれたページは、見れば見るほど
ユーモラスで笑っちゃいます。(はねにゃんこ)
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すてきなイラスト集も紹介されました。あまりの美しさにためいきが出ます。
■The Arthur Rackham Treasury : 86 Full-Color Illustrations /
Selected and Edited by Jeff A. Menges
■Dulac's Fairy Tale Illustrations in Full Color /
Selected and Edited by Jeff A. Menges
■Nielsen's Fairy Tale Illustrations in Full Color /
Kay Nielsen
上記3冊はイラスト集です。
ラッカム、デュラック、ニールセンは、20世紀初頭に活躍した
絵本の挿絵画家です。いずれも甲乙つけがたく、その美しさは
まさに芸術作品です。(はねにゃんこ)
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ドイツ語の絵本も紹介されました。
■Vom klein Maulwurf, der wissen wollte, wer ihm auf den Kopf gemacht hat. / Werner Holzwarth
もぐらが穴から出てくると。頭の上にウ○コが。
目の悪いもぐらは犯人を見つけることが出来ず、
動物たちに犯人を聞いて回ります。果たして犯人は?
とても汚い、でも子供が喜びそうな絵本です。(間者猫)
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★読み聞かせ
■The Gruffalo's Child / Julia Donaldson, Illustrated by Axel Scheffler
あるところに、Gruffaloの父娘がおりました。
お父さんが言いました。「森には恐ろしいBig Bad Mouseがいるんだよ
だから、森には行っちゃだめなんだ」
ところが、退屈しちゃった娘は森にBig Bad Mouseをみつけに出かけてしまうのです。
恐ろしいねずみの正体は...
テレジアさんが紹介してくれました。 (Kaako)
■Alice the Fairy / David Shannon (書評あり)
「私はAlice、妖精よ。」とAliceちゃんが登場。
「まだまだ修行中なので…」と言うAliceちゃんが見せてくれる魔法(?)とは…。
"No, David"シリーズのDavid君とそっくりな顔をした女の子ですが、Alice自身が書
いたように描かれている文字を見てもAliceちゃんは、なかなかのしっかり者です。
パワフルな絵と「なるほど」と頷かせる発想は笑いを誘い、元気がいっぱいもらえる
ことまちがいなし!(テレジア)
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〓次回の例会のお知らせ〓
次回のSSS大阪絵本の会の例会は、
1月9日(火)、1月23日(火)大阪駅周辺を予定しています。
「絵本の会に参加してみたい」というあなた! 「ちょっと興味がある」あなた!
ご一緒に絵本を楽しみましょう。(絵本紹介はなくてもOKですよ)
参加希望の方は、この活動報告に【参加希望】の形で返信していただいて、
sss_ehonnokaiあっとinfoseek.jp までメールを送付してください。
お待ちしています。
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