[掲示板: 〈過去ログ〉英語のことなんでも -- 最新メッセージID: 2495 // 時刻: 2025/1/13(15:20)]
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お名前: まりあ@SSS http://buhimaman.at.webry.info/
投稿日: 2007/11/20(18:16)
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Ryotasanさん、こんにちは。 まりあ@SSSです。
〉国語の勉強を沢山やれば国語の力も向上するという前提での主張でしょうか。
違います。
日本の国語教育は、文芸書読解に近く、日本語の運用教育を
ほとんどしていない、ということです。
日本語そのものは使いこなせることを前提に、
「この場面で誰それはどんな気持ちだったか?」とか
「作者はなんといいたかったか?」とかそういうことを
学ぶでしょう?
〉母音の種類が少ない結果として同音異義語が多くなり、多様な表現を駆使したり文字の助けを借りないと日本語会話が成り立たないと言うことはないでしょうか。母音のリスニングがたやすいことが結果的に日本語を難しくしていると僕には思えてしまうのです。
英語にも(多分それ以外の言語にも)同音異義語がありますし、
英語の場合は、文字で書くと違う文でも、聞けば同じになる場合が
あり(このへんは酒井先生がいつも話されることです)、
特に日本語に同音異義語が多くて覚えにくいとはいえないのでは
ないでしょうか?
聞き取りやすいということは、少なくとも多聴による習得が
たやすいでしょう。音そのものを掴む練習が必要な言語もある
わけですから、ワンステップ飛ばせますよね?
〉そもそも実用的な国語の勉強を長時間おこなえば高度な国語力が身に付くのでしょうか。
高度な国語力ではなく、生活に不便のない程度の人並みの日本語力を
論じています。
学校で、人並みの日本語力を身につけさせる訓練をしていない、
でもみんな支障なく日本語が使えるようになっている、といって
いるんです。
〉絵本をレベル別にするのは比較的最近の傾向です。日本の公立図書館などで、10年以上まえに発行された I Can Read Books を手に取って見れば、レベル分けされていなかったことに気づくはずです。
現在SSSで学習用レベル別絵本と言い習わしているので、その
用語を使ったまでです。レベル分けしてあろうがなかろうが、
とにかく英語を習得させる目的を感じさせる本、ということです。
Dr.SeussとかBerenstain Bear とかRichard Scarry's とか
〉これも初耳です。米国の学校で働いている友人が僕には沢山おり、中西部の小中学校は10校ぐらい訪問して教室や図書室を見学したこともありますが、日本の学校における国語の授業より多くの時間を英語の勉強に費やしている様には見えませんでした。
国語の時間数ではなく、国語の時間に何を教えているか?です。
アメリカでは、毎朝のShow and Tell とか話し方の練習をさせ
ますが、日本ではありませんし、「国語」の時間にも、日本語の
使い方を教えないではないか、といっているのです。
〉これも僕には理解できません(^-^;)。たしかに韓国や中国ほど厳しく外国語とは取り組んでいないと思いますが、日本における英語熱は相当なものだと僕には感じられます。
英語「熱」どまりです。
『なぜ私たちの英語は10秒でネイティブ発音になったのか』とか
『1週間と3日で英会話力を身につける』とかの本を買い込んで
終わりとかの人がいっぱい..
会話学校だって、英米の大学院で英語教授法を修めたアジア人
なんか見向きもせず、金髪・青い目でせいぜい大学出の、語学
教育には無資格のガイジンを喜んで採用して商売が成り立って
います。まあNOVA潰れたけど、経営拡大に無理があったためで、
講師の質が悪くて潰れたわけじゃない。
ここの掲示板に来ている方々は真剣に取り組んでいらっしゃると
思っていますが、全人口からみたらまだほんのちょっと。
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