[掲示板: 〈過去ログ〉オフ会参加募集・報告 -- 最新メッセージID: 14793 // 時刻: 2024/11/15(06:24)]
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皆さん、こんにちは、akoです。
今回は、わたしには珍しい動物関連本の回となりました。
そう、ネコなんです。
夜行性(?)のある、さるお方(笑)に、すっかり影響を受けてしまいました。
持参したのは次の5冊です。
「Meet My Cats」 Lesley Anne Ivory(絵・文とも) ISBN:0803706022
ネコを愛する作者が、かつて自分が飼ってきたネコたちを、一人一人(と言いたくなる)、
素晴らしい絵と、雰囲気のよい英文で語ったものです。
その子(←ネコ)との出会いから、性格、日常の習慣、誰は誰の子で、といった形容の一つ一つに、ネコを家族として愛情を注いできた作者の思いが伝わります。
「CATS IN THE SUN」 Lesley Anne Ivory(絵・文とも) ISBN:0803709552
表紙がまず素晴らしい。本一杯に描かれた大輪のヒマワリ、その中から二匹のネコがこちらを見ています。
この本も、同じ作者で、海外旅行の旅先で出会ったネコたちのことを、
旅の風景とともに書いたエッセイです。
ギリシアの街角で、北アフリカのローマ遺跡で、
蝶と遊ぶネコ、日向ぼっこするネコ、屋根から日没を眺めるネコ、
各地の情景にたたずむネコのイラストと旅情あふれる一冊。
「A Pussycat's Christmas」 文・Margaret Wise Brown 絵・Anne Mortimer
ISBN : 0060235322
「The Twelve Cats of Christmas」 Kandy Radzinski (絵・文とも) ISBN : 0811801020
ちょっと気が早いのですが、池袋絵本、年内は本会が最終なので、ネコ本のクリスマスものを2冊。
1冊目は、ご存知マーガレット ワイズ ブラウン。
ネコから見たクリスマスの風景が語られます。
主人公Pussycatは、どうやってクリスマスっていうことがわかるんでしょう。
雪? ツリー? ベルの音? 聖歌の歌声? そしてPussycatが最後に見たものは…?
質感すぐれた洋書の絵を堪能する一冊。
2冊目はご存知(笑)、英語のクリスマスソング、The Twelve day of Christmasの替え歌です。
元歌では、さまざまな動物に代わっていくところが、すべてネコ!!
1番から12番まで順にネコが増えていき、ページをめくるといろいろなことをしています。
元歌のメロディを知っている方は、その場で即、歌えちゃいま〜す。
サイズも小さく(17センチ四方の、ほぼ正方形)、
表見返しに「To」「From」が書かれていて、ネコ好きの人へのプレゼントにも好適な1冊。
なんたって、my true love gave to me....の歌ですもんね。
最後に…
「Shakespear Cats」 Susan Herbert(絵・文とも) ISBN:0821222813
シェイクスピアの肖像、荒野に立つ3人の魔女(マクベス)、折り重なるように息絶えるロミオとジュリエット、法廷に立つポーシャやシャイロック、
これらのシェイクスピア作品でお馴染みの登場人物たちと、シェイクスピア本人が全てネコ!!!
初めて見た時は、きゃ〜っ(大笑い)!…でした。
そして名場面のネコと一緒に、その場面の名セリフの引用が配置されています。
ネコたちの表情といい、各人物に配されるネコの種類?といい、
当時をしのぶ衣装と舞台背景のイラストといい。。。。
すべてがマッチしていて、まるでネコ世界にいることを忘れて見事な舞台演出を見るよう。
リチャード3世ネコがイジワルな表情の黒猫なのは爆笑モノ!
クレオパトラネコはまさにピッタリの高貴なシャム。
もちろん、目を閉じたオフィーリアネコが横臥する姿も欠かせません。
そして圧巻は、嵐の荒野に立つリア王ネコ!
Blow, winds, and crack your cheeks;
rage, blow.
最後にデスデモーナの、名セリフ発見。
ついつい感情移入過剰な読み聞かせ?(朗読?)させて頂きました。
さあ、皆様もご一緒に自己陶酔の境地を、
シェイクスピアの易しいところで…!
Kill me tommorrow ; let me live tonight. あぁ。。。
はぁ〜〜、、、
絵本ながめて、凄いステージを見た後の虚脱感まで感じたのは初めてです。。。
以上、終わります。
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