[掲示板: 〈過去ログ〉多読前の英語できなかった自慢の広場 -- 最新メッセージID: 152 // 時刻: 2024/12/25(16:14)]
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お名前: 杏樹
投稿日: 2004/6/27(00:31)
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appleさん
調べてくれてありがとうございます。でも多読でいいかげんに読む習性が身に付いたので、これからもテキトーに読んでいくことと思います。
チクワさん
〉しかたないです。believeのieだもん。
〉ほんで、なんでreceiveではeiなのか!
と、いうより私、「die」という単語は知ってたはずなんです。意味も発音も。でも「do or die」という言葉の意味がピンと来なくて、自分が知っている「die」という単語と結びつかなかったんです。
〉〉今から思えば「do or die」って英語らしい表現ですねー。
〉かっこいいですねー。
らしすぎて、その当時は意味がピンとこなかった…
というところがまた「英語できなかった」自慢になるわけで。
〉〉そして多読後も誤読は続く…。
〉〉wickedという言葉があります。絵本や児童書にはよく出てきます。
〉〉これを確信のないままテキトーに「ウィックド」と読んでいました。
〉しかたないです。
〉kickedやpickedと同じはずだ!と思うもん。
おおっ。そう思ってもらえますか。
〉〉そうしたら…「ウィキッド」と聞こえるんです。
〉〉「え…?今まで間違えてた?」
〉杏樹さん、柔軟な耳をお持ちです。
〉こうだと決めてかかっていると、何度正しい音を聞いても
〉脳に届かない(気付かない)ようなこともありますし。
実は…字幕スーパーも出てまして…
それに作品賞や主演女優賞などの候補で、何度もタイトルを連呼するのでいやでも気がつく状態だったんです。ちなみに、「悪い魔女」をやった人が主演女優賞を取りました。舞台では顔もちゃんと緑に塗ってたんですよ。
〉これはねー、英語の方がねー、変なの!
〉(いや別にいちゃもんつけるほどのことでもないけど・・・)
そーです、変です。イレギュラーすぎ。
〉houseの複数形housesの発音も変!(glassesと同じでいいじゃんか!)
〉housingは、動詞houseの変化形なので、まあ許せるけど。(えらそーだ。)
〉それになんで一朝一夕が「いっちょういちゆう」ではないの!
〉おっとこれは日本語。
〉自分が中学の国語のテストで間違えたというゴミメモリーでした。
〉でも、おんなじようなことじゃないでしょうかね。
〉この度の我が家の長期的?引越しで、
〉昔買って全然読んでなくてしかも行方不明にしてしまっていた
〉「Sarah, Plain and Tall(のっぽのサラ)」を発見。読みました。
〉(じつはまだちゃんと本題をひきずっていますよー。)
〉講談社ワールドブックスというシリーズに入っている本で
〉たくさん解説がついていました。その中に
〉Sarahは、これを「サラ」と読むことはまずありません。
〉「セアラ」か「セイラ」のどちらかです。
〉「サラ」は、「アーカンサス」→「アーカンソー」と同じ、間違った発音です。
〉とありました。
〉うーん、読み間違っている日本人、多いだろうなー。
〉「セアラ」とか「セイラ」とか、カタカナで書かれても、それも鵜呑みに
〉したくはないけど。
あーっ
ということは小公女セーラも同じ名前では。
〉あ、2(3?)年前までの愛知県他の英語教科書New Horizonに
〉Sarahっていう登場人物がいたんですが、
〉わたし、バリバリ「サラ」ぽい方の発音してたなー。(Saはsadのsaで)
〉みんな、ごめーん。
〉あー、ここが「英語教えるのできなかった広場」になってしまう・・・
ここの広場はそれもアリでは。それだけ英語ができなかった、ということには違いありませんから。
〉英語の発音は規則のカバー率が低すぎます。
〉疎密波的なリズムをしっかり意識するのは大事だけど
〉個々の単語の間違った発音は、そのうち正しい発音に
〉出会えるさー、と思っています。
他の外国語をやると、どれだけ英語が発音とつづりの不一致無法地帯かつくづく感じます。他の言語ではある程度読み方の規則を覚えると音読するのにそれほど大きな間違いはしなくなります。
話を広げてしまいますが、これは英語がラテン文字を使っていることに起因すると思います。この文字はもともとラテン語をつづるために使われていた文字なので、母音を表記する文字が5つしかありません。しかし英語の母音は5つどころではありません。それで同じ文字なのに違う発音になってしまう、という事態が生じました。スペイン語とイタリア語では母音が5つなのでこの文字で全く不具合はありません。
しかし母音の数が多いドイツ語やフランス語はどうか、というとこれがちゃ〜んと対策立ててるんです。ドイツ語には母音の上に点を二つつける「ウムラウト」があります。これで区別ができます。他にもウムラウトで母音を使い分けする言葉は多いです。
フランス語は母音の組み合わせと「アクサン」という記号を使います。フランス語は母音がたくさんあって正確に発音するのはフランス人でも大変ですが、つづりで区別できるようになってます。「ou」は口を思い切りすぼめた「ウ」、「e」は軽く発音するあいまいな「ウ」、「o」は日本語よりも口をすぼめた「オ」、「au」はもう少し口を広げた「オ」、というふうに。
つまり英語のつづりは他の言語と違って、とってもいいかげんにつづられてできあがってしまった、ということになります。
実は日本語のややこしさも他の言語で使われた文字を流用したことに原因があります。(あー、また話が広がる)
漢字は中国の文字です。中国から入ってきたとき、中国での発音を取り入れたのが「音読み」、意味を取って日本語を当てはめたのが「訓読み」。「山」を「サン」と読むのが中国から入ってきた「音読み」、「やま」は本来の日本語。まずこれで二種類の読み方ができてしまいました。そしてさらに中国のどの地方から入ってきたか、また時代が変わると読み方も変わるので、いつ入ってきたかによって同じ漢字でも「音読み」が何種類もできてしまいました。
もひとつついでに、中国でも意味によって読み方が変わる漢字が少しですがあります。音読みもそれを反映しています。
「重」を「じゅう」と読めば「重い」の意味、「ちょう」と読めば「重なる」の意味。
(ですから「重複」は「ちょうふく」と読むのが正しい)
「楽」を「がく」と読めば音楽。「らく」と読めば「楽しい」。
「一朝一夕」は音読みで統一するからです。「せき」は音読み、「ゆう」は訓読みです。「いっちょういち」まで音読みするなら「夕」も音読みに統一しなければいけません。「ゆうべ」は日本古来の和語です。
「重箱」読みのように音読み、訓読みを混ぜる特殊な読み方もありますが、あくまでもそれは例外です。
中国語を勉強してから、日本語がいかに漢語が多いか意識するようになりました。漢語を区別するようになると、自然に日本古来の和語も見えてくるようになりました。
なんか、国語のお勉強になってしまいましたがこのへんで…。
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